夕日が海に沈む音 - Let me hear the sound of sunset -

RAY

Let me hear the sound of sunset


「先輩、夕日が海に沈むときの音、聞いたことあります?」


 背中越しに飛んできた、低めのしゃがれた声ハスキーボイスがオフィスの静寂を破る。


 キーボードを叩く手を止めてゆっくりと振り返った私・香坂こうさか 佳乃よしのに、北城きたしろ けいは太い黒縁の眼鏡を人差し指で押し上げてフフッと笑った。

 その問い掛けは、私たちが携わっている作業とは何の関係もない。ただ、唐突ではあるけれど、違和感はなかった。なぜなら、北城くんの予想が付かないトリッキーな言動は今に始まったことではないから。


 色とりどりの宝石を散りばめた、夜の都会まちを見下ろす、二十五階のビジネスオフィス。きらびやかで開放的な外の世界とは対照的に、五十余りのデスクとパソコンが所狭しと並ぶ室内は殺風景そのもの。

 明かりが灯っているのは私と北城くんのいる一角だけ。普段はさほど気にならない、空調の無機質な音が妙に耳につく。

 新型コロナの感染防止対策として、七割の在宅勤務テレワークが導入されノー残業が基本となっていることを考えれば、午後十時この時間に人がいるのはとても珍しい。


 それには、ちょっとした理由わけがある。



 午後五時を回った頃、部長が社長室へ呼ばれた。

 二十分後、席へ戻るや否や、部長は慌てた様子で私を呼んだ。何でも明日の午前十時に社長へ説明できるよう、過去十年の経営データを取りまとめて欲しいとのこと。

 話を聞く限り、作業は大して難しいものではない。ただ、必要なデータの量が半端ではなく、私が徹夜で対応して何とか間に合うといったところ。とは言いながら、データの欠損やシステム障害といった、予期せぬ出来事が起きれば話は別。部長の様子から「間に合いませんでした」では済まされそうにない。


「北城くん、ちょっといい?」


 思考がまとまった瞬間、条件反射のように彼の名前が口をく。

 細かい文字がビッシリ書き込まれた法律書とにらめっこをしていた北城くんは私の方をチラリと見ると、無言で立ち上がる。


「急で申し訳ないけれど、お願いがあるの」


 隣に立った北城くんに、私は状況を説明して作業支援サポートをお願いした。私の話が終わると同時に、部長が申し訳なさそうに頭を下げる。


「いいですよ。俺もサラリーマンですから」


 目に入りそうな、茶色味がかった髪を無造作に掻き上げながら、北城くんはぞんざいに言い放つ。言い方はともかく、彼が思いのほかすんなり了承してくれたことに私は安堵の胸を撫で下ろした。


 北城くんは入社三年目の二十四歳。私の大学の後輩でもある。

 経営企画部ここでいっしょに仕事をしてかれこれ一年になるけれど、初めて会ったのは、北城くんがまだ大学生だった頃。当時OG面接官リクルーターを務めていた私は、就職活動でうちの会社を訪問した彼と話をする機会があった。

 頭の回転が速いことに加え、豊かな発想と鋭い感性を持ち合わせていることで、人一倍仕事はできる。ただ、自己主張が強く自分が納得しなければなかなか動こうとしない。人事評価や出世にも無頓着であるためかなり扱いづらい。

 腹落ちしない仕事に難色を示すのはいつものことで残業に対する姿勢もかなりシビア。部長が私たちに頭を下げたのもそんな事情があってのことだ。

 性格がわかっているだけに、これまで私は北城くんに残業を依頼することはほとんどなかった。


「香坂先輩はそれでいいんですか? 先輩が納得していないなら、俺は即効で断りますよ」


 ホッとしたのも束の間。北城くんが淡々とした口調で続ける。

 口調とは裏腹に視線は刃物のように鋭い。長いまつ毛に縁取られた、両の瞳が何かを訴えかけている。

 以前もこんな表情を見たことがある。だから断言できる。もし私が曖昧な態度を取れば、北城くんは躊躇ちゅうちょなく前言をひるがえして残業を断るだろう。


 自分が動揺しているのがわかった。

 息を吸ったり吐いたりを繰り返して気持ちを静めた私は、慎重に言葉を選ぶように答えた。


「大丈夫よ。部長から趣旨を説明してもらって納得しているから」


「そうですか。それなら俺は何も言いません」


 北城くんは何もなかったように視線を窓の外へ向ける。

 百パーセント納得しているかどうかはわからないものの協力は得られそうだった。


「そうと決まれば、早速準備に取り掛かりましょう。長丁場になるから地下のコンビニでいろいろ買っておかないとね」


 私は部長に会釈をすると、北城くんを連れてオフィスを後にした。


★★


 北城くんが反抗的な態度を取ったのは、たぶん私に原因がある。

 それは、緊急の残業が入ったことで、予約を入れていたヘアサロンをキャンセルしなければならなくなったこと。

 肩甲骨けんこうこつのあたりまで伸びたストレートヘアをバッサリ切って、手入れが楽なベリーショートにするつもりだった。


 理由は二つ。


 一つは、多忙な仕事と新型コロナの影響で、なかなか髪を切りに行く機会がなかったこと。半年近く経つと、毛先がはねて枝毛も目立ってきた。傷んでいるのはわかっていながら、ついつい放置していた。


 もう一つは、多忙な仕事と新型コロナの影響で、なかなか遠距離恋愛エンキョリの彼氏に会う機会がなかったこと。半年近く経つと、歯車が嚙み合わなくなってきた。ぎくしゃくしているのを感じながら、半ば無意識のうちに放置していた。


『――ごめん。もう終わりにしよう』


 先日の電話でそんな言葉を聞いた。一瞬耳を疑ったけれど、それほど驚きはなかった。遅かれ早かれそんな場面が訪れることを予想していたのかもしれない。

 電話が切れた後も彼の言葉が耳の奥に残っていた。それは、夢でも空耳でもなく紛れもない現実――受け入れなければならない現実だった。

 二年余り付き合った彼は、非の打ちどころがほとんどない、私には過ぎた人。口には出さなかったけれど、アラサーの私は将来のことを意識していた。まさに大事な時期であって大事な男性ひとだった。

 ダメになったということは、何かが足りなかったのだろう。会う機会が少なくなったことだけが理由ではない。ただ、理由はどうあれ、このまま立ち止まっていても何も変わらない。自分を悲劇のヒロインに仕立て上げて憐れんでいても事態が好転することはない。前に進まなければいけないと思った。



「北城くん、連絡事項があるの。食べながらでいいから聞いてくれる?」


 昼食のサンドイッチを片手に、作業テーブルに広げた会議資料をチェックしていた私は、対面でオニギリを頬張る北城くんに一方的に話し掛けた。


「明後日の水曜日、終業のベルが鳴ったら私いなくなるから、何かあれば早めに言ってちょうだい。それから、次の日、髪が短くなっているけれど気にしないで」


 今思えば、あんな話をする必要などなかった。何かあったのではないかと勘ぐられるだけで、蛇足以外の何物でもない。

 あのときの私は明らかに冷静さを失っていた。前日の夜、彼氏に別れを告げられたことで精神的に不安定になっていたのだろう。


「わかりました。俺は先輩のプライベートに踏み込むつもりはありません。でも、一つだけ言わせてください」


 北城くんはオニギリの欠片を口の中に放り込むと、喉の奥に流し込むようにペットボトルの緑茶をゴクゴクと音を立てて飲む。そして、フーっと一つ息を吐いた。


「木曜日、新しい先輩に会えるのを楽しみにしています。ただ、髪が短くなっても先輩は先輩です。何も変わりません」


 北城くんの淡々とした言葉とはにかんだような笑顔に胸がトクンと音を立てる。

 言葉で説明するのが難しい、不思議な感覚だった。弱さを露呈してしまった自分を恥ずかしく思う反面、安堵感のようなものを感じた。

 後悔と満足――二つの相反する感情が自分の中で葛藤しているのがわかった。

 ただ、嫌な気はしなかった。深い霧が晴れるように、胸のあたりに広がっていた、得体の知れないモヤモヤが薄れていく気がした。


★★★


「――夕日が沈むときの音? 相変わらず唐突なんだから。じゃあ、少し休憩してキミのご高説を拝聴するとしましょうか」


 回転椅子をクルリと百八十度回転させた私は、カットするはずだった、長い髪を肩越しに背中へ流すと背筋を伸ばして姿勢を正した。


「そんなに改まらなくてもいいです。大した話じゃありませんから。コーヒーでもれましょうか?」


「それには及ばないわ。コンビニで無糖ブラックを買ってきたから」


 私がペットボトルのキャップの部分を摘まみあげるのを見て、北城くんは小さく頷く。そして、おもむろに話し始めた。


「俺がその音を聞いたのは一度だけです。火の付いた線香花火を水の中に入れたみたいでした」


「えっ? 線香花火?」


「はい。これぐらいの大きさで小さな火花がパチパチ音を立てるヤツです。やったことありませんか?」


 拍子抜けしたようにポカンと口を開ける私に、北城くんが身振り手振りを交えて説明をする。

 もちろん線香花火のことを知らなかったわけではない。北城くんの口から線香花火の話題が出たことに違和感を覚えただけ。


 不意に、脳裏に幼い頃の光景が蘇る。


 小学生のとき、夏休みになると、よく近くの駄菓子屋で花火を買って河原で花火大会を開いた。

 ススキの穂のような火花が鮮やかな手持ち花火に始まり、ロケット花火やネズミ花火といったにぎやかしを経て、真打ちである、固定式の打ち上げ花火が登場する。そんな中、最後を締めくくるのはいつも線香花火。

 火が点いているのかどうかわからない、地味な花火ではあるけれど、盛り上がった気持ちをクールダウンするにはもってこい。パシャパシャという音を伴った、可愛らしい動きを見ていると、気持ちが穏やかになって自然と笑みがこぼれた。


「そう言われてみれば、そうね」


 私の思い出が北城くんの命題と重なった瞬間、ポツリと言葉が漏れた。

 確かに、夕日は、線香花火の先にぶら下がっている、火の玉に似ている。太陽が六千度以上の高熱を帯びた恒星であることを考えれば、水と接触したらジュっという音がしてもおかしくない。

 ペットボトルのブラックコーヒーを少し口に含んだ私は、水平線に沈む夕日を思い浮かべながらうんうんと首を縦に振る。


「でも……どうしてかな?」


「何がですか?」


 私が発した、独り言のような言葉に北城くんが即座に反応する。


「どうして北城くんはその音を一度しか聞いたことがないの? そもそもどこでそんな音を聞いたの?」


 興味津々といった様子で真剣な眼差しを向ける私に、北城くんは視線を窓の外に向けて遠い目をする。何かを思い出しているようだった。


「小さい頃、俺は、技術者エンジニアだった親父の仕事の関係でアフリカのタンザニアにいました」


 視線を窓の外に向けたまま、北城くんはポツリと言った。


「東アフリカにあるインド洋に面した国。世界遺産に指定されているザンジバル島がすごくキレイなんでしょ? 確か、透明な海を木造の帆船でクルージングするのが人気だったよね? 船の名前は……ダウ船? ごめんね、教えてもらったのにうろ覚えで」


 間髪を容れず返すと、北城くんは驚いた様子で私の顔を見た。ポーカーフェイスの彼がそんな顔をするのはとても珍しい。


「『どうして知ってるの?』って言いたそうな顔ね。キミが話してくれたんだよ、就職活動しゅうかつでうちの会社を訪問したとき。私OG面接官リクルーターやってたんだけど忘れちゃった?」


 したり顔の私に、北城くんは焦った様子で何度も首を横に振る。


「もちろん憶えています。だって、俺がこの会社を選んだのは……いえ、先輩があんな他愛もない話を憶えているなんて思わなかっただけです」


「そうね。もう三年前だもんね……。じゃあ、夕日が沈む音を聞いたのは、キミがタンザニアにいたときなの?」


 話を元に戻すと、北城くんは小さく頷いて話を続ける。


「そうです。初めてザンジバル島に行ってダウ船に乗ったときです。ちょうど日没の時間と重なって、真っ赤な夕日が水平線に沈んでいくのが見えました。当時俺は六歳でしたが、そのときの夕日はそれまで見てきたものとは別物でした。子供ながらにとても美しいと感じました。そう思った瞬間、聞こえたんです、ジュっという音が」


 当時にタイムトリップしたかのように饒舌に話す北城くん。その顔には少年のようなあどけない表情が浮かび、無邪気な笑みが溢れていた。


 胸がトクンと音を立てる。


 そこには、いつもと違う北城くん――三年前、初めて会ったときの北城くんがいた。

 顔をくちゃくちゃにしたり大きな声を出したりしているわけではなく、静かな微笑みを浮かべているだけ。

 でも、確信があった。おそらく初めて会ったときの北城くんのイメージが、無意識のうちに私の中に刻み込まれていたからだろう。


 人一倍仕事ができるけれど、自己主張が強く扱いづらい北城くん。そんな彼の経営企画部ここへの異動を上司にお願いしたのが一年と少し前。かなり反対されたけれど、私が責任をもって指導することを条件に了承してもらった。

 どうしてあんなに一生懸命になったのか自分でもよくわからなかった。でも、今ならわかる気がする。


「――音が一度しか聞こえなかったのは、初めての出来事でインパクトが強烈だったせいです。二度目、三度目はインパクトが薄れたんでしょうね。先輩もあの夕日を見たら、俺が聞いたのと同じ音が聞こえると思います。ぜひ先輩にも見て欲しいです」


 北城くんが興奮した様子で私に話し掛ける。眼鏡の奥の両の瞳がキラキラ輝きを放っている。その瞳をまともに見ることができなくて、思わず目を伏せた。


 どこからか、波の音が聞こえた。


 白い天井で、大きな羽が付いたファンが音もなく回っている。

 私は大きなベッドにひとり横たわっている。一糸纏いっしまとわぬ姿で。

 シーツを巻いた身体をゆっくり起こすと、潮の香りを帯びた風が頬を撫でていく。

 視線を向けた先にあるのは白いバルコニー。その向こうには夕暮れの海が広がっている。ちょうど真っ赤な夕日が水平線に沈むところだった。

 夕日の色に染まるバルコニーの端に誰かが立っている。逆光になっているため、私の目にはシルエットしか映っていない。ただ、背格好から男性であることはわかった。

 彼は誰なのだろう。いつからそこにいるのだろう。もしかしたら、私が目覚めるのをずっと待っていたのかもしれない。

 目の前に垂れた前髪を左右にかき分けた私は、長い髪を肩越しに背中へ流そうとした――けれど、それはままならなかった。なぜなら、私の髪はベリーの付くショートになっていたから。

 そのとき、私は理解した。目に映っているのは未来の映像――近々訪れるであろう、未来の映像だということを。


★★★★


「残業の最中に訳の分からない話をしてすみません」


 目の前では、北城くんが表情を曇らせて詫びを入れている。私が無表情で黙り込んでしまったことで気を悪くしたと思ったのだろう。


「だ、大丈夫よ。別に怒ってないから」


 意識が現実に戻った私は目を逸らした。気恥ずかしくて、北城くんの顔がまともに見られなかった。とんでもない妄想を抱いていたのだから当然だ。


 一つ深呼吸をして気持ちを落ち着かせた私は、バツが悪そうな顔をする北城くんに話し掛けた。


「私、すごく興味があるんだけど。夕日が海に沈むときの音」


 その瞬間、北城くんの顔がパっと明るくなる。


「でも、それって、私が一人でザンジバル島へ行って、一人でダウ船に乗って、一人で夕日を見ればOKってことなの?」


 平静を装いながら、私は意地の悪い質問をする。戸惑いの表情を見せた北城くんだったけれど、それはほんの一瞬だった。


「それも悪くありません。でも、俺、もう一度あの音を聞きたいと思っています。誰といっしょに見るかで景色は違ったものに映ります。だから、先輩といっしょに見れば、聞こえると思うんです。あのときとは違う音かもしれませんが」


 素晴らしい切り返しだった。さすがは私が認めた男だと思った。

 ブラックコーヒーを少し口に含んで窓の外に目をやった。当たり前だけれど、そこにはバルコニーも海も夕日も存在しない。それらはすべて私の妄想の産物なのだから。

 でも、存在するものだってある。決して妄想なんかじゃない。心がその存在を確信している。


「タンザニアへ行くのはハードルが高そうね。少なくとも三つの条件をクリアしないとダメ。一つ目は、コロナが終息すること。渡航許可が出なければお話にならないから」


 私の言葉に、北城くんはその通りと言わんばかりに首を縦に振る。


「二つ目は、今日の資料を完璧に仕上げること。部長と社長に恩を売っておけば長期休暇が取りやすいでしょ?」


「さすがは先輩。俺よりずっと巧妙です」


 北城くんは眼鏡のブリッジを押し上げてニヤリと笑う。


「それから、三つ目だけれど……あの……その……」


 視線を逸らして言葉を濁す私に、北城くんが真剣な眼差しを向ける。

 心臓の鼓動が速くなっている。全力疾走した後みたいに呼吸が苦しい。でも、言っておかなければいけない。


「……年上のアラサー女、どう思う? しかも、仕事中毒で女らしさが欠けてるの」


 私が躊躇ためらいがちに発した言葉に、北城くんは鳩が豆鉄砲を喰らったような顔をする。しかし、次の瞬間、それは満面の笑みへと変わった。


「はい。俺の理想にどストライクです。どれが欠けてもNGです。あえて希望を言わせてもらえるなら、ショートヘアでお願いします。そちらの方が似合いそうですから」


「ホントかな。調子いいんだから」


 胸のあたりに広がっていたモヤモヤが消えていくのを感じた。言葉とは裏腹に私の顔にも笑みが浮かぶ。私たちは顔を見合わせて声を上げて笑った。


「じゃあ、そろそろ仕事に戻りましょう。期待してるわよ、助っ人くん」


「任せてください。今日の俺は一味違いますから」


 私が小さくウインクをすると、北城くんは右手の親指を立てて自信に満ちた表情を見せた。



 予期せぬ出来事を想定して依頼した、北城くんの作業支援サポート。別の意味で予期せぬ出来事は起きたけれど、大きな問題には至らなかった。

 とは言いながら、問題がなかったと言えば嘘になる。

 夕暮れどきになると決まって脳裏に浮かんでくるようになったから――顔から火が出るくらい恥ずかしい、あの妄想が。



 おしまい

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