第13話 沙羅の過去への応援コメント
はじめまして。コメント失礼いたします。
新興宗教問題に関心があり日本のものや、アメリカのサイエントロジー入信者・脱退者ドキュメンタリーをよく観ていました。
入信した人のインタビューを聞くと、やはり心に寂しさを抱えている人が多いですよね。久美子にも同情せざるを得ませんが、この虐待の描写は壮絶ですね。私も育った家庭で家族同士が不仲だった時期があり、沙羅のおかれた立場にも共感してしまいました(双方から悪口・愚痴を聞かされる立場でした)。
真に迫りつつも流れるような筆致に惹きつけられました。少しずつ拝読させて頂きますね。
作者からの返信
葵 春香様。
初めまして。お読みいただき、さらにご丁寧なコメントありがとうございます。
新興宗教問題に関心がおありなんですね。
昨年は日本でも社会問題になりましたものね。特に二世問題はこれからも大きな問題になっていくと思います。
私ごとですが、現在は不活発ですが、20年以上、当事者でした。久美子の立場です。
この話はフィクションですが、心情は体験に基づいたものです。
葵さま、ご家庭が不仲の時期があったのですね。沙羅に共感して下さり……辛かっただろうなとお察し致します。今は大丈夫でしょうか?心穏やかであるといいですね。
宗教観はみなさま違うと思いますが、ぜひ、また感じたことを教えてくださいませ。
第37話 沙羅双樹 《シンボルツリー》への応援コメント
心が痛くなりました。私にも親御さんがエホバの証人を信仰していて、大人になってから辞める決意をした、という友達がいました。
親が信仰しているという理由で、宗教が何かもわからない頃から信仰させられるというのは、私自身もそうなので割とよくあることなんでしょうね。でも教義のせいで、好きな部活も出来ず、運動会で出来ない種目があったり、遠足で行けない場所があったりするのは子供にとっては辛すぎると思います。輸血、体罰、信者以外からすると、全く理解に苦しむものですが、信者の方にとっては当然のことなんですよね、きっと。
子どもは親を選べないから、せめて信仰の自由は与えてあげるべきだと思いますが、なかなかそんな風にはならないのもわかってます。
私の実家は天理教ですが、同じく教会の子どもさんの中には嫌で嫌で堪らない、と言う子もいてました。ウチはユルユルだったので、あんまり規制もなかったし、布教活動なんかも全然してなくてダメダメ教会でしたが、やっぱり厳しい教会もあるみたいで。
家がやってなければ、多分特定の宗教を信仰するということはなかったんじゃないかぁと思います。まぁ縁あってのことで、別に不満は無いのですが、自分に合わない宗教を親が信仰していて、更にそれを押しつけられるのは本当に苦しいことだろうと思いました。考えさせられる物語、読めて良かったです。ありがとうございました。
作者からの返信
大和様。
まさかの沙羅双樹、一気読みに驚きと共に感謝いたします。夜中ではないですか!
私が爆睡している間にありがとうございます。
正直、今は不活発です。コロナ禍、集まり合うことができずに自然消滅ができたって感じなのですが、籍はまだあり……。
一人一人は優しくて、親切で信仰に真面目で本当に良い人ばかりなのです。
この作品を書いている最中はノンフィクションで書く勇気がなくて、半分フィクションで書きました。苦しかったのです。
正直、親の信仰を押し付けるのはどの宗教も同じだと思うのです。仏教や神道、キリスト教だって葬式時に顕になりますもの。
ただ、生活の中で頻度が高く、将来まで、いや命まで奪いかねないのが問題なんですね。
人権や尊厳も然りです。
昨今「宗教二世問題」が顕著になってきました。幼くて被害を訴えることができなかった信者が大人になったからだと思います。
さらに深刻化すると思います。
この社会問題を多くの方に知って頂きたく、前回のカクヨムコンでエッセイと現代ドラマを書きました。もし関心あれば『仔ライオンの泪』『明日のことは明日考えよう!』をご覧ください。逆に触れたくないようでしたら避けてくださいませ。
拙作品はラブコメなどのほっこり、ハッピーエンド要素がないので、毎日を楽しく過ごされたいようでしたら、是非、星都ハナスをスルーしてくださいね。前もって、ここまでお読みいただけましたこと、心から感謝申し上げます。m(_ _)m
コメント、過分の星ありがとうございます♪
第9話 沙羅双樹への応援コメント
アレすな、コレすな言う、ちっさい神様は嫌ですね。死んでから天国やら極楽に行くより、今世で朗らかに、楽しく暮らしたいものです。
神の名の元になら何でも言えるし出来る人間が一番怖いわぁ……って斯くいう私も実家は宗教法人ですが……生きやすくするためのものが、生きづらくなるって本末転倒ですよね。色んな宗教があって、色んな信仰者がいるから仕方ないのかも知れないけど。宗教っていうとやっぱり胡散臭く感じちゃうだろうし。こういうご家庭も実際にいっぱいあるんだろうなぁ……哀しいことですね。
作者からの返信
大和様。
神様は大きいのですが、その名前を借りた器の小さい人間が、げほっ、ごほっ。
最初は純粋な動機で始めるのでしょうけど、人間の煩悩が出てきてしまうのですよね、きっと。ずっと昔からある宗教はいい教えがあると思うのですが、派生していくと怖いんだと思います。
ご実家がそうだったのですね。
世の中には色々な宗教法人がありますが、幸福に寄与する場所、心の拠り所であることを望みますね。
コメントありがとうございます♪
第1話 望まない妊娠への応援コメント
私も『あんたなんか産まなきゃよかった』と二十歳の時に母に言われましたw
今は笑えますが、やっぱり不信感がどこかに残っています
母の教訓から、怒った時は口をつぐむクセがつきました
だから大きなケンカはしたことないです、いいのか悪いのか‥
ゆっくり読ませて頂きます!
作者からの返信
ぴゅうさま。
まさかの沙羅双樹にお越し頂きありがとうございます♪
ぴゅうさまにも同じ経験があったんですね。
二十歳での大喧嘩。
どんな経緯かは存じ上げませんが、傷つきますよね。そうなんです。今なら分かるのです。笑い話にもなるのです。
今でこそ、母親は大事って思いますが……。
沙羅双樹、フィクションです。
またご意見いただけたら嬉しく思います。
ありがとうございます😊
第10話 弘志の告白への応援コメント
うちのお母さんもむっちゃ宗教にはまりやすくて。騙してわたしを集会に連れて行ったことも。
吐き気がする。
嫌悪感。
大嫌い。
あの信者の目。
思い出しながら読んでます。
一休いくらいままでにつぎこんだのか!
それもいくつも!宗教あちこち変えるって逆に宗教心なくね?笑
そんなお母さんもいまは落ち着きました笑
小説のネタにさせてもらってます笑
作者からの返信
あらら、お母様も大変な時期があったのですね。
ご家族にとっては嫌な思い出として残りますね。お気持ちお察しいたします。
と、同時に心穏やかに過ごせるといいなって思います。
そうです。ネタにして昇華することって大事です。私も頑張ります。
和響さん、いつもありがとうございます😊
第1話 望まない妊娠への応援コメント
私勘違いしてました!エッセイと!
関川さんのレビューつうち見て気づく!
すいませさんでした!
作者からの返信
和響さん。
こんにちは。
昨日からお孫ちゃんを一泊二日で預かっているハナスです。
関川さんがレビューを下さったのも今、知りました。教えてくださりありがとうございます。
色んな所で「沙羅双樹」とかぶる内容を書いているからこんがらがると思います。
勘違いさせてごめんなさい🙏
私もワケワカメ(昭和)です。
コメントありがとうございます😊
第37話 沙羅双樹 《シンボルツリー》への応援コメント
このテーマ、このストーリー、書き切ったということがすごいです。
苦しいことばかり、悲しいことばかりでしたが、最後に本当の救いがありました。
それだけにラストシーンの美しさ。
素晴らしい作品でした!
作者からの返信
関川さま。
コメントありがとうございます。
最後までお付き合い頂き、本当にありがとうございました。
まだこの時はノンフィクションで書く勇気がなかったのですが……。
救いを感じ取ってくださり嬉しいです。
気持ちに寄り添ったコメント感謝しております。
過分の星までありがとうございました♪m(_ _)m
第31話 久美子の告白 3への応援コメント
まさにカルトの恐ろしさですね。
もう他人の言葉も入らない、正しいのは教義と自分だけ。
そしていまだにそういう人間がたくさんいるという事実。
作者からの返信
仰る通りです。
教義の異様さに気づかなくなっていくのがカルトです。
毒を飲めって言われても従うと思います。
コメントありがとうございます♪
第18話 復帰の条件 3への応援コメント
やっぱり宗教にお金とか政治とか絡むと、歪な方向に進みますね。まぁ拝金主義みたいなものも一種の宗教ですがね。
作者からの返信
関川さん、コメントありがとうございます。
仰る通りです。宗教は悪くないと思うのですが、そこに欲が絡むと危険な組織になるんでしょうね。利用されやすいのも特徴です(T . T)
編集済
第37話 沙羅双樹 《シンボルツリー》への応援コメント
ハナスちゃん。
言葉にできないくらい壮絶でした。
リアルな写実におののきました。
新興宗教とは、いったい何なのか深く考えさせられました。
久美子さんの入団の最初のきっかけは、家族を守りたい、家族みんなで幸せに生きたい、そういったものだったのではないかと思います。
それなのに、段々家族は離れていき心を通わせることもできなくなって、久美子さんは奉仕活動をしながらも心は苦しかったのではと思います。
マインドコントロールの恐ろしさを間近に見せつけられた気がします。
信じて疑わない心が、それを必死に守るため家族をねじ込めてやがて狂気と化してしまった。
そして誰一人救われることができない状態まで行ってしまった気がします。
久美子さんが、宗教の教えのままにまじめに取り組む人だったからこそ……。
その二世は、どこにこの感情をぶつけたらいいのかわからないままさまよい続け、もしかしたら解放された今でも怯えているかもしれません。
重く答えの見つからない大きな問題だと思いました。
ラストは沙羅の輝かしい未来が感じられて良かったです。
ハナスちゃん、こんな社会問題ともいえる大作を書きあげられたハナスちゃんに敬意を表します。
素晴らしい作品でした。
誠にありがとうございます✨
作者からの返信
のこちゃん。昨日から怒涛の通知に驚きました。ラストまでお読みいただきありがとうございました♪
二年半前に書いたので、まだ勇気が出せずに半分はフィクションで書いた物です。ですが新興宗教、マインドコントロールの闇や怖さを感じ取ってくださり嬉しいです。
二世問題が必ず大きな社会問題になるって思ってました。内部にいた人間として何が問題で、何が危険なのか残しておきたいと思いました。
のこちゃんの仰る通り、誰も悪い動機で始めてないのが問題なんです。そして二世が四十代や五十代になった今だからこそ声をあげ、世間に知れ渡っていったと思います。
この先、年金受給がない高齢一世と社会的弱者の二世家庭が壊れていくと思います。
楽園が来ると信じて生きてきたのですから、政治が関与すれば大変なことになると思います。希望を失い自死する信者がいたら……。
経済面では何も出来ない私ですが、そういう方たちのメンタル面の受け皿になれたらいいと『沙羅双樹』と『仔ライオンの泪』を書きました。
沙羅のように明るい未来に目を向けて欲しいです。のこちゃん、労いのお言葉、もったいないお言葉をありがとうございます😊
過分の星もありがとうございますm(_ _)m
第37話 沙羅双樹 《シンボルツリー》への応援コメント
星都ハナスさま
コメント失礼します(*^-^*)
うわー(>_<)💦
色々な気持ちが溢れて言葉にできません。
沙羅ちゃんには幸せになってほしいので
ラストはほっこりしますし
ただ、双樹くんや久美子さんにも切ないしで(ノД`)・゜・。
あらためて新興宗教の恐ろしさを教えてくれました。
でも、
凄く感動しました(*´▽`*)
星都ハナスさま☆
素敵な物語ありがとうございました°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
作者からの返信
青木さま。
重い話にラストまでお付き合い頂きありがとうございます♪
お友達に二世の子がいるということで読み始めて下さったんでしたね。
少しでもこの問題が認知されて、誰かに寄り添ってもらえるだけで嬉しいと思います。
誰が悪いわけでもない問題。優しい子、真面目な子、親を想う子が苦しむのはおかしいって思います。
久美子も周りから見たら狂ってるように見えますが、実は愛情深い母親だったと。
フィクションですが、何かしら感じ取ってもらえて嬉しいです。いやもったいないお言葉、素敵なレビューを頂き感謝しております。
本当にありがとうございます😊
感謝を込めて。星都ハナス🌟
第37話 沙羅双樹 《シンボルツリー》への応援コメント
最終話、悲しみと感動で鳥肌がたちっぱなしで涙が溢れました。沙羅とたくみは幸せになって欲しいと心から願います。
文章力さることながら毎回の展開がペースダウンすることなく、むしろエスカレートしていく物語は昨今の出落ちライトノベルとは違い、ぐんぐんと興味深くなっていくことに別のベクトルでの爽快感もありました。長編はこうあるべきですね。
いま、まさに読まれるべき小説ということもあり大変おもしろかったです。
狂信者の恐怖、はぐくまれる愛、兄弟の絆、表題のみごとな回収と散りばめられた伏線、素晴らしかったです。なんとか映像化して欲しいです。
作者からの返信
石田さま。
本当に一気読みして下さったんですね。
祝日で天気の良い日に、なんか申し訳ないような嬉しいような。
もったいないお言葉痛み入ります。
この話を書いた時は、ここまで二世問題が明らかになっていなかったんですが、時間の問題かなと思いました。
書いた目的は自分の後悔かもしれません。
沙羅とたくみの幸せを願って下さりありがとうございます。
組織から出た元二世たちに石田さまの願いが届きますように。
この時点では全くのフィクションですが、時間が経過したこともあり、ノンフィクションで書いてみようかなって思いました。
レビューで背中を押された気が致します。
もちろん、私も多くの元二世の幸せを願ってです。
気持ちに寄り添って下さり、本当にありがとうございました😊m(__)m
レビューを頂けて本当に嬉しく思います。
感謝を込めて 星都ハナス⭐️
第14話 沙羅の過去 2への応援コメント
この呪縛からの帰還が成されるのか、一気読み案件ですね。これほどの内容の物語がカクヨムで読めてしまうとは。やっぱり面白さが段違いですわ\(^o^)/
作者からの返信
石田さま。
こんにちは。
こんな重い話にお越し頂きありがとうございます。
デバネズミの遺言から来て下さったのかしら。感謝いたします。
第8話 久美子の過去 3への応援コメント
コメント失礼します( ;∀;)
DVに部落差別、義父親……。
色々ありすぎて久美子さんに(´;ω;`)ウゥゥ
宗教に走る人ってわたしの知ってる人は
真面目で不器用で一生懸命なんです。
ああ、やっぱり久美子さんだけが悪いんじゃない、宗教と環境だ。
差し伸べる手が違うものだったらと……思いますね。
作者からの返信
青木さま。
おっしゃる通り、宗教にはまってしまう人の多くは真面目で純粋、そして疑うことを知らない人だと思います。
正直で謙遜、信仰がある人って聖書にも書いてあるんです。が、これが別の意味で罠なんですね。
人間が組織のトップなら気がつくのですが、目に見えない存在を崇めるからややこしいって思います。
コメントありがとうございます😊
編集済
第5話 呪縛への応援コメント
コメント失礼します(*^-^*)
ここまで読み進めて気づいたこと
「良妻賢母の久美子がお父さんに逆らうようになったんだ」
この父親さんて古い日本男児、ありがち思想だけどもやッとしますね。
久美子さんが宗教に走らせるのに
何かあったのかもしれないですね。
逃げた先が最悪だったけど……(*´Д`)
作者からの返信
コメントありがとうございます。
次回から久美子の過去が語られます。
宗教にハマる、すがる人って父親コンプレクスの人が多いって思います。
父親を愛する、大好きだけど、思ったよりも自分は愛されていないと不安になって……。
それを夫に求めるんですが、満たされなかったりすると
目に見えない存在に頼るような気がします。
第8話 久美子の過去 3への応援コメント
すごいエピソードでした。
人生のどうしょうもないところが鮮やかに描かれてますね。
作者からの返信
関川さま。
コメントありがとうございます。
ワタルとは180度違う闇闇な作品にお越しいただきありがとうございます。
(ワタルに素敵なレビューをありがとうございました。感謝しております)
私、今は落ち着いてますが、宗教二世問題の真っ只中にいたので、
自分自身の体験、信者の体験をフィクションで書いてます。
不快になりましたら、すぐにストップしてくださいませ。
ありがとうございます。
第1話 望まない妊娠への応援コメント
コメント失礼します(*^-^*)
明千香さまのホームから
ハナスさまにレビュー書いてあるので気になってみたら
今話題の宗教二世じゃないですか(^_^;)
しかも二年前の作品なんですね。
またゆっくり読みたいと思います(*^-^*)
わたしの幼なじみが宗教二世なので……。
色々思うことあります。
作者からの返信
おはようございます。
おお、沙羅双樹にお越しいただきありがとうございます♪
明千香さまのホームからですか。嬉しいです。もったいないレビューを頂きました。
この作品は半分ノンフィクションです。
なぜなら私、宗教一世だからです。この話を書いた動機が、今、問題になっている『宗教二世問題』が深刻化すると思ったからです。
フィクションにしたのは、マインドコントロールされた内面だけを知って欲しかったからです。幼馴染さんが宗教二世の立場に苦しんでいるのか、良かれと思って続けているかで感想が変わると思いますが、またご意見あれば教えて下さいませ。
とても暗く闇、病みの多い拙作です。
気分が暗くなったら、すぐやめて下さいませ。
コメントありがとうございます😊
第37話 沙羅双樹 《シンボルツリー》への応援コメント
星都ハナス様
今更ながら星都ハナス様の作家としての力量に戦きます。
この、どちらかと言うと小説として取り上げるにはあまりにも重いテーマを一気に読ませてしまう筆力は相当のものです。
読後は、カルト宗教への怒りが沸々と…。
ひたすら双樹と雅人が可哀想で堪りません。
そして、他の皆は狂っている。カルト教団の関係者全員は勿論、久美子は狂信者で殺人鬼、真美は二重人格でソシオパス、弘志は浮気者、沙羅はふしだら、拓海は避妊もしない最低男…と私の目には映りました。
(ごめんなさいm(__)m 星都ハナス様の御作の登場人物をこのように表現して。星都ハナス様のキャラ設定とはかけ離れた見方をしていると思います)
自分も身近にカルト教団と関わって苦しんだ人を見たことがあるので、
『沙羅双樹』が全くのフィクションだとは思えない部分があったのです。
少ない年金からせっせとお布施(お玉串)をし、ご奉仕をする老女、働きもせず生活保護に頼りながら献金し、支部内で高い地位を得ようと必死になるおっさん、若い女性入信者を餌食にする支部長、信者に教祖の本を書店で大量に購入させる本部……etc.
いったん入信してしまえば周囲が何を言っても無駄です。救われるのは自分たちだけだという選民意識があるのです。
信教の自由ではありますが、狂信的な親の元に生まれた子どもは……やはり犠牲になるしかないのでしょうか。つらく悲しい現実がそれを物語っています。
『沙羅双樹』…タブー視される社会問題に真っ向から取り組んだ本当に素晴らしい意欲作でした。
星都ハナス様、読ませていただき、ありがとうございました。
作者からの返信
ブロッコリー食べましたさま。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
公開したばかりの頃はあまり読まれない作品だったのですが、みなさま関心ある社会問題なんですね。この拙作で初めて交流する方もいました。
同じように二世で苦しんだ方、友人や知人、隣人に同じ思いをしている方がいるって教えて頂きました。ブロッコリー食べましたさまもいらしたのですね。
第三者からしたら、何とかしてあげたい、教団が憎たらしいってなりますね。
お金、体力、時間、エネルギーだけでなく信者のアイデンティティを壊し、自尊心や命までを奪いかねない組織が本当にあるという事を訴えたかったです。
難しいのは、法が裁けないこと。教団を離れた二世信者は親はもちろん、仲間から忌避されます。孤独を味わい、トラウマに悩み、社会に馴染めず……。
忌避した親も子供と連絡をとってはいけないので、精神が病んでいきます。
おっしゃる通り選民意識が狂信的にさせるのでしょう。エホバに至っては、自分たち以外の人類は滅びると本気で信じているので、救わなければと躍起になっています。
問題だらけの作品ですね。ノンフィクションで書いたらたぶん、運営からお叱りを受けると思います。フィクションにする事で、カルトの闇を知って欲しかったので、読んで頂き感謝しております。
キャラですが、ふふ、確かに。
ここまで読みとって頂けてとても嬉しいです。読後、嫌な気持ちになってしまって申し訳ございません。
ぜひ、柊さんの作品で癒されてきてくださいませ。
いや、カクヨムにはもっと素晴らしい作品を書いている方が多くいます。
拙作にお時間をかけてくださる事、嬉しい反面、申し訳ないって思います。
いつもありがとうございますm(__)m
第33話 無償の愛 2への応援コメント
星都ハナス様
久美子さんが亡くなったのは残念でした。彼女には生きて法の裁きを受けて欲しかったです。法廷でカルト教団の全容を明らかにし、教祖らの罪を詳らかに証言して断罪して欲しかったと思います。神の名を騙り信者からお金をむしり取ってのうのうと生きている宗教者こそ許せません。やつらに何のお咎めもないということこそ、この世に神などいないということですよね。否、神はいてもいいと思いますが、こういう悪いやつらを懲らしめんかいっ! と言いたくなります。
作者からの返信
そうです、そうです。久美子がやってきた事は殺人と死体遺棄。しかも隠蔽ですね。
樹のそばに死体を埋めれば生き返ると本気で思っている狂気を書きました。
罪を償わなきゃ許せないっていうお気持ちすごくわかります。
しかし、ここがカルトの怖い所です。
実際、組織から離れるなら自分の手で命を奪い、神に復活させてもらうという信者がいます。その体験を語ると、恐ろしい事に信仰があると褒められるんです。
異常さを暴露したくて書いちゃいました。
そして、宗教者を断罪するのも出来そうです出来ないのがもどかしいです。
これもある国のプーさんと同じです。
トップがやっている事は正義だと信じて疑わないのです。
コメントありがとうございます😊
第28話 真美の告白への応援コメント
星都ハナス様
カルト宗教がこうも人間を狂気に走らせるものなのかと愕然とします。
関わった人たちの頭をおかしくするとんでもない代物だと思えてなりません。
真美さんもどこかおかしいです。二重人格者としか思えません。復讐か何か知りませんが、何の落ち度もない沙羅さん(しかも妊婦)を、例え三段目だったといえ普通の思考では階段で突き飛ばしたりしないでしょう。このような行動をすること自体、もうこの人は信用すべきではありません。弘志さんも関係を断つべきでしょう。そもそもカルト宗教にお金をつぎ込むか否か決めるのは自己責任です。真美さんの両親は自己責任だったわけですから、復習などお門違いです。表の顔がいい人ぶっているだけに、この物語の中で最も嫌いな人物です。
星都ハナス様すみませんm(__)m 星都ハナス様が描く登場人物で初めて忌むべきキャラと遭遇してしまいました💦
作者からの返信
コメントありがとうございます。
こんばんは。わわ、読了してくださった事を知り、驚きました。
真実さんですね、ふふ、書き始めは復讐キャラじゃなかったんです。ある方のコメントから、急に階段突き落とし事件を起こさせてしまいました。その動機は何にしようかと思って思案したら……。
確かに二重人格ですね。自分が流産したからといって愛する人の子に不幸を与えてはいけないですね。久美子への憎しみが大きかったイコールカルト宗教への憎しみでしょう。
ブロッコリー食べましたさま、忌むべきキャラを教えて下さりありがとうございます😊
第9話 沙羅双樹への応援コメント
星都ハナス様
すみませんm(__)m
最初のコメントで勘違いしていたことをそのまま述べておりました。タグに「輸血拒否」とあったので、てっきりエホバかと…。
やはり仏教系でしたか。
沙羅さんのお母さんの久美子さんの背景を知り、複雑な思いです。彼女を責めることはできないと思いました。とても人間的な一途な人だったのに…と。
作者からの返信
ブロッコリー食べました様。
(ごめんなさい🙏先程の返信、食べたいさまで送ってしまいました)
勘違いではないです。大丈夫です。
輸血拒否で有名ですものね。
このあとその問題も絡んでくるのでタグにしました。一番のネックです。
久美子の事をそう思ってくださりありがとうございます😊
宗教にハマる人の特徴ですね。自己肯定感が低く、不幸だった過去を何かに依存する形で昇華するのです。
正直、久美子は私の分身です。精神的な部分はノンフィクションです。
コメントありがとうございます♪♪😊
第1話 望まない妊娠への応援コメント
星都ハナス様
『沙羅双樹』という題名だけ見て、仏教的なお話かなと思っていたのですが、エホバの証人でしたか。
新興宗教…なんだか怖い感じがいたします。家族を分断するツールのようにも思えます。宗教を否定するわけではありませんが、一人の教祖の元で、自分たちの考えのみが正しいとマインドコントロールされている信者に恐怖を覚えます。決して関わりたくないです。
沙羅さんのお父さんの弘志さんとイタリア料理店の美人の店員さん…訳ありな感じですね。
そろそろ「星都ハナスさん②」を書かせていただこうと目論んでおりましたが、
『沙羅双樹』からも目が離せなくなりました(;´∀`)💦
読ませていただき、ありがとうございます!
作者からの返信
ブロッコリー食べたいさま。
こちらにもお越し頂きありがとうございます。はい。おっしゃる通りの新興宗教です。しかし、そのままだと作品としてNG出されると思うので、仏教と混ぜて書いています。
その教団の教えやマインドコントロールの仕方は反映しています。
宗教二世問題を取り上げた作品です。
トラウマを抱えている方もいますので、親子の関係に焦点を当て、なるだけぼかして書いています。
いつもありがとうございます。m(__)m
第37話 沙羅双樹 《シンボルツリー》への応援コメント
久美子さん… 亡くなった後になって初めて明かされるいろいろなこと、小説だからしょうがないことですが、改心され、そんな人知れず根回しまでしていたのなら、「死」以外の、もう少し、上手なやり方があったのでは… とは思います。
久美子さんが直接的ではないにしても大きな原因を作って二人もの人が亡くなっているわけですから、久美子さんの「死」という結末で“収まった”感じもありますが。
私も、途中で、感情的なコメントを一つ残してしまいましたが、ハナスさん、まったくもって、読むのをやめさせない、力のある筆致でした。読ませてくれてどうもありがとうございました。
宗教団体、教団と称することに関しては、最早、何も言いません。
ひとりでも多くの方が、断絶届を出してくれますよう。
ひとりでも多くの方が、入信しませんよう。
それこそ、ちゃんとした神や仏が、このような不幸を招かないように少しでも目を掛けてくれますよう。
私は祈りたいです。
そして、断絶届なんて意にも介していない信者の方。
少なくとも、不幸な出来事が起こる度に、「神を信じていないからだ」とあざけ笑う愚かさを一日も早く知ることができますことを祈ります。
此処まで、読んできて、私にできることが、祈ることとは、それもまた、複雑な思いがしています。
作者からの返信
橙さま。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
暗くて重いテーマですのに、丁寧にお読み下さりコメントまでありがとうございます。
久美子を死に渡すことは、最初はプロットになかったんですが、双樹を殺したあと、一緒にさせてあげたくなりました。
組織を辞めた人間は信者から忌避されます。たとえ親子であっても。
私の友達は孫すら抱くことが出来ません。
たくさんの涙を見てきたので……。
宗教組織は常識が通じないのですが、その中にいると感性がおかしくなります。
『断絶届け』を出す人が増えて欲しいこと、入信しないことを祈ってくださるコメントを拝見して泪が出そうになりました。
そう願ってくださる方がいるだけで、頑張れそうです。
終末論、ハルマゲンドン、楽園が来ることだけを信じて生きている信者がたくさんいます。もしも嘘だと知ったら、生きる希望を失うでしょう。元二世の子供たちはその事も考慮して、苦しんでいます。
橙さま、気持ちに寄り添って下さり、本当にありがとうございました。m(__)m
救われ癒されました。ありがとうございます。
第18話 復帰の条件 3への応援コメント
まがなりにも、信仰心をもって宗教活動とやらをしている方々が、他の信者の噂をたて、プライバシーを侵害して、嫌味を言い、皮肉を言い、他人の不幸にほくそ笑んでいる。
どんな神がそんな方々を救うのか知らないけれど、別の神がそんな心ない信者共々、地獄に突き落とすことでしょう。
作者からの返信
橙さま。
コメントありがとうございます。
何かに縋りたい、依存したい人間の悲しい姿ですね。
信仰心を持つのは悪いことではないのですが、対象が神であって、神ではないんですね。やはり目に見える人間なんです。
マインドコントロールの怖さだと思います。監視社会です。人が人を裁き、罪に定める怖さが宗教団体の厄介な所です。
地獄に落とす神がいたら、どんなに救われるでしょう。
第16話 復帰の条件への応援コメント
500万円はすごいですね。
きっと時間をかけて付き合いながら、どれくらい資産を持っているのか、調べているのでしょうね。
作者からの返信
足元見られちゃいました。
もちろん創作ですが、200万円でも高いですね。
編集済
第37話 沙羅双樹 《シンボルツリー》への応援コメント
最後まで読ませていただきました。
誰が被害者で、誰が加害者か。一様に指摘することのできない問題がこの宗教2世にあるのだと思い、またそれがこの問題の解決を難しくしているのだと実感させられました。
星都様に教えて頂いたことで、専業主婦を宗教に勧誘する時は「家庭の平和」を説けばいい、とありましたが、教えを信じた故に壊れて行く家庭という現実を誤魔化しきれずに久美子が我に返って、けれど信仰を捨てきれずに揺らぐ心が最後まで痛々しく思えました。
宗教2世という問題にどのような解決策があるのか。
これについて考えながらこの作品を読ませて頂いていたのですが、私なりの結論を少々述べてみます。
おそらく現在は、宗教から脱退された2世の方達の自助グループがあるのではないかと思われます。けれど当事者ではなく、周りの人が彼らをどうやってサポートしたらいいのか、どのように寄り添って社会への"再登板"を支えて行けばいいのか、そこが今のこの社会に足りないシステムではないのかなと思いました。
子どもの頃の記憶として、クラスメイトであっても宗教に熱心な家庭の子どもはどこか変わっているように思えて、遠巻きに見ていた記憶があります。成長してからも、よほどの親しい間柄でないと親身になって介入しようとは思えないのではないでしょうか。
そして私が最も懸念しているのが、助けようとした行為が、むしろ当事者を追い詰めることになるケースです。
たとえば、この物語で星都様は教団のダメな部分を非常にリアルに描いておられ、読んだ方からは、このような新興宗教はいけない、許されないことだと共感し、批判するコメントが寄せられております。この辺りは星都様の物語を書く技量の高さとしてすごいなあ、と素直に思うところです。
以降は私個人の考えです。
けれど、批判のコメントは元信者の方の過去を否定することになるのかなと。
元信者の方は、こちらのお話の最初の方のコメントで書かせていただきましたが、
どこからどこまでが本来の自分で、どこからが宗教の教えなのか、不可分な自我を持っていると思うのです。
脱退したばかりでその分離が不全のまま、これまで自分が信じてきた宗教やそれに基づく行為を否定する言葉を浴び続けることは、これもまた自傷行為になってしまうのではないでしょうか。
どうしてもその人を救おう、その団体から引き離そうという思いが強いほど否定の言葉は強くなり、結果として元信者の方は自分を根本から否定され続け、誰も味方がいないと感じて逃げ場なく追い詰められてしまう。そんなこともあり得るのではないでしょうか。
元信者の方の自殺も多くあると聞きました。
救おうとする人たちにこそ、元信者の方達が持つ複雑で繊細な心を肯定し、許容する心構えが必要であることの周知が必要だと、これが私がこの物語を読ませていただいて導いた結論です。
私が思うに、否定は教団から決別するためのロケットを打ち上げる燃料で、決別した後に必要なのは過去の許容であり肯定なのではないでしょうか。
そう思って星都様のトップページを拝見したところ、宗教への許容と肯定が感じられるエッセイを連載されていて、なるほど星都様はご自身で再生の道を歩まれているのだな、とそこでしみじみとした感動を覚えましたことをお伝えしておきたいと思ったのです。
私自身のことを申しますと、星都様のように神やそれに類する物への信仰心は、実は皆無なのです。もうきっぱりと。・・・・・・敢てあるとすれば科学への信仰心でしょうか。まあ、否定しかない世界なんですけどね、科学って(゚ω゚)
非常に興味深い内容で、そして深く考えさせられるこの作品を、作者である星都様に伴走して頂きながら読み終えることができて大変ありがたく思っております。
これは本当にカクヨムの醍醐味であると思うのです。長々しい感想に毎回お付き合いいただき、また多くのサジェスチョンを頂けましたことにお礼申し上げます。
ありがとうございました!
作者からの返信
葛西さま、最後までお付き合いいただきありがとうございます。
おっしゃる通り、誰が加害者で誰が被害者なのかが特定出来ないのが宗教問題だと思います。伝道する信者も終末論に煽られて本気で命を救おうとしていますし、親は子供の命を救いたいと必死になっています。
久美子は信じ切っていた故に、第三者からみれば愚かな行為を信仰心だと思ってしてしまったんですね。家庭を平和にしたいという願いが強い人ほど、冷静に考えられなくなり、大胆な行動をします。
心理的な面で言えば、「オレオレ詐欺」に近いのかなって思います。愛する家族のピンチを助けようとするあまり、理性が吹き飛ぶのですね。騙されている事を気付けずに……。痛々しいと思います。
自助グループの存在があるようでないのが現実です。心の純粋な元信者は覚醒が始まると、ほとんどの確率で精神疾患になるんです。どんなに強くいようとしても、過去を台無しにされた悔しさや後悔、どこに怒りをぶつけたらいいのか分からない苛立ち。アイデンティティの崩壊。
まだ信者である親との確執で、誰も味方がいないように感じるのも確かです。
社会性が育っていませんし、信者からは無視され、孤立してしまうんですね。
孫が生まれても、親に見せることも許されず、親も自然の欲求を殺して接します。
おっしゃる通り、繊細な心の肯定は必要不可欠なことです。お互い覚悟も必要だと思います。
闇が深く、きっと解決できないこの「宗教二世」問題はドラマ化や映画化もされていますが、元信者にとったら触れられたくない過去に、傷に塩を塗られただけかもしれません。
葛西さま、いつも真摯にお読みいただき、ご意見を頂けて嬉しく思います。
いつかこの題材で、もっとリアルに書こうって思っていましたが、人権を無視する記述にもなるので、創作にとどめておこうと思います。
過分のお星さままでありがとうございました。
本当にありがとうございました。m(__)m
第31話 久美子の告白 3への応援コメント
久美子が一線どころか二線も三線も超えていたことが、もはやサイコホラーの様相で怖かったです。
これまでの星都様の返信コメントで、専業主婦の方が宗教に入れ込みやすいという事を教えて頂きました。孤立しやすい環境にある彼女たちには、外の世界で「おかしい」「変だ」と云われることを疑うことなく信じて、しかも実行してしまう危うさが確かにあるのでしょう。
"外部から隔絶された状況"が、歪んだ認識と、それによる虐待も暴力も包み隠してしまう恐ろしさをまじまじと感じました。
産後の鬱であったり、ワンオペ育児であったり、ワンオペ介護であったり。
専業主婦の方でなくても、ふとした拍子につけ込まれる心の隙間はどんな人間にもあるように思えます。今の世の中はその隙間すら"多様化"しているようで、それを思うと足元の地面が抜けるような怖さを感じます。
そうして聖職者による性暴力は確かに、今、カトリック教会を揺るがしている大きな問題ですね。宗教にはどうしても精神性に拠る部分があり、法律では裁くことができない問題も山積みですが、少なくとも刑法で問える犯罪については公正に裁かれて欲しいものです。
そんな宗教の"良くないモノ"が凝ったような久美子を目の前にして、そして自分が殺されようとしているのに、それでも庇おうとする双樹の心もそうですが、自分の背を押して転ばせた真美のことも許そうとする沙羅の心は、純粋と云うよりも均衡を欠いた歪さと悲哀を感じさせられました。
物語も終盤に入ってきて、このお話の結末がどうなるのかはらはらしながらまた続きを読ませていただきます。
作者からの返信
もっと現実に即した事を書けば良かったのですが、勇気が持てず非現実なエピソードを入れてしまいました。
宣教する側(信者)には、どうすれば耳を傾けられるかマニュアルがあります。専業主婦の心を引くのが一番簡単です。
家庭生活を幸せにするためのコツを伝えればいいのです。悪く言えばそれを餌にして訪問を続け、信頼関係を築いたところで、宗教の教えを脳に入れていきます。
サラリーマンには人間関係の事、政治、経済の事などを餌にします。
性的虐待が隠蔽されやすいのは、どの宗教も同じですね。信仰宗教組織に於いては、二世がやっと成人し、訴えはじめたからだと言われます。アメリカやオーストラリアに多く……裁判だらけです。
沙羅も双樹も組織を憎みながらも、幼い頃から人を許す事を美徳だと教えられてきたので、そういう行動をとりました。
マインドコントロールが解けない母親に対して絶望した双樹、もう限界だったんでしょう。書いていて辛いシーンでした。
終盤もまた非現実になっています。
いつもコメントありがとうございます。
編集済
第26話 夏椿への応援コメント
輸血に関して、代替医療が提供されることはとても心強い事です。
人の命を救うことが絶対の使命であると徹底的に教育されて医者は治療の現場に立ちますが、見方をかえれば、それもまた"信じる教え"なのですよね。
互いの信条を譲れずに起きた不幸な事例が数多くあることかと思います。沙羅を担当するお医者様の柔軟さが有り難いと思いました。
科学の進歩が、互いに譲れない信条の衝突を緩衝できる手段となることは、とても良い事だと思うのです。
そして、人は生きていく上で自分の行動の指針となるような何かに頼らざるを得ないのかもしれないと思いました。
それが宗教であれ、信条であれ、思想であれ。
人の多様化が進む現代社会で互いの"信条"がぶつかり合うことは避けられず、結果、心を壊してしまったり歪な形のまま成長してしまう人が出てくるということでしょうか。
けれど星都様のように、ご自身の経験をこのように発表されることでその問題が隠蔽されることなく、世の中に明らかにされることは今後の人達のためになることだと思います。
気配を感じられない双樹の登場に、不穏な予感を抑えきれません。
作者からの返信
1980年代、輸血拒否で男の子が亡くなり社会的に大きな問題となりました。
ビートたけし主演でテレビドラマ化もされて、批難の的にもなりました。
医者の立場からしたら、命が優先ですね。
代替医療の選択が今でこそ多くなったものの、当時は知識がなかったと思います。
信条を否定する事なく、最善の方法で治療してくれる病院が増えたようです。
医療や科学の進歩ですね。
専業主婦は夫の反対を受けながら、自分の信仰を守り子供を育てるので、精神的に病む信者が多いです。暴力を振るわれる事も喜びとして活動します。
近所から孤立もするので、組織に帰依しなくては生きていけないと思い込まされます。
実際は存在しない組織をこの作品に登場させていますが、マインドコントロールの巧みさはノンフィクションとして表現しました。
双樹ですね。もうすぐ真相が明らかになります。
いつもコメントありがとうございます😊
編集済
第23話 トラブル 3への応援コメント
本来、人の心に安寧をもたらすはずの信教が、むしろ人の心の醜さをあからさまにし、増大させている様子がとてもリアルに伝わってきました。
宗教の他、社会的な思想を持った団体でもこのような事が歴史上繰り返されてきたように思います。
例えば、凄惨な内ゲバを繰り返し、あさま山荘事件を起こした連合赤軍とよばれる過激派組織が挙げられるでしょうか。
彼らの思想の始まりは、誰もが富も幸福も平等に分かち合う社会の実現、すなわち"理想的な"共産主義社会の実現だったかと思います。
近年もっとも凄まじい思考の束縛は、北九州監禁殺人事件で行われていたもので、これはもう本当に、マインドコントロールの極致です。こちらの事件に関してはかなり凄惨で残酷なので、調べられる時は充分にご注意ください。
自分の人間関係を操られてしまう否応の無い無防備さは、群れる生物として社会性を発達させながら進化してきた人間と云う生き物が持っている、強烈で致命的なバグであると、生物学を専門とする私は考えたりもします。
子どもを思う親の心、仲間内で自分の存在を認められたいと願う承認欲求、群れの中で高いヒエラルキーを得たいという欲望。
すべて人間の理性と云うよりも、動物の本能に根差した感情で、そこを巧みに操ろうとする宗教者こそ問題の根源ではないのかと思いました。
ちらりと見えた次回の話の題名が、いよいよ輸血問題に絡んでくるようですので、心して読ませていただきます。
作者からの返信
葛西さま、コメントありがとうございます。
聞いた事はあっても内容まで知らなかった「あさま山荘事件」と「北九州監禁殺人事件」を少し調べてきました。
おっしゃる通り、マインドコントロールの極致ですね。力のある者が弱い者に対して恐怖を植え付けて支配しているのだと思いました。
実際、モデルとしている組織はもっといやらしく、「罪を犯すなら神に裁かれる」とか、「悪魔にスキを与えた結果である」「生き残れない」という恐怖を植え付けます。
ヒエラルキーもその通りで、厄介なことに上に立つ人間にある程度の権威を与えて、人を裁く、優越感を持たせます。
組織内にいるとトップは絶対者ですので、逆らえず、マインドコントロールされてしまうんですね。
それで、平気で子供を身体的に虐待してしまうんです。思考回路が同じだと思いました。
家庭の中で承認欲求が満たされない主婦が多いのも頷けちゃいます。
本能的に従う動物を育てているのと同じです。
葛西さまは生物学が専門なんですか。
わぁ、すごいです。今まで人間の粗暴さゆえの事件について生物学的に分析する事も出来るのでしょうね。
カルト宗教にハマる人の特徴も生物学的に分析すると、共通点があるのではと思います。
はい、次話は輸血に関してですが、社会的に大きな問題になった事件もありますので……。組織の罪は重く深刻だと思います。
いつもありがとうございます😊
編集済
第20話 反発への応援コメント
妊娠という事実は沙羅にとって教団からの解放、決別の意思表示だったのかと考え、いやそれよりも、これはリストカットなどの自傷行為の方が近いのかもと迷いました。
沙羅は教団から離れた自分に、教団から離れた母として久美子が接してくれることを望んだのに、叶えられなかった。親の愛をどれだけ望んでも与えられない痛々しさが伝わってきました。
その久美子自身にも、親から望むような愛情を受け取ってこれなかったという、断ち切れない負の連鎖が厳然としてあることにどうしようもない悲しみを覚えます。
"安全基地"を得られなかった、あるいは喪失した子どもが、成長して自分の子を成しても、その子の"安全基地"として機能することができない、すなわち、避けようのない親子関係の機能不全がそこにある、と言い換えることができるでしょうか。
そして、教団から与えられた人生と、教団に接触する前の本来の自分が生きるはずだった人生。
久美子には二通りあった人生の選択肢が、沙羅には教団から与えられた人生という一つの選択肢しかなかったのですよね。
自分には与えられなかった「普通の人生」を望む沙羅の姿が、二世の方の苦しみと重なります。
一話一話に考えさせられながら、読ませていただいております。
作者からの返信
葛西さま、鋭いご意見ありがとうございます。
おおって思いました。見抜かれたと思いました。
望まない妊娠は、おっしゃる通りリストカットに近いですね。教団や親が一番やって欲しいない事で身を痛める。
感情的に限界になった沙羅はそんな思いで性交渉したと思います。
負のループも感じ取って下さりありがとうございます。
親が不幸な生い立ちを消化(昇華)出来ないと、子供も不幸になりますね。
久美子と沙羅の親子関係はもちろん創作ですが、感情面では私の実体験が入っています。
リスカでは抑えられなかったストレスを、望まない妊娠で解消しようとする愚かさ、今、反省しています。
心の奥では誰かに愛されたい、愛する存在(子供)を作りたいというエゴを書いてみました。
沙羅の苦しみは大人に近づくほど増してきます。
宗教二世の心のケアを作品に込めましたが……。
素人が書いたものですので、拙いですが、お読み頂き本当に感謝しております。
葛西さまの作品のクオリティーに圧倒されています、私。
コメントありがとうございます😊
第18話 復帰の条件 3への応援コメント
前回の私の長々としたコメントにも丁寧にご返信いただきありがとうございました。
今のところですが、「否定と肯定」という観点から、考えをまとめられそうかな、と思っているのです。
今夜読ませていただいた水晶玉のこと、否定は簡単にできると思うのですが、でも私は、娘を思う母の気持ちはストレートに肯定できると思うのです。
こういう状態にあったら、誰でも500万円払ってしまうんじゃないのかな?娘を思う母の心を、ただ愚かだと一刀両断し、糾弾する事はできないなあ、と。
否定と肯定、本来なら人が自由に取捨選択できる物事の二面性を、一方向に縛ってしまうのが洗脳ということかと思うのです。
輸血の問題については私も仕事の関係上少々齧った程度の知識があります。けれど当事者の方の物語として読ませていただくのは初めてなので、この後のお話も興味深く読み進めさせていただきます。
*「残酷な神が支配する」はマンガなのです。少女漫画タッチの柔らかい絵なのですが、内容はとても深いです。読むのが辛いという方もおられるようですので、星都様、もしご興味お持ちの様でしたら電子版の試し読みを一度、ごらんくださいませ。……R18有のBLでもあるのです。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
「カルト」というフィルターを外せば、肯定できる内容かなって思います。
組織に復帰できない事は、信者からしたら霊的な死を意味するので、500万円は安いと思ってしまいますね。ここは物質(水晶)で表現する事で読者の皆さまに想像が容易にできるよう創作しました。
組織から離れ忌避された人たちは人間の尊厳を失って……自殺してる例もあります。
厄介な事に信者の親は亡くなった子供が将来、復活すると信じているので、そちらを選ぶんです。本当に思考停止です。
輸血で今の命が助かっても、ハルマゲドンで滅ぼされるという教義から、頑なに拒否することも危険ですね。カルトの特徴です。
重い話ですが、いつもありがとうございます。
「残酷な神が支配する」昨日、YouTubeであらすじを確認致しました。
漫画ですね。見たことのある絵だと思いましたが、内容には衝撃を受けました。
主人公の不幸が( ; ; )
試し読みもあるのですね。教えて下さりありがとうございます♪ m(__)m
編集済
第15話 双樹からのメールへの応援コメント
信教の自由、という言葉の重みを考えさせられました。
日本においても基本的人権として憲法で保護されている人権ですが、現代におけるこのような事態を想定していない時代の条文であると私は考えています。
つまり現在の日本では、信教の自由を論点にしてこの問題を解決することはできない、ということになるのかと。
ではどのような社会の決まり事がこの問題を裁けるのか、その問いに対する私なりの答えを模索しながら、このお話を読み進めております。
虐待の場面では、沙羅の心の引き攣るような痛みを感じさせられました。革のベルトで叩く、とは、某宗教では有名な行いのようですね。
この場面では、精神的、身体的に虐待された子どものうちに、健やかに育った子どもよりも「親思い」の子どもがいる、ということを思い出しました。
あんなに酷いことをされたのにどうして、と思うほど、親を庇い、親の愛情を求める子どもの心理は、そのような経験がない人間には理解しがたく思えてしまいます。
星都様もご存じかも知れませんが、ボウルビイという児童心理学者が提唱した安全基地理論、というものがあります。
子どもはその生育の過程で自分を守ってくれる存在を安全基地とし、外の世界の探索や他者との接続を試みながら成長していく。安全基地となるのは親でなくても構わない。けれど生育の過程で適切な安全基地が得られなかった子どもは、自己肯定感に大きな欠落を持ったまま成長していく、というものです。
虐待の経験がない私のような人間は、ボウルビイの理論を以って沙羅の心理を推し量る事で、かろうじて正解の近似値に辿り着くことができるのかなと思います。もっとも人の心を読み解くのに、たった一つの正解というのはあり得ないでしょうが。
お兄さんの双樹の行動とその意味が、今後どのように展開していくのか興味深く思い、また色々と私自身の考えを整理しながら、読ませていただいております。
*追記として、萩尾望都「残酷な神が支配する」を想起したことを記しておきたいと思います。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
おっしゃる通りですね。日本の法律ではいわゆる「カルト宗教」についてまでは考えていないと思います。
基本的人権、カルト宗教では常識が通用しません。虐待に関しては「愛の鞭」ですし輸血拒否に関しては、もっと深く、輸血した病院が訴えられるんです。輸血は信者側にとったら殺人なんです。その目的も巧妙で、信者が組織から離れないようにするためです。日本でも裁判になりました。
難しい問題だと思います。外国では「児童性的虐待」が発覚し組織が訴えられています。宗教を隠れ蓑とした犯罪って多いのに気付かされます。子供は大人に従順であるように躾けられます。「二人の証人」がいないと被害者の訴えが取り上げてもらえず、隠蔽されてしまうのも現実です。
ボウルビィ、初めて聞きました。正直、聖書以外の本、組織の本を読んで知識を取り入れる事は禁止されていました。
高等教育を否定され、哲学や心理学を悪だとする教えを受けてきたんです。思考停止が目的だったと思います。
教えて下さりありがとうございます。
沙羅も双樹も母親を喜ばせる事が全てでした。( ; ; )
久美子もマインドコントロールされてるとは疑っていませんから、虐待は善だったと思います。
現実問題、もっと闇が深く、私は創作という形で問題に向き合いましたが、カクヨム内にはもっとリアルに書いている人もいて……。
葛西さまのご意見から、癒されていく自分もいます。
「残酷な神が支配する」という著書もあるんですね。
教えて下さりありがとうございます。
編集済
第12話 弘志の告白 3への応援コメント
自分は母親の奴隷だった、と強く久美子を糾弾しておきながら、弘志に否定されると反対に久美子や教団を庇ってしまう。そんな沙羅の行動に、まさに宗教二世の方達の体験そのもののリアルな臨場感を感じました。
第三者として傍から聞いていれば沙羅の言動は矛盾しているように思えるのですが、こうして沙羅の目線からお話が進むと、彼女の中では一続きの感情であることが良く分かります。
その分かちがたさが沙羅の苦しみをより深くしているのだなと改めて思います。
一続きの感情は自分の自我を構成しているパーツのかたまり、と言い換えることができるでしょうか、それを一旦、ばらばらにしないと問題点は見えてこなくて、でもばらばらにする勇気もそうする決断力も、子どもの頃から教義に浸されていると無くなってしまうのでしょうね。
大変な問題だなと思いました。
作者からの返信
葛西さま。
コメントありがとうございます。
おっしゃる通り第三者から見ると、沙羅の言動は矛盾しているように思えますよね。
三つ子の魂百までですので、きっと幼い頃に脳に植え付けられたものは捨てられないし、否定されると情緒も不安定になるんですね。自分自身が壊れていくようで……。
このあと、もっと体に染み付いている問題と向き合わなければならなくなります。
葛西さまのご意見のように、バラバラにする勇気と決断力はなかなか示せないのが現状です。宗教二世が苦しむのは、その決断によって多くのものを犠牲にするからです。信仰を否定すると家族や仲間から忌避されます。
本当に闇が深い問題です。
お付き合い頂きありがとうございます。
第8話 久美子の過去 3への応援コメント
誰がいけない、何がいけないと端的に言い切ることのできない幾つもの問題が、久美子の人生の短期間に、しかも大人になる前の思春期に集中して生じたことを痛々しく感じました。
受け止めきれない出来事を何かのせいにできないとき、持って行き場の無い自分の感情の受け皿となる存在が、その人の人生を決めてしまうのでしょうね。
半分ノンフィクションとのコメントを頂きましたが、それゆえの文章の迫力に引き込まれています。
作者からの返信
空いた心の隙間に入ってくるものが宗教でなければ、久美子はまた違う人生だったかもしれませんね。
宗教一世の経験を読むと、親子関係に傷を持っている人が多いなって思いました。
親の愛に飢えていると、それを神様に求めるんだと思います。これは実体験です。笑
太陽や海、山など自然が神ならば、畏怖と感謝の念を持ち、穏やかに暮らせたのかもしれません。
コメントありがとうございます😊
第37話 沙羅双樹 《シンボルツリー》への応援コメント
ほとんど一気に読みました。ハナスさんの小説、初めて読ませていただきましたがとても引き込まれました。教団の内部にいる人の心理、宗教にはまる人の生い立ちや背景、その子ども達の悲劇、教団の腐敗体質や洗脳のやり口・・・
世界中でどこにでも起こり得る問題をリアルに描いて下さいましたね。ストーリーの暗さ、救いのなさ、そして希望・・・多くが詰まった濃い作品でした。脱帽です!
作者からの返信
神原さま。
通知を見て驚きました‼️
と、同時に嬉しいです。一気読み、お疲れ様でございました。
本当に暗く、闇なテーマで気分はいかがですか? 申し訳ありません。
けれど、今、取り上げたいテーマを書けて満足していた作品です。
そうでしたね。エッセイではない作品にお越しいただくの初めてでしたね。
ありがとうございます😊
言葉足らずな描写が多いので、モヤモヤされたかもしれませんが、私の拙作はほとんどモヤモヤベースです。
宗教二世の苦しみ、問題提議をしてみましたが、色々感じて下さり感謝致します。
世界中で起きている問題です。宗教の闇、人間の本質、欲望って怖いですね。
マインドコントロールと尊い信仰心の違いを感じて頂けたら幸いです。
お星さままでありがとうございます。
感謝を込めて。星都ハナス⭐️
第31話 久美子の告白 3への応援コメント
うわぁ、想像以上にひどいです、久美子・・・本当に最悪のことに、すでになっていたのですね・・・
「楽園で待ってる」、死に際の双樹の言葉、たまらないです・・・
作者からの返信
だんだんとノンフィクションぽくなってきたので、少し非現実な世界にしてみました。
殺人に至らなくても、実際、親が子供を楽園に連れて行くために刃物を向けた体験談があります。
ここもブログ情報をもとに創作しました。
第17話 復帰の条件 2への応援コメント
心配をする体で、人の噂話や過去の失敗をいくらでも蒸し返して楽しむ人はいますよね・・・その浅ましさを本人は気付いてもいなくて。気付かないからやるのでしょうが。残念ですが、反面教師になる役割はあるかもしれませんね。
作者からの返信
「人の不幸は蜜の味」はどこの世界も同じだと思います。
自分が良く見られるためには、他の人の悪口を言うのが手っ取り早いんですね。それで言われないために。必死で頑張ろうとします。お金や体力、時間などを捧げることで、高く評価されたいので、きっといいカモになるんでしょうね。
こちらも、宗教ブログをアレンジしました。
こんな暗くて救いのない話に真摯に向き合って、コメントくださりありがとうございます。
しかし、これからもっと宗教二世問題が深刻になると思うので書いてみました。
いつもありがとうございます😊
第16話 復帰の条件への応援コメント
ひとつ500万とか・・・その時点で気付け、ですよね。50万でも、5万でも一緒ですが。
そういうお金を取ろうとするものは全部ニセモノだよ、と昔上司に言われました。すごく腑に落ちましたね。
作者からの返信
神様はお金など必要ないのに、人間の強欲が壺を売ったりするんでしょう。
目に見える物があった方が、信じやすいという所を利用されています。
寄付やお布施が多ければ多いほど救われるという宗教の落とし穴に迫ってみました。
第14話 沙羅の過去 2への応援コメント
せつないです。子どもの母親に対する愛が大きく強すぎて。子どもってそうなんですよね。親が子を愛するよりも、幼い子どもの親を受け入れようとする心というのは痛ましいほどですね。親がどんな風でも、どんなにひどくても無条件に受け入れ満たそうとするさまは・・・
作者からの返信
子供にとったら目の前にいる母親が全てですから、本能的に従い、喜ばせるためならなんでもするんでしょうね。
悲しくもあり切ないですね。自分で書いていても泣けてきました。こんな環境を作ってしまう新興宗教は許せないと思います。
第13話 沙羅の過去への応援コメント
ぞっとしますね。壮絶です。このような育てられ方をした子ども達が、自分が親になった時に同じようにせずにいられるのでしょうか。宗教に関わらず、自分が育てられたやり方が普通だと思ってしまいそうです。虐待は連鎖するものだと聞くので・・・怖いです。
作者からの返信
暴力で脳に恐怖心を与えるやり方ですね。
この点も宗教二世のブログを参考にしました。一番苦しんでいるのは「ムチ」打ちで罰を与えられた事みたいですね。
親から虐待をされると、それが普通だと思って、子供にしてしまう経験ってありますね。負の連鎖は絶たなくていけませんね。
第12話 弘志の告白 3への応援コメント
お話とはいえ、ひどいですね。狂信者です。小さな赤ちゃんに対して、子どもに対してそんな虐待を、許しがたいです。宗教に限らず、体罰は各家庭で存在しうるのでしょうが・・・聞くと辛いですね。
作者からの返信
小さい赤ちゃんへの虐待は、「酒鬼薔薇聖斗」事件の手記を参考にしました。
「三つ子の魂百まで」です。何があっても虐待はいけないって思います。
第9話 沙羅双樹への応援コメント
承認欲求・・・これ、たいていの人が標準装備な気がします。宗教に入信するとき、サークルに入会するとき、どこか新しい場所に入る時ってとりあえず歓迎されますよね。それが心地よくて始めて、次第に労働力をあてにされたり、面倒な状況になっても抜けにくくなっている・・・
宗教に限らず、いろんな組織で起きているような気がします。しがらみとか。
作者からの返信
標準装備、面白い例えに笑ってしまいました。たしかにそうですね。
みんな持っているから、社会が回ると思いますし、それが人間性だとも思います。
新しい組織に入る時、感じますよね。
宗教組織はそれが顕著で「ラブシャワー」と言われます。歓迎が嬉しくてとどまり、もっともっと褒められたいってなるんでしょうね。
この組織に於いてはおっしゃる通り労働力やお金の確保です。
抜けたくても抜けられないのは、この承認欲求が満たされないからだと思います。
第8話 久美子の過去 3への応援コメント
久美子に対しては優しい父、祖父母が母にとってはそうではなかった。すごく、ありえそうな話でリアルです・・・
久美子を生むために好きではない人と結婚したという母の過去も、辛すぎます。本当の父は癌で亡くなり、母は自殺・・・これは癒えそうもない傷となるでしょうね。
作者からの返信
平成元年頃、「母源病」という本が出たのですが、精神的な病気は母親を源とするらしいですね。
久美子が宗教にはまっていく原因を考えてみました。
やはり目に見える親には頼れないから、何か他のものに縋る。
頭では理解できても身体が拒否反応を起こす母娘関係って何だろう?と妄想してみました。
第6話 久美子の過去への応援コメント
ええぇ、久美子の母・・・自分の娘に「好きな人と一緒になれなかった」が口癖とは。正直なのかもですが・・・通帳とともに蒸発って、ひどい💦
作者からの返信
女性が蒸発するって珍しいですが、行き先は決まっています。
こんなお母さんだったら娘はグレますよね。
第5話 呪縛への応援コメント
このお話に限らず、家や親の宗教によって周りから浮いてしまうという経験をした人は大勢いるのかもしれませんね。大人になってから自分で選んだならともかく、子どもを否応なく巻き込む、それも親は良かれと思ってしているとなると根深い問題ですね。
宗教に限らず、教育やしつけについても子供の望まない、時に苦痛とすらなり得ることを親は押し付けているのかもしれません。怖いことですね・・・
作者からの返信
そうですね。今「親ガチャ」という言葉がありますが、親の趣味や仕事、家柄、年収によって自分の人生の半分が決まってしまったら……。子供時代は否応無く従うしかありませんね。
皇族、芸能人、オリンピック選手など色々ありますが、宗教に関してが一番大変だと思います。目に見えないものを押し付けられるからです。
第4話 浮気の原因への応援コメント
父親の再婚相手、親切ですがデリカシーない印象ですね。父親もですが・・・沙羅目線で描かれるからでしょうか。
子ども達、宗教のせいで不遇な子供時代を過ごしていますね・・・
作者からの返信
再婚相手のデリカシーのなさに目を留めていただき、さすがだなって思います。
後半でその理由を語っています。
沙羅ちゃんにとったら宗教関係なく、浮気相手ですね。
ここは父親が浮気した時の寂しさや憎しみの感情を持ったことがある私目線で書いてみました。笑
実際、何十年経っても忘れられない傷のある2世が多いようです。
親の「愛」が方向を間違えると恐ろしいことになりますね。
コメントありがとうございます😊
第2話 忌避への応援コメント
うわぁ・・・教えも、母親の言葉も脅しオンリーですね。
脅しや不安を煽って人をコントロールしようとする、典型のようです。
宗教がすべてそうだとは言いませんが・・・
私は神様の話が好きすが、現在は不安ベースの行動というのは違うな、と心がけています。
作者からの返信
聖書で説く「信仰」は尊いですが、人間が欲やエゴを持って、人に押し付けることは「マインドコントロール」だと思います。
身体的に痛みを与えると「洗脳」っていうらしいですね。
ここでは子供に両方を与えています。
宗教2世のブログを参考にして書かせて貰ったので……少し切ないですね。
感謝したくなる存在が本当の「神様」だと思うんです。
第1話 望まない妊娠への応援コメント
ハナスさんの小説、お邪魔します。すごい、第一話めからすごく引き込まれます。エッセイやダビデもいつも面白くて、小説もさすがのクォリティーなのですね・・・期待が高まります✨
作者からの返信
神原さま。
わぁ、まさかの「沙羅双樹」にまでお越しくださるとは!ありがとうございます。
こちらはめちゃくちゃ暗いです。
しかし、今問題になっている「宗教2世問題」を書いてみました。
フィクションとノンフィクションが混ざっています。
不快になったらストップして下さいませ。
コメントありがとうございます😊
第17話 復帰の条件 2への応援コメント
なんだか、お母さんも可哀想な方なんだよなという気もするのですが、やっぱり沙羅ちゃんや双樹君の、お母さんを喜ばれせたい健気な気持ちを思うと、生まれながらに洗脳するというのは、罪深いことだと心底思いました。
おかしな宗教へ行ってしまう原因て、愛されていないと思いながら生きてきてしまったからもあったりするんじゃとふと思ったりします。
自尊心も、小さな頃から両親に愛されてる!と思いながら生きてきた人って高い気がしていて
その愛されていないは、誤解の時もあると思うのですが、愛されていないと絶望する自分を救うには、他人にではなく、自分が自分を愛してあげるしかない気がするんですよね。
他に愛されることを求めだして、いい宗教に出会えればいいんですけど、つけこむような宗教にはまってしまったら泥沼でしかないというか。それは彼氏や恋人にもあてはまる気がします。
このお母さんは、自分が一番自分を愛していないし否定するようになってしまったから、わかりやすく金バッジやらなんやらくれて、奉仕した分だけ褒めてくれる、そういった人間心理を利用するような宗教にはまってしまったのかなと思ったりしました。
作者からの返信
安藤さま。
コメントありがとうございます。
ご意見、本当によく考察されていて参考になります。
ほんと、おっしゃる通りですね。お母さんは自己肯定感が低く、それでいて承認欲求が強いので、褒めてもらえる宗教にハマってしまったと思います。
悲しいかな、すすめてくる信者も同じようなタイプです。その人を持ち上げるポイントも知り尽くしています。
そんな親に育てられてしまった沙羅と双樹の人生って切ないですね。
半分、自分自身の体験も入っているのですが、安藤さまの気分が暗くなったらごめんなさい。
目に見えないものを信じて縋る時って、心が弱っていると思うんです。
正常な思考が働かないので、第三者の命令に忠実になるという怖さを書いてみました。
ありがとうございます😊
第13話 沙羅の過去への応援コメント
ダビデに恋してとは全く色彩の違う星都様の小説、夢中になって読んでしまいました。
この宗教にハマってしまう人とハマらない人の差ってなんなんですかね?
やはり生い立ちが大きく関係しているものなのでしょうか。
最近読んだある方のエッセイで、神様は自分の中にいて、自分との対話こそ神への祈りって書いてらっしゃる方がいて、とても感銘を受けたのですが
自分ではない何かに頼り信じる方が、人間て楽な時があって、自分の本当の望みや声が聞こえなくなるほど精神が疲弊してる時に、タチの悪い宗教にはまってしまうのかな?と思ったりしました。
といっても、宗教が全部悪いとは思わないんですよ。
ただ、こうすれば救われるはいいけど、こうしないと不幸になると脅す宗教は基本的に信じないです。
これからまた少しずつ読んでいきたいと思います!
作者からの返信
安藤さま。
まさかの「沙羅双樹」にお越し頂き驚いています。
こちらは暗い系❤︎です。笑
やはり生い立ちって大きいと思います。
貧富ではなく、心が満たされていないと何か見えないものに縋るんですね。
半分ノンフィクションです。笑
聖書そのものは生活の肥やしになるんですが、組織に盲信は危険ですね。
自分と対話する事が神様への祈り、いいですね。冷静で理性的だと思います。
たくさんお読み頂き、コメントありがとうございます😊
気分が悪くなったらいつでもストップしてくださいませ。
近況ノートにお返事書きましたが、ありがとうございます😊
公開する寸前にまたご連絡差し上げます。
宜しくお願い致します。(o^^o)
第19話 子供の父親への応援コメント
どうなるでしょう。
そして強固な信仰を持つ母親を持つ娘の抵抗。
すさまじい形で出てきていますね。
きょうはここまでにします。
つづき、読みたいけど。ここまでに(笑)
作者からの返信
本当にありがとうございます😊
一話長いのに、目の調子は大丈夫ですか。温暖さもありますね。体調にお気をつけてくださいませ。
この先、少し現実的ではなくなります。リアルに書くと身バレしそうで。
たくさんお読み頂きありがとうございました。
水ぎわ様、落ち込んでいる私を励まして下さり、いつもありがとうございます😊
第18話 復帰の条件 3への応援コメント
うん。
集団の中にいると、もう何もかもが見えなくなる瞬間があると思うんです。
どうなりますかね、これ。
うん、書いているほうがつらいでしょう、ハナスねえさん(笑)
作者からの返信
ここら辺はモデルが実際にいたので、書いていて楽しかったです。笑
ここで仕返しみたいな。やばい。
黒ハナス参上です。笑
第16話 復帰の条件への応援コメント
迷う金額です、たしかに(笑)
ただ。
金で片が付くなら、それでいいと思う人もいます。
金で安心を買うんでしょうね。
その宗教から抜けたら、失ってしまう安心ですが。
さてさて。どうするかな。
パンダ?買いますよ(笑) 買っちゃうと思う。
言われたら、弱いからなあ(笑)
作者からの返信
はい、新興宗教では怪しいと感じますが、神道や仏教の物は高額でなければ買ってしまいますね。
ふと思います。病気が治る、家庭が円満になるって言われたら、買ってしまうかもです。
安心を買う、たしかにそうですね。
第15話 双樹からのメールへの応援コメント
恋愛問題って、若者や二世が宗教を抜けるいいきっかけになりますね。
やはり、第三者の目線が入ってくるからでしょうか。
ただ、お兄ちゃん。
心配です…
作者からの返信
二世が覚醒するきっかけのほとんどが、恋愛感情を持った時です。
敵だった第三者が、恋心で味方に変わり、本当の事を教えられて、抜けることができます。
双樹は優しい子なので。
第14話 沙羅の過去 2への応援コメント
すいません、すいません。泣けてきました。
どうしてこう、すれ違ってしまったのでしょう。
最初は愛情だったものが
変形していく。
そのすさまじさに。
もう。パンダ、涙 (>_<)
作者からの返信
自然の情愛が親子間でかけていくのですね。
泣けてしまいますね。ありがとうございます。
本当の愛が変形した時、恐ろしいですね。
第13話 沙羅の過去への応援コメント
家庭内、という小さなヒエラルキーの中で
強い信仰を持つ母親がいると、それはもう
絶対的な存在になります。
密室で追い詰められていく子供。
親の目線で読むと。
切ないです。
作者からの返信
今、宗教二世問題が社会問題になっています。母親は絶対ですから、母親を喜ばすためにしていた……。
密室に籠るだけでなく、殻にも閉じこもり、社会性が身につかないので、社会人になっても自立出来ないですね。
親の立場の方は後悔しても遅いですね。
第12話 弘志の告白 3への応援コメント
信じる、ということの裏側には、
信じぬ人を敵とみる視点があります。
宗教のこわさは、強さを与えると同時に
拒否の意識も植えこんでしまうこと。
さあもう。
どうなるんでしょう、このお話。
ハナスねえさんのことだから、ちゃんとした着地点を見ていると思うのですが。
どうしようもなく、すさまじいお話ですね
作者からの返信
おお、コメントに感動してます。
水ぎわ様、鋭い考察ですね。
おっしゃる通りだと思います。
自分だけの信仰ならまだしも、敵とみなし攻撃するんですよね。
中近東の問題が解決しないのはそのせいだと思います。
第11話 弘志の告白 2への応援コメント
条件反射、ですね、
幼いころに叩き込まれたものは
どうしても抜けない。
それがいい方向へ働けばいいのですが
そうとも限らないですね。
作者からの返信
三つ子の魂百ですね。
いい事で満たせば、いい方向に行くと思うんです。
オリンピック選手とか、博士とか、そこまでいかなくても料理や絵、趣味でも活かせる教え方って大事ですね。
第10話 弘志の告白への応援コメント
やべえやべえ、こええこええ!!
でも。
とまんねーーー!!
どうなんの?どうなんのよ、ハナスねえさん!
作者からの返信
反応が楽しくて、やばいです。
私、未だに謎なんですが、水ぎわ様の性別が不明です。笑
第6話 久美子の過去への応援コメント
宗教の力のすさまじさ。根っこはこんなところにあるんでしょう。
かなわなかった願いが、長年の圧縮に耐えて、ついに噴出したという感じですね。
怖いです。
しかし。
読むのをとめられません
作者からの返信
宗教にはしる人って特徴があると思います。
いい人なんですが、根は悲しみや失望を抱えている。そこを誰かに埋めて欲しくて頼り、生きがいになる感じですね。
第1話 望まない妊娠への応援コメント
ハナスねえさん
水ぎわ、これは未読でした…
いきなり引き込まれましたよ
今日は一気読みの予感です。
作者からの返信
水ぎわ様
通知を見てびっくりです。
たくさんお読み頂き感激してます。
貴重な日曜日ですが、いや体調が心配ですが。
暗い内容ですので、いつでもストップして下さい。
第37話 沙羅双樹 《シンボルツリー》への応援コメント
最後まで読ませていただきました。
沙羅がマインドコントロールから解き放たれ、拓海と共に新しい家庭を築いていく希望のあるラストに救われました。
ただ、そこに至るまでに彼女が負ったたくさんの傷が本当に痛ましく……。特に双樹を失ったことが悲しくてたまりません。
久美子が沙羅を庇ったことは、献身の愛とは思えませんでした。言えて贖罪かなと。双樹に対しても同じような愛を向けてほしかった。双樹は刺し、沙羅は身を挺して庇うのは、やっぱり歪です。それがそのときの久美子の精一杯であったことは分かるのですが……。
今はどの登場人物も(楽園に行った人たちも)幸せであれ、と願うばかりです。
素敵な作品でした。読ませていただき、ありがとうございました。
(また読み返したら違う感想を持つかもしれません。そしたらまた別話にコメントします。)
作者からの返信
朝斗様、丁寧なコメントありがとうございます。
沙羅に焦点を当てたら、結婚して子どもが生まれ、少しは幸せになりましたが、根本的な精神的安定はないと思います。
泣いて、憎んで、赦して、また泣いて……。痛みを分かち合う双樹もいない。毒親久美子は死んでしまい、恨みをぶつける事も出来ないですもの、辛いと思います。
久美子、無償、献身的な愛ではないですね。自己満の愛、おっしゃる通り贖罪だったかもしれません。
それだけ子ども達は深い傷を負ったんですものね。現実問題、親を許せない二世が多いなと思います。死んだら赦されると思ったら大間違いですね。
最後までお付き合い頂き嬉しい限りです。
フィクションですが、いつかノンフィクションとして書いてみたいと思います。
ありがとうございました。
ありがとうございました。m(__)m
第28話 真美の告白への応援コメント
まさか双樹の……。てか双樹、生きてる???
作者からの返信
こんなにたくさん読んで頂き、驚いています。
まさか双樹も……。です。
この携帯の持ち主はまた別の人のです。笑
コメントありがとうございます。
第23話 トラブル 3への応援コメント
そういう貴女も信仰をお金で買っていませんか、今村さん。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
自分でも今、読み返してみましたが、今村さん、
憎たらしいですね。
編集済
第37話 沙羅双樹 《シンボルツリー》への応援コメント
皆さん仰ってますが、気になって気になってどんどん読んでしまいました!
そしていろいろ考えさせられました…。
お母さん、本当は沙羅ちゃんのために脱退届を用意して、たくみ君と連絡取ったり、靴下まで編んでたこと。
そして沙羅ちゃんも、最後はお母さんの信仰を否定せず見送ってあげたこと。
何ていうか、本当の本心と、日常の行動がかけ離れてて、もどかしい!
正直、やっぱりお母さんがしてきたひどいことがいっぱいよぎってしまい、車の前に飛び出せるほどの深い愛があるなら、なんで今までムチで叩いたりずーっとひどいことできたんだよ!って思っちゃう。もちろん最後の最後で改心したってことなのかもだけど…
結局、いろんなものを同時に抱えてるのが人間なんだと思うんだけど、私は割り切っちゃう考え方なので「結局どっちなの!?」というのがムズムズしました。
あの、これは本当に、作品の出来を評価してるとかじゃなく、あくまで私自身のテーマや課題として、この作品を通して、それが浮かび上がってきたということです。
昨日もかなり個人的な内容のコメントをしてしまいましたが、この作品はそれだけ、「作品を夢中になって読む」=「自分の内面を見る」ことに直結していて、それで皆さんすごく色んな意見が出たんじゃないかなと思います。その意見をそれぞれ受け止めて下さるハナスさまの度量もあいまって。
正直、最後は感動というより、お母さん書類送検なのに沙羅ちゃん結婚許されたの!?輸血問題で反対されてたのに、脱退したら、こんなすごい事件起こしちゃってるのにそれは大丈夫だったの!?という現実的なところに目がいってしまって(;^ω^) いや、そこは本題じゃないってことは分かってるんですが!
いや本当にケチをつけたいんじゃなく、自分、本当に現実的な問題しか見ない(見たくない)んだなあというのが浮き彫りになって、自分の課題がまた少し整理されました。
「私もそう思う!」と共感してもらえる作品は多いけど、「我がこととして考えてしまう」作品は稀有だと思います。
読ませていただきありがとうございました!!!(長文すみません!)
作者からの返信
あとみく様、率直なコメントありがとうございます。
帰宅して通知を見て驚きました。読了ありがとうございます。久美子の心境の変化が急すぎますね。そして沙羅は本当に覚醒していたのかの疑問を持ったと思います。
もどかしい!との感想、いや、あとみく様の心の叫びを感じました。
毒親である久美子の過去の行動である身体的虐待を、沙羅は忘れる事、許す事は出来ないでしょう。そして妊娠中の沙羅への精神虐待も。沙羅からしたら土下座されても許せないと思います。久美子は改心していないと思います。
沙羅のメールを見て、少しばかり残っていた良心が車の前に飛び出させたのだと思います。
あとみく様、私は度量などありません。この作品から滲み出ているように狡い人間です。中途半端で優柔不断な久美子です。
ラストは書き急ぎました。最初のプロットとは全く別物です。正直始めは皆さまからコメントを頂けるとは思わず、更新してきました。が、書きながらコメントを読む度に、早く久美子を抹殺したい。しかも「良い母親」として幸せな死を与えてあげたいと焦ったのです。
お気づきかもしれませんが、久美子は私の分身です。
新興宗教にハマり、五年ほど前に覚醒しました。久美子がした数々の冷酷な仕打ちを忘れたくて……。
自分の罪を棚に上げて、過去の行動を「マインドコントロール」というワードを使って、言い訳して生きている最中です。
根本的な所では娘に赦されてはいません。
あとみく様の昨日のコメントを拝見し、きっと拙作で傷つけてしまうだろうなと感じました。ムズムズやもどかしいという言葉に変えておられますが納得がいかない所もあると思います。
それなのに、拙作を我が事として考え、ご意見を頂けた事、(過分の星)感謝いたします。本当にありがとうございます。
コメント欄のみりあむさんへの返信で、私の気持ちを書きましたが、時が来ましたらフィクションではなくノンフィクションとしてリアルに書きたいと思います。
あとみく様からのコメントを頂き、考え、また「書く」エネルギーを頂けました。ありがとうございました。m(__)m
第20話 反発への応援コメント
他人ごとではなくて、救いを求めるように読んでしまいました。
身内の話で恐縮ですが…二世と毒親問題とで、実家を出てもう20年になるのに、心を病んでどうにもならなくなっています。私はもうサッパリ、科学教な人間なので、「憎むべき毒親からでも愛情を得たい」という感情が一ミリも分からず、毎回話は平行線です。
こんなにも長く、葛藤は尾を引くのですね。
沙羅ちゃん、まだ半分くらい教えが頭に浮かぶけど、でもどちらかいえば外の世界を選んでくれてる!母からの電話もちゃんと拒否してくれた!と思うけど、今後教団とも母とも関わらなければゴールでオッケー!ってわけでもないですよねきっと…。
しかし私もこの問題でかなり長くストレスにさらされ、本当に何かにすがりたい気持ちでいっぱいなのですが、すがる先は宗教じゃなく、ポテチとお笑い動画なのですよね…(笑)まあこんなんだから話が平行線なんですが…。
作者からの返信
あとみく様、コメントありがとうございます。
二世と毒親問題で心を病んでおられるのですね。
20年の月日では解決するどころか、平行線なんですね。
葛藤や苛立ち、ストレス、いずれにしても負の感情と闘ってこられたんですね。
沙羅のような二世がますます増えていくと思います。
縋りたいものは、ポテチとお笑い動画、いいですね。
笑う事って大事です。免疫力が上がりますもの、特にいいですね。
たくさんお読みくださり、コメント、そしてお気持ちまで……。
この先、沙羅が幸せになれるか見届けてくださると嬉しいです。
いつもありがとうございます。ペコリ
第37話 沙羅双樹 《シンボルツリー》への応援コメント
完結お疲れ様でした。
ごめんなさい、私はこの話にお星さまをつけることができません……この小説のタグに「エホバ」とつけていいのかどうか、ちょっと再考されてもよいかと思います。
ぜんぜんベツモノの新興宗教になっているので、誤解や偏見を生むだけのように思います(さらに、二世の方などが辞めたい気持ちを抱えてこれを読んだときに、「これは悪意を持って書かれているから、参考にしなくていいや」と思わせてしまう危険性があると思います)
書かれたことは良かったと思いますし、ハナスさんの抱えたものを吐き出すきっかけになったことは否定しません。
すみません、こんなコメントになってしまって……機会があれば、今度こそひとつも嘘のない、あの宗教について書いてほしいです。きっと淡々と事実のみ書いても、多くの人が恐怖と嫌悪感を抱くでしょうから。
作者からの返信
みりあむさん、率直なコメントありがとうございます。m(__)m
タグに関しては、最近付け足したのです。書いている最中は付けてませんでした。付けている理由は二世の方にこの作品を読んで欲しい訳ではなく、Twitterに来てもらうためです。けれど全く知らない人は偏見を持ったり誤解を生むでしょうね。今一度考えてみます。ありがとうございます。
みりあむさんの優しさに感謝致します。
また、嘘のない真実を書く……多分それはここではなく、ブログになるかも。ブログでは同じ立場の人がたくさんいます。
カクヨムではフィクションと聖書に焦点を当てた作品だけを残したいなと思います。状況と心境が変化したら、ここでも書きたいなと思います。
(娘は私がカクヨム登録している事を知っていて、デバネズミのエッセイを読んでいます。今、真実を赤裸々に語る勇気がないのが本音です)
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
感謝致します。星都ハナス。⭐️
第14話 沙羅の過去 2への応援コメント
コメントの返信拝見しました。ハナスさんとの出会いは、「おすすめ」タグを検索し、『カクヨムの天使』を見つけたときです。既に読んだことのある作品がいくつかありましたので読みしましたら、その作品の魅力の伝え方がとても素晴らしくて!(久里 琳さんの作品だったと思います) 再度赴き、思わずコメントまでしてしまいました。
その他、おもしろそうなタイトルをつまみ読みしましたら、どの作品もすごくおもしろそうに見えまして。読者の好奇心をくすぐるレビュー文が上手なんですよね。食指が動き、いろんな作品に足を運びました。そして、楽しませてもらいました。
ハナスさんの語り口調がすっかり好きになり、そのあと『カクヨムの悪魔』や『沙羅双樹』へとお邪魔させていただいたわけです。「信仰」を扱う者として興味があった部分はありますが、フォローボタンを押した理由は、描かれる人間ドラマに惹かれたからです。
どの作品も、魅力いっぱいですごく好きです。まずは沙羅双樹から、おしまいまで追いかけたいと思います。
作者からの返信
朝斗様、もったいないお言葉痛みいります。色んな作品に足を運んで下さったとの事、感謝いたします。
「カクヨムの天使」は拙作のタイトルですが、以前交流していた方のユーザー名なんです。もう退会されたのですが、その方をリスペクトして使っています。
実は私、レビューが苦手です。が、感動した事、魅力をエッセイ風なら書けるという事に気がつきました。
久里様の作品への朝斗様コメントを拝見いたしました。感動が伝わりました。
セルフレイティングタグがある作品は「堕天使」の方で紹介しております。
どの作品も素敵ですので、ぜひ一度ご覧下さいませ。久里様の作品紹介もあります。
実は私、クリスチャンです。「信仰」「信者」「祈り」「神殿」など馴染みあるワードが出てくる朝斗様作品、また伺いますね。コメントありがとうございます。
第13話 沙羅の過去への応援コメント
児童相談所の案件に見えてきました。どうすれば、このときの2人を救えたんだろうか。
作者からの返信
「宗教」のタグからお越し頂いたのでしょうか?
実はこの作品は半分がノンフィクションです。「新興宗教二世問題」につきものの虐待を扱っています。
リアルにならないよう、後半は非現実の事件も入れてます。
もし不快に思われたらすぐストップしてくださいませ。
こちらの作品は「闇」🖤です。
コメントありがとうございます。ペコリ
第24話 無輸血への応援コメント
昔、姉1が「天皇家を担当している医者も輸血拒否なんだよ!」と嬉しげに言ってきて、笑いそうになりました。天皇家って神道の総本山なのに、そこは信用するんだ……って(;´∀`)
私は、輸血拒否っておかしいと思ってます。イエスは安息日でも羊は助けるという例え話をしましたもの。これ、教義のルールより命優先、っていう話ですよね。今でこそ医療も発達してきましたが、輸血拒否で亡くなった方はたくさんいました。イエスはぜったい喜ばないと思います。。
作者からの返信
すごく深く思い所にコメントありがとうございます。
天皇が亡くなってしまったのは「輸血」だと組織は言いますね。輸血イコール悪だと。
この教えは他のキリスト教と区別する目的で作られた掟です。根拠はないと思います。ぶっちゃけ、母乳だって血液と同じ成分ですから、輸血と同じみたいなもの。
死んでも将来復活すると教えられているので、輸血拒否は踏み絵の役割を果たすのだと思います。信仰を試されているだけです。
おっしゃる通り、一匹の羊の命が大切です、優先ですよね。
ここ最近、分画は受け入れてもいい、良心の問題だと、教義が変更になりました。
コメントありがとうございます⭐︎
第21話 トラブルへの応援コメント
今回の話は、この教団の闇がいちばんリアルに感じられました。
信者に勉強会をさせることで、承認欲求を満たし、宗教に隷属させる。
この視点はなかなか書けないと思います、普通の人には。私もちょっと、ああ~、となりました。。
作者からの返信
みりあむさん、おっしゃる通りです。
この勉強会の仕組みは承認欲求を見事に満たしてくれます。
表向きは、神様と共に働く者と神聖な意味を持たせていますが、蓋を開けたら……。良い動機でやっている信者が大半ですが、奉仕時間が多い人は称えられ、研究生の多い人が羨ましがられるシステムです。
誰かの役に立てるという喜びは、組織にとったら、信者を増やす為の原動力ですね。
信仰歴が長ければ長いほど、高められるのです。残念。
コメントありがとうございます。
第15話 双樹からのメールへの応援コメント
恋愛に関しても、宗教は不寛容ですね〜。
私事ですが彼女ができたときに母に伝えたところ、暴言の中で「好きっていう感情じゃなくて、そういう『行為』がいけないの!」と非難されました。私が「彼女とはそういう『行為』してないよ」と言うと(彼女のほうがノンセクシャル(性的欲求がない)だったので)絶句して、しばらく理解できなかったみたいです。
どうもこの人たちは、悪とされる側の人は、すべて不純で邪悪なものと思い込んでるみたいですね。
作者からの返信
みりあむさん、こんばんは。
お母様の暴言を聞くの辛かったでしょうね。個人個人の考えを押さえつけて、出版物でダメな事を徹底して教えるので……。
「愛」は尊いけど「行為」は神に許されないと教えています。夫婦の間でも「これ(普通)」はいいけど、「これ(口腔)」はダメとか教えてきます。
もし、それを破ったら長老に告白しなくてはいけないって言われています。
プライバシーの侵害ですね。
信者にも厳しいですから、信者でなければ尚更ですね。「世の人」と呼び、信者以外を清くない者と上から目線で物を言います。最悪、若くして結婚すると、性欲を抑えられない信仰の弱い人とみなされますので、傷つく若い子もいます。
他人ならまだしも、母親の言葉、態度はきついでしょうね。
子どもが幸せなら、どんな愛の形でも祝福して欲しいですね。
私の友達は生まれた時点で「災いちゃん」というあだ名で呼ばれたそうです。ハルマゲドンが近いのに子どもなんか作るな! という無言の圧力ですね。ヤバいです。
選民意識が強いので、悪の側にいる人を「滅びゆく邪悪な人」「神を敵にしている可哀想な人」と思い込んでいます。
コメントありがとうございます。m(__)m
第12話 弘志の告白 3への応援コメント
私の母は、私が生まれるずっと前にもへんな宗教をやっていて、小さな兄を真夜中に起こして冷水をぶっかけ、お経を唱えたりしていたと、実父が話していたのを思い出しました。
宗教って、冷静に考えたらおかしいことを平気で正当化させるので、こわいですね。
作者からの返信
こんばんは、みりあむさん。
そうなんですね。お母様、信仰心がおありで、きっと心は純粋な方なんでしょうね。
お経ということは、仏教かしら? 水をかけるのも何か意味があるでしょうね。
お父様、お兄ちゃん驚いた事でしょう。
そうです、周りには驚く事でも、本人は真剣だから困るんです。
コメントありがとうございます。
第2話 忌避への応援コメント
久美子さんの言動の端々に違和感を覚えます。
これがハナスさんのおっしゃる「ノンフィクション」だからなのか、それともハナスさんがこの組織を外からしか見たことがないからなのか、どちらだろうと思いながら読んでいます。
不快に思われたらすみません…(´・ω・`)
作者からの返信
みりあむさん、率直なご意見ありがとうございます。
正直に申し上げます。私の子育て中の「ノンフィクション」です。教えでマインドコントロールされている時の言葉です。
外から見たら過激、おかしいと思いますが、当事者からしたら本気なんですね。
神を恐れながら、実は仲間の信者を恐れています。
精神的には、『監視』されている北◯鮮民と変わりませんでした。
「信仰」という言葉でがんじがらめにしていますが、実際は違います。忌避やハルマゲドンで滅ぼされるよ!という脅しでマインドコントロールする宗教です。五年前に覚醒しました。
そして、私、まだ現役です。簡単に辞められない葛藤やストレスを『沙羅双樹』で昇華しました。
重い内容で申し訳ありません。コメントありがとうございます。
第1話 望まない妊娠への応援コメント
気になっていたのに、ちゃんとタグを見ていませんでした。
エホバの証人の二世の話なんですね。
ということはこの子、排斥されているんですね。
興味深いです。
作者からの返信
みりあむさん、気にしていて下さったんですね。ありがとうございます。
完結してかなり経ってから「エホバ」のタグをつけました。
特定すると警告対象になるかと思いますが、思いの外、苦しんでいる二世が多いので、エールのつもりでつけました。
ノンフィクションとフィクションを混ぜています。気分が悪くなりそうでしたら、すぐストップしてくださいませ。
いつもありがとうございます。ペコリ
編集済
第37話 沙羅双樹 《シンボルツリー》への応援コメント
『マインドコントロール』。これは実に難しい問題ですね。人類、すなわちホモサピエンスは、この『マインドコントロール』に長けていたからこそ、他のホモ族を駆逐し、やがては哺乳類の頂点に立った、と歴史的にみることもできそうです。
つまり、人類というのは他者を『マインドコントロール』したいと欲し、また他者から『マインドコントロール』されたいと欲する生物なのだと、前提的に考えておいた方が良かろう、というわけです。
故に、利己的なコントロールを廃するべく道徳が説かれ、公共や社会性といものが見出だされてきた。
我々は、良くも悪くもそのような存在であり、だからこそ知性と理性とを携え、常々悩みながら進むべきであろう、と思うのですね。
本人にとっては生きる意味そのもののように重要なものであっても、他人から見れば殆んど価値はない。思想、信念、プライド、信仰、須くそういうものです。だからこそ、自らの想いは隠し、他者の想いは可能な限りに尊重する。それが人の道というものなのではあるまいか、そう感じました。
非常に考えさせられました。
ありがとうございました!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
おっしゃる通りですね。戦争や自然災害があっても、人間がここまで生き残ってきたのは、親から子へ、子から孫へと何かしら教えてきた事がいい方へ働いてきたからだと思います。
理性や知性が優っていたら、仏壇に手を合わせる事も、墓参りをする事もないでしょう。感謝の念に繋がったり、相手の想いを尊重するいいマインドコントロールだと思います。
社会問題になっているマインドコントロールは、少数派だったり、異端であったり、根拠がないもの、他者を不快にするものです。
国民性にもありますね。戦時下ではお国のために命をかけた若者が多くいました。
実際は自分の愛する人を守るためです。
特攻隊志願の若者のように、純粋な信仰を抱いて、自分の命を削って宗教に没頭する若者。疑う事も知らずに……。
ネットの普及で真実を知り、失望したり、鬱になったりと問題が露呈しています。
全盛期の信者はもうすぐ終わりが来ると、貯蓄もせず、年金も払わず……高齢化で生活保護に頼り生活しています。
ご意見を頂き、私の方こそ色々考える事が出来ました。そしてレビューにも感謝いたします。嬉しいです。m(__)m
呪文堂様、🌸の美しいこの季節に、重いテーマに真摯に向き合ってくださり感謝申し上げます。楽しく、ただ花を見て美しいと感じる生き方をしたいのですが、まだまだ未熟ゆえ、私は生きることに、もがいています。
偏った考え方に刺激を与えてくださりありがとうございます。
感謝を込めて 星都ハナス⭐️
第21話 トラブルへの応援コメント
自尊心と虚栄心とを履き違えているのではあるまいか、と思うんですよね。
自尊心とは、自らとの対話でしか見出だせない。私はそう思ったりしています。
人からの相対評価ではなく、自分による絶対評価。
『世の人は 我を何ともいわばいえ
我が成す事は 我のみぞ知る』
坂本龍馬が若き日に詠んだ詩だそうですが、彼はそれこそ自らを省みず、人のために命を費やした。
・・色々と『逆』なんじゃないかなあ、と思ってしまうんですよね。
ああ、ごめんなさい!あまりにも琴線に触れまくりで、ついつい書き込みし過ぎました!大変申し訳ありません!
作者からの返信
そうなんですよね、自尊心は自分でしか評価できないと思います。
「私なんて……」「私なんか……」
それは謙遜しているのではなく、自分を卑下している。根底には自尊心が低いんですね。けれど他人から同じ評価されると怒り出す人もいます。プライドが高いと厄介です。虚栄心が強い。そういう不安定なバランスで生きている人、また自分を悲劇のヒロインにしたがる自己愛パーソ……久美子をそんなキャラにしてみました。
坂本龍馬の言葉、ある意味辞世の句ですね。彼の生き様が表れていると思います。
ここまで到達出来たらいいなぁと思います。自分の信じた道をまっすぐに駆け抜ける事ができたら幸せですね。
そんな点で、理性による信仰は、それを成し遂げますが、マインドコントロールはぬかるみに足を取られ、真っ直ぐではないと思います。
勉強になります。また教えてくださいませ。いつもありがとうございます。ペコリ
第17話 復帰の条件 2への応援コメント
戒めと称しての。某バチ●ンでも性的虐待が話題になりましたが・・
作者からの返信
そうでしたね、トップが謝罪しましたね。
宗教に限らず、どの組織にも見られると思いますが、
幼い子には言葉巧みだったりしますね。
後半、そういった被害者を登場させています。
海外ですが、実話を取り入れてみました。
コメントありがとうございます。ペコリ
第37話 沙羅双樹 《シンボルツリー》への応援コメント
新興宗教(カルト宗教)の問題を真正面から書くのはとても大変だったかと思います。
宗教だけでなく、何かに依存するのは寂しさを抱えた人間であり、育った環境に問題を抱えた人間が多く、その承認欲求の強さを利用されてしまうのですよね。教団側がそういう人を見抜く目もすごいのだろうなと、脱退者のインタビューを観ていると感じます。オウムだって実行犯には超高学歴の人があんなにいて、麻原に父性を感じたと言った人もいましたから。温かい家庭に育った人には異質に感じる束縛され自由を奪われる感じに逆に吸引されてしまうのでしょうか。
2世問題は一種の虐待とも言えるのでしょうね。子供は親を喜ばせようと自分を殺してしまいますしね。洗脳から解けた時、親を憎しんでしまうのは仕方ないのかもしれません。この物語では沙羅が久美子を最終的には赦せたようで、色々な間違いを犯した久美子もあの世で救われたかもしれませんね。
星都ハナスさまは他の方へのコメントでも、とても温かいお言葉を綴っていて素敵な方だなと感じておりました。色々ご苦労をされたからこそでしょうか。重みのあるお話を読ませて頂きありがとうございましたm(_ _)m
作者からの返信
葵 春香さま。
コメントありがとうございます。
そして最後までお読みいただきありがとうございます。関心がおありだったとはいえ、幼児虐待、毒親など気分が暗くなる拙作にお付き合い頂き感謝いたします。
仰る通り、寂しさを抱えた人、誰かに愛されたい人、家庭に問題があった人がカルト宗教に入信し、翻弄されると思うのです。
信仰とマインドコントロールの違いを書きたくて素人ながらも書いたので、感想を頂けて嬉しいです。
拙作「明日の事は明日考えよう!」はノンフィクションですが、これはフィクションですので、現実離れしているかもしれませんが、沙羅と久美子のそれぞれの生き方を慮ってくださりありがたいって思いました。
公開して3年経過しています。ますます社会問題になっている二世問題。私は一世でしたが、懺悔の気持ちを込めて書きました。
私自身、苦労はしてないかなぁって思うのですが、生きづらかったのは確かです。
けれど、書く事によって、カクヨムでの交流を通して人の温かさを知ったので、私も少しだけ優しい人間になれたかなって思います。
もったいないお言葉痛みいります。
人に恵まれたカクヨムライフ。
一期一会。たくさんのユーザーさんの中で出逢えるって縁があってのことですね。
葵さまとの出会いに感謝致します。
こちらこそありがとうございましたm(_ _)m
コメント、過分の星もありがとうございます😊
今、仕事の繁忙期で近況ノートは閉じたり開いたりしてますが、いつでも遊びに来て下さいませ。仕事が落ち着きましたら、また葵さまの作品に伺えたらと思います。
最近、カクヨムでは読み専になっております。今後とも宜しくお願いします🙇♀️