物語の『灯火』は、現世の色か、幻世の色か、どんな色に輝くでしょうか。

物の怪。人間に災禍をもたらす異形の化物は、そう呼ばれています。
討伐するために置かれた守兵遣。
その中に妖雛(ようすう)と呼ばれる少女、志乃が居ます。

妖雛。人間でありながら、妖怪としての面も併せ持つ存在で、高い戦闘能力を持ちます。それは、物の怪への対抗手段を持つということ。
その対抗手段は多い方が、いい。

人で在ると同時に妖怪でも在る『夜蝶の志乃』こと花居志乃が、進む道を照らす灯りを見付けようと、心の幼さが弱さに繋がる世界で、心の研鑚の旅に出る連載中の物語です。

登場人物が見付ける灯りの色を見届けたくなるような、綺麗な日本語で紡がれた物語。
ぜひ、どうぞ。

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