アイリーンはホームズの夢を見たのか?

作者 山田湖

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★★★ Excellent!!!

印象的なシャーロック・ホームズの名言から始まる本格ミステリーです。

若手最強でありながら奇想天外な刑事と、穏やかな同僚。
二人は雪山に出現した或る事件に挑みます。
そこで不自然な足跡に遭遇したとき、「アイリーン」と名乗るAIが登場して……。

はたしてアイリーンは味方なのか敵なのか。
AIは人間を超えるのか否か。
人間ならではの視点の意義を是非、見届けてください。

★★★ Excellent!!!

タイトルから「ホームズパスティーシュ」かと思ったが、れっきとした一次創作であり、次なる物語も読みたくなった。

犯罪心理学が、過去の事例から推測し、プロファイリングを行う現代を踏まえて考えると、本作は文字通り「近未来」的な作品と言えるだろう。

本作のようなラストに向かう際、多くの場合、AIは無味乾燥な存在として位置づけられることが少なくないが、
本作は非常に個性的な性格を有しており、しっかりと相棒として活躍しているのが魅力的である。