概要

悲劇がお好みかい? 残念、こいつはハッピーエンドだ
 その国は、長い間ひどい男尊女卑が続いていた。
 女は家畜。男の持ち物。王族でも庶民でも女であれば同じである。
 今代の王の時代になり、ようやく男女平等が叫ばれ始めた。だが、所詮は見せかけだけだ。
 女王候補だった第一王女は、弟が生まれた途端に王位継承権を失った。
 政治の席に着くことは許されたが、女が口を開けば男は目を見開いて驚き、老婆達は「殿方に意見するなんて」と顔をしかめる。
 紛い物の男女平等の世界で、元女王候補であったライラは、それでも王族としての義務を果たそうとする。
 しかし、自由と平等を求める反乱軍の手が、すぐそこにまで迫っていた。
 
  • 残酷描写有り
  • 暴力描写有り
  • 完結済6
  • 9,187文字
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