これまでに無かった、これからの物語

タイトルから「ホームズパスティーシュ」かと思ったが、れっきとした一次創作であり、次なる物語も読みたくなった。

犯罪心理学が、過去の事例から推測し、プロファイリングを行う現代を踏まえて考えると、本作は文字通り「近未来」的な作品と言えるだろう。

本作のようなラストに向かう際、多くの場合、AIは無味乾燥な存在として位置づけられることが少なくないが、
本作は非常に個性的な性格を有しており、しっかりと相棒として活躍しているのが魅力的である。

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