応援コメント

第37話 沙羅双樹 《シンボルツリー》」への応援コメント

  •  心が痛くなりました。私にも親御さんがエホバの証人を信仰していて、大人になってから辞める決意をした、という友達がいました。
     親が信仰しているという理由で、宗教が何かもわからない頃から信仰させられるというのは、私自身もそうなので割とよくあることなんでしょうね。でも教義のせいで、好きな部活も出来ず、運動会で出来ない種目があったり、遠足で行けない場所があったりするのは子供にとっては辛すぎると思います。輸血、体罰、信者以外からすると、全く理解に苦しむものですが、信者の方にとっては当然のことなんですよね、きっと。
     子どもは親を選べないから、せめて信仰の自由は与えてあげるべきだと思いますが、なかなかそんな風にはならないのもわかってます。
     私の実家は天理教ですが、同じく教会の子どもさんの中には嫌で嫌で堪らない、と言う子もいてました。ウチはユルユルだったので、あんまり規制もなかったし、布教活動なんかも全然してなくてダメダメ教会でしたが、やっぱり厳しい教会もあるみたいで。
     家がやってなければ、多分特定の宗教を信仰するということはなかったんじゃないかぁと思います。まぁ縁あってのことで、別に不満は無いのですが、自分に合わない宗教を親が信仰していて、更にそれを押しつけられるのは本当に苦しいことだろうと思いました。考えさせられる物語、読めて良かったです。ありがとうございました。

    作者からの返信

    大和様。

    まさかの沙羅双樹、一気読みに驚きと共に感謝いたします。夜中ではないですか!
    私が爆睡している間にありがとうございます。
    正直、今は不活発です。コロナ禍、集まり合うことができずに自然消滅ができたって感じなのですが、籍はまだあり……。
    一人一人は優しくて、親切で信仰に真面目で本当に良い人ばかりなのです。
    この作品を書いている最中はノンフィクションで書く勇気がなくて、半分フィクションで書きました。苦しかったのです。

    正直、親の信仰を押し付けるのはどの宗教も同じだと思うのです。仏教や神道、キリスト教だって葬式時に顕になりますもの。

    ただ、生活の中で頻度が高く、将来まで、いや命まで奪いかねないのが問題なんですね。
    人権や尊厳も然りです。

    昨今「宗教二世問題」が顕著になってきました。幼くて被害を訴えることができなかった信者が大人になったからだと思います。
    さらに深刻化すると思います。

    この社会問題を多くの方に知って頂きたく、前回のカクヨムコンでエッセイと現代ドラマを書きました。もし関心あれば『仔ライオンの泪』『明日のことは明日考えよう!』をご覧ください。逆に触れたくないようでしたら避けてくださいませ。

    拙作品はラブコメなどのほっこり、ハッピーエンド要素がないので、毎日を楽しく過ごされたいようでしたら、是非、星都ハナスをスルーしてくださいね。前もって、ここまでお読みいただけましたこと、心から感謝申し上げます。m(_ _)m

    コメント、過分の星ありがとうございます♪

  • このテーマ、このストーリー、書き切ったということがすごいです。
    苦しいことばかり、悲しいことばかりでしたが、最後に本当の救いがありました。
    それだけにラストシーンの美しさ。
    素晴らしい作品でした!

    作者からの返信

    関川さま。

    コメントありがとうございます。
    最後までお付き合い頂き、本当にありがとうございました。

    まだこの時はノンフィクションで書く勇気がなかったのですが……。

    救いを感じ取ってくださり嬉しいです。

    気持ちに寄り添ったコメント感謝しております。
    過分の星までありがとうございました♪m(_ _)m


  • 編集済

    ハナスちゃん。

    言葉にできないくらい壮絶でした。
    リアルな写実におののきました。
    新興宗教とは、いったい何なのか深く考えさせられました。
    久美子さんの入団の最初のきっかけは、家族を守りたい、家族みんなで幸せに生きたい、そういったものだったのではないかと思います。
    それなのに、段々家族は離れていき心を通わせることもできなくなって、久美子さんは奉仕活動をしながらも心は苦しかったのではと思います。
    マインドコントロールの恐ろしさを間近に見せつけられた気がします。
    信じて疑わない心が、それを必死に守るため家族をねじ込めてやがて狂気と化してしまった。
    そして誰一人救われることができない状態まで行ってしまった気がします。
    久美子さんが、宗教の教えのままにまじめに取り組む人だったからこそ……。
    その二世は、どこにこの感情をぶつけたらいいのかわからないままさまよい続け、もしかしたら解放された今でも怯えているかもしれません。
    重く答えの見つからない大きな問題だと思いました。
    ラストは沙羅の輝かしい未来が感じられて良かったです。

    ハナスちゃん、こんな社会問題ともいえる大作を書きあげられたハナスちゃんに敬意を表します。
    素晴らしい作品でした。
    誠にありがとうございます✨


    作者からの返信

    のこちゃん。昨日から怒涛の通知に驚きました。ラストまでお読みいただきありがとうございました♪

    二年半前に書いたので、まだ勇気が出せずに半分はフィクションで書いた物です。ですが新興宗教、マインドコントロールの闇や怖さを感じ取ってくださり嬉しいです。

    二世問題が必ず大きな社会問題になるって思ってました。内部にいた人間として何が問題で、何が危険なのか残しておきたいと思いました。

    のこちゃんの仰る通り、誰も悪い動機で始めてないのが問題なんです。そして二世が四十代や五十代になった今だからこそ声をあげ、世間に知れ渡っていったと思います。

    この先、年金受給がない高齢一世と社会的弱者の二世家庭が壊れていくと思います。

    楽園が来ると信じて生きてきたのですから、政治が関与すれば大変なことになると思います。希望を失い自死する信者がいたら……。

    経済面では何も出来ない私ですが、そういう方たちのメンタル面の受け皿になれたらいいと『沙羅双樹』と『仔ライオンの泪』を書きました。

    沙羅のように明るい未来に目を向けて欲しいです。のこちゃん、労いのお言葉、もったいないお言葉をありがとうございます😊

    過分の星もありがとうございますm(_ _)m

  • 星都ハナスさま

    コメント失礼します(*^-^*)

    うわー(>_<)💦

    色々な気持ちが溢れて言葉にできません。
    沙羅ちゃんには幸せになってほしいので
    ラストはほっこりしますし
    ただ、双樹くんや久美子さんにも切ないしで(ノД`)・゜・。
    あらためて新興宗教の恐ろしさを教えてくれました。

    でも、
    凄く感動しました(*´▽`*)
    星都ハナスさま☆
    素敵な物語ありがとうございました°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

    作者からの返信

    青木さま。

    重い話にラストまでお付き合い頂きありがとうございます♪

    お友達に二世の子がいるということで読み始めて下さったんでしたね。
    少しでもこの問題が認知されて、誰かに寄り添ってもらえるだけで嬉しいと思います。

    誰が悪いわけでもない問題。優しい子、真面目な子、親を想う子が苦しむのはおかしいって思います。

    久美子も周りから見たら狂ってるように見えますが、実は愛情深い母親だったと。

    フィクションですが、何かしら感じ取ってもらえて嬉しいです。いやもったいないお言葉、素敵なレビューを頂き感謝しております。

    本当にありがとうございます😊
    感謝を込めて。星都ハナス🌟

  • 最終話、悲しみと感動で鳥肌がたちっぱなしで涙が溢れました。沙羅とたくみは幸せになって欲しいと心から願います。
    文章力さることながら毎回の展開がペースダウンすることなく、むしろエスカレートしていく物語は昨今の出落ちライトノベルとは違い、ぐんぐんと興味深くなっていくことに別のベクトルでの爽快感もありました。長編はこうあるべきですね。
    いま、まさに読まれるべき小説ということもあり大変おもしろかったです。
    狂信者の恐怖、はぐくまれる愛、兄弟の絆、表題のみごとな回収と散りばめられた伏線、素晴らしかったです。なんとか映像化して欲しいです。

    作者からの返信

    石田さま。
    本当に一気読みして下さったんですね。
    祝日で天気の良い日に、なんか申し訳ないような嬉しいような。

    もったいないお言葉痛み入ります。
    この話を書いた時は、ここまで二世問題が明らかになっていなかったんですが、時間の問題かなと思いました。
    書いた目的は自分の後悔かもしれません。

    沙羅とたくみの幸せを願って下さりありがとうございます。
    組織から出た元二世たちに石田さまの願いが届きますように。
    この時点では全くのフィクションですが、時間が経過したこともあり、ノンフィクションで書いてみようかなって思いました。
    レビューで背中を押された気が致します。

    もちろん、私も多くの元二世の幸せを願ってです。

    気持ちに寄り添って下さり、本当にありがとうございました😊m(__)m
    レビューを頂けて本当に嬉しく思います。

    感謝を込めて 星都ハナス⭐️

  • 星都ハナス様

    今更ながら星都ハナス様の作家としての力量に戦きます。
    この、どちらかと言うと小説として取り上げるにはあまりにも重いテーマを一気に読ませてしまう筆力は相当のものです。
    読後は、カルト宗教への怒りが沸々と…。
    ひたすら双樹と雅人が可哀想で堪りません。
    そして、他の皆は狂っている。カルト教団の関係者全員は勿論、久美子は狂信者で殺人鬼、真美は二重人格でソシオパス、弘志は浮気者、沙羅はふしだら、拓海は避妊もしない最低男…と私の目には映りました。
    (ごめんなさいm(__)m 星都ハナス様の御作の登場人物をこのように表現して。星都ハナス様のキャラ設定とはかけ離れた見方をしていると思います)
    自分も身近にカルト教団と関わって苦しんだ人を見たことがあるので、
    『沙羅双樹』が全くのフィクションだとは思えない部分があったのです。
    少ない年金からせっせとお布施(お玉串)をし、ご奉仕をする老女、働きもせず生活保護に頼りながら献金し、支部内で高い地位を得ようと必死になるおっさん、若い女性入信者を餌食にする支部長、信者に教祖の本を書店で大量に購入させる本部……etc.
    いったん入信してしまえば周囲が何を言っても無駄です。救われるのは自分たちだけだという選民意識があるのです。
    信教の自由ではありますが、狂信的な親の元に生まれた子どもは……やはり犠牲になるしかないのでしょうか。つらく悲しい現実がそれを物語っています。

    『沙羅双樹』…タブー視される社会問題に真っ向から取り組んだ本当に素晴らしい意欲作でした。
    星都ハナス様、読ませていただき、ありがとうございました。

    作者からの返信

    ブロッコリー食べましたさま。
    最後までお付き合い頂きありがとうございました。
    公開したばかりの頃はあまり読まれない作品だったのですが、みなさま関心ある社会問題なんですね。この拙作で初めて交流する方もいました。

    同じように二世で苦しんだ方、友人や知人、隣人に同じ思いをしている方がいるって教えて頂きました。ブロッコリー食べましたさまもいらしたのですね。

    第三者からしたら、何とかしてあげたい、教団が憎たらしいってなりますね。

    お金、体力、時間、エネルギーだけでなく信者のアイデンティティを壊し、自尊心や命までを奪いかねない組織が本当にあるという事を訴えたかったです。

    難しいのは、法が裁けないこと。教団を離れた二世信者は親はもちろん、仲間から忌避されます。孤独を味わい、トラウマに悩み、社会に馴染めず……。

    忌避した親も子供と連絡をとってはいけないので、精神が病んでいきます。

    おっしゃる通り選民意識が狂信的にさせるのでしょう。エホバに至っては、自分たち以外の人類は滅びると本気で信じているので、救わなければと躍起になっています。

    問題だらけの作品ですね。ノンフィクションで書いたらたぶん、運営からお叱りを受けると思います。フィクションにする事で、カルトの闇を知って欲しかったので、読んで頂き感謝しております。

    キャラですが、ふふ、確かに。
    ここまで読みとって頂けてとても嬉しいです。読後、嫌な気持ちになってしまって申し訳ございません。

    ぜひ、柊さんの作品で癒されてきてくださいませ。

    いや、カクヨムにはもっと素晴らしい作品を書いている方が多くいます。

    拙作にお時間をかけてくださる事、嬉しい反面、申し訳ないって思います。

    いつもありがとうございますm(__)m

  • 久美子さん… 亡くなった後になって初めて明かされるいろいろなこと、小説だからしょうがないことですが、改心され、そんな人知れず根回しまでしていたのなら、「死」以外の、もう少し、上手なやり方があったのでは… とは思います。

    久美子さんが直接的ではないにしても大きな原因を作って二人もの人が亡くなっているわけですから、久美子さんの「死」という結末で“収まった”感じもありますが。
    私も、途中で、感情的なコメントを一つ残してしまいましたが、ハナスさん、まったくもって、読むのをやめさせない、力のある筆致でした。読ませてくれてどうもありがとうございました。

    宗教団体、教団と称することに関しては、最早、何も言いません。
    ひとりでも多くの方が、断絶届を出してくれますよう。
    ひとりでも多くの方が、入信しませんよう。
    それこそ、ちゃんとした神や仏が、このような不幸を招かないように少しでも目を掛けてくれますよう。
    私は祈りたいです。

    そして、断絶届なんて意にも介していない信者の方。
    少なくとも、不幸な出来事が起こる度に、「神を信じていないからだ」とあざけ笑う愚かさを一日も早く知ることができますことを祈ります。

    此処まで、読んできて、私にできることが、祈ることとは、それもまた、複雑な思いがしています。

    作者からの返信

    橙さま。
    最後までお付き合い頂きありがとうございました。

    暗くて重いテーマですのに、丁寧にお読み下さりコメントまでありがとうございます。
    久美子を死に渡すことは、最初はプロットになかったんですが、双樹を殺したあと、一緒にさせてあげたくなりました。

    組織を辞めた人間は信者から忌避されます。たとえ親子であっても。
    私の友達は孫すら抱くことが出来ません。

    たくさんの涙を見てきたので……。

    宗教組織は常識が通じないのですが、その中にいると感性がおかしくなります。

    『断絶届け』を出す人が増えて欲しいこと、入信しないことを祈ってくださるコメントを拝見して泪が出そうになりました。

    そう願ってくださる方がいるだけで、頑張れそうです。

    終末論、ハルマゲンドン、楽園が来ることだけを信じて生きている信者がたくさんいます。もしも嘘だと知ったら、生きる希望を失うでしょう。元二世の子供たちはその事も考慮して、苦しんでいます。

    橙さま、気持ちに寄り添って下さり、本当にありがとうございました。m(__)m

    救われ癒されました。ありがとうございます。


  • 編集済

    最後まで読ませていただきました。
    誰が被害者で、誰が加害者か。一様に指摘することのできない問題がこの宗教2世にあるのだと思い、またそれがこの問題の解決を難しくしているのだと実感させられました。

    星都様に教えて頂いたことで、専業主婦を宗教に勧誘する時は「家庭の平和」を説けばいい、とありましたが、教えを信じた故に壊れて行く家庭という現実を誤魔化しきれずに久美子が我に返って、けれど信仰を捨てきれずに揺らぐ心が最後まで痛々しく思えました。

    宗教2世という問題にどのような解決策があるのか。
    これについて考えながらこの作品を読ませて頂いていたのですが、私なりの結論を少々述べてみます。

    おそらく現在は、宗教から脱退された2世の方達の自助グループがあるのではないかと思われます。けれど当事者ではなく、周りの人が彼らをどうやってサポートしたらいいのか、どのように寄り添って社会への"再登板"を支えて行けばいいのか、そこが今のこの社会に足りないシステムではないのかなと思いました。

    子どもの頃の記憶として、クラスメイトであっても宗教に熱心な家庭の子どもはどこか変わっているように思えて、遠巻きに見ていた記憶があります。成長してからも、よほどの親しい間柄でないと親身になって介入しようとは思えないのではないでしょうか。

    そして私が最も懸念しているのが、助けようとした行為が、むしろ当事者を追い詰めることになるケースです。

    たとえば、この物語で星都様は教団のダメな部分を非常にリアルに描いておられ、読んだ方からは、このような新興宗教はいけない、許されないことだと共感し、批判するコメントが寄せられております。この辺りは星都様の物語を書く技量の高さとしてすごいなあ、と素直に思うところです。

    以降は私個人の考えです。
    けれど、批判のコメントは元信者の方の過去を否定することになるのかなと。
    元信者の方は、こちらのお話の最初の方のコメントで書かせていただきましたが、
    どこからどこまでが本来の自分で、どこからが宗教の教えなのか、不可分な自我を持っていると思うのです。

    脱退したばかりでその分離が不全のまま、これまで自分が信じてきた宗教やそれに基づく行為を否定する言葉を浴び続けることは、これもまた自傷行為になってしまうのではないでしょうか。

    どうしてもその人を救おう、その団体から引き離そうという思いが強いほど否定の言葉は強くなり、結果として元信者の方は自分を根本から否定され続け、誰も味方がいないと感じて逃げ場なく追い詰められてしまう。そんなこともあり得るのではないでしょうか。

    元信者の方の自殺も多くあると聞きました。
    救おうとする人たちにこそ、元信者の方達が持つ複雑で繊細な心を肯定し、許容する心構えが必要であることの周知が必要だと、これが私がこの物語を読ませていただいて導いた結論です。

    私が思うに、否定は教団から決別するためのロケットを打ち上げる燃料で、決別した後に必要なのは過去の許容であり肯定なのではないでしょうか。

    そう思って星都様のトップページを拝見したところ、宗教への許容と肯定が感じられるエッセイを連載されていて、なるほど星都様はご自身で再生の道を歩まれているのだな、とそこでしみじみとした感動を覚えましたことをお伝えしておきたいと思ったのです。

    私自身のことを申しますと、星都様のように神やそれに類する物への信仰心は、実は皆無なのです。もうきっぱりと。・・・・・・敢てあるとすれば科学への信仰心でしょうか。まあ、否定しかない世界なんですけどね、科学って(゚ω゚)

    非常に興味深い内容で、そして深く考えさせられるこの作品を、作者である星都様に伴走して頂きながら読み終えることができて大変ありがたく思っております。
    これは本当にカクヨムの醍醐味であると思うのです。長々しい感想に毎回お付き合いいただき、また多くのサジェスチョンを頂けましたことにお礼申し上げます。

    ありがとうございました!

    作者からの返信

    葛西さま、最後までお付き合いいただきありがとうございます。

    おっしゃる通り、誰が加害者で誰が被害者なのかが特定出来ないのが宗教問題だと思います。伝道する信者も終末論に煽られて本気で命を救おうとしていますし、親は子供の命を救いたいと必死になっています。

    久美子は信じ切っていた故に、第三者からみれば愚かな行為を信仰心だと思ってしてしまったんですね。家庭を平和にしたいという願いが強い人ほど、冷静に考えられなくなり、大胆な行動をします。

    心理的な面で言えば、「オレオレ詐欺」に近いのかなって思います。愛する家族のピンチを助けようとするあまり、理性が吹き飛ぶのですね。騙されている事を気付けずに……。痛々しいと思います。

    自助グループの存在があるようでないのが現実です。心の純粋な元信者は覚醒が始まると、ほとんどの確率で精神疾患になるんです。どんなに強くいようとしても、過去を台無しにされた悔しさや後悔、どこに怒りをぶつけたらいいのか分からない苛立ち。アイデンティティの崩壊。
    まだ信者である親との確執で、誰も味方がいないように感じるのも確かです。

    社会性が育っていませんし、信者からは無視され、孤立してしまうんですね。
    孫が生まれても、親に見せることも許されず、親も自然の欲求を殺して接します。

    おっしゃる通り、繊細な心の肯定は必要不可欠なことです。お互い覚悟も必要だと思います。

    闇が深く、きっと解決できないこの「宗教二世」問題はドラマ化や映画化もされていますが、元信者にとったら触れられたくない過去に、傷に塩を塗られただけかもしれません。

    葛西さま、いつも真摯にお読みいただき、ご意見を頂けて嬉しく思います。

    いつかこの題材で、もっとリアルに書こうって思っていましたが、人権を無視する記述にもなるので、創作にとどめておこうと思います。

    過分のお星さままでありがとうございました。

    本当にありがとうございました。m(__)m


  • ほとんど一気に読みました。ハナスさんの小説、初めて読ませていただきましたがとても引き込まれました。教団の内部にいる人の心理、宗教にはまる人の生い立ちや背景、その子ども達の悲劇、教団の腐敗体質や洗脳のやり口・・・

    世界中でどこにでも起こり得る問題をリアルに描いて下さいましたね。ストーリーの暗さ、救いのなさ、そして希望・・・多くが詰まった濃い作品でした。脱帽です!

    作者からの返信

    神原さま。
    通知を見て驚きました‼️
    と、同時に嬉しいです。一気読み、お疲れ様でございました。
    本当に暗く、闇なテーマで気分はいかがですか? 申し訳ありません。
    けれど、今、取り上げたいテーマを書けて満足していた作品です。

    そうでしたね。エッセイではない作品にお越しいただくの初めてでしたね。
    ありがとうございます😊

    言葉足らずな描写が多いので、モヤモヤされたかもしれませんが、私の拙作はほとんどモヤモヤベースです。

    宗教二世の苦しみ、問題提議をしてみましたが、色々感じて下さり感謝致します。

    世界中で起きている問題です。宗教の闇、人間の本質、欲望って怖いですね。

    マインドコントロールと尊い信仰心の違いを感じて頂けたら幸いです。

    お星さままでありがとうございます。
    感謝を込めて。星都ハナス⭐️

  •  最後まで読ませていただきました。
     沙羅がマインドコントロールから解き放たれ、拓海と共に新しい家庭を築いていく希望のあるラストに救われました。
     ただ、そこに至るまでに彼女が負ったたくさんの傷が本当に痛ましく……。特に双樹を失ったことが悲しくてたまりません。
     久美子が沙羅を庇ったことは、献身の愛とは思えませんでした。言えて贖罪かなと。双樹に対しても同じような愛を向けてほしかった。双樹は刺し、沙羅は身を挺して庇うのは、やっぱり歪です。それがそのときの久美子の精一杯であったことは分かるのですが……。

     今はどの登場人物も(楽園に行った人たちも)幸せであれ、と願うばかりです。
     素敵な作品でした。読ませていただき、ありがとうございました。
    (また読み返したら違う感想を持つかもしれません。そしたらまた別話にコメントします。)

    作者からの返信

    朝斗様、丁寧なコメントありがとうございます。
    沙羅に焦点を当てたら、結婚して子どもが生まれ、少しは幸せになりましたが、根本的な精神的安定はないと思います。

    泣いて、憎んで、赦して、また泣いて……。痛みを分かち合う双樹もいない。毒親久美子は死んでしまい、恨みをぶつける事も出来ないですもの、辛いと思います。

    久美子、無償、献身的な愛ではないですね。自己満の愛、おっしゃる通り贖罪だったかもしれません。

    それだけ子ども達は深い傷を負ったんですものね。現実問題、親を許せない二世が多いなと思います。死んだら赦されると思ったら大間違いですね。

    最後までお付き合い頂き嬉しい限りです。
    フィクションですが、いつかノンフィクションとして書いてみたいと思います。
    ありがとうございました。
    ありがとうございました。m(__)m


  • 編集済

    皆さん仰ってますが、気になって気になってどんどん読んでしまいました!
    そしていろいろ考えさせられました…。
    お母さん、本当は沙羅ちゃんのために脱退届を用意して、たくみ君と連絡取ったり、靴下まで編んでたこと。
    そして沙羅ちゃんも、最後はお母さんの信仰を否定せず見送ってあげたこと。
    何ていうか、本当の本心と、日常の行動がかけ離れてて、もどかしい!

    正直、やっぱりお母さんがしてきたひどいことがいっぱいよぎってしまい、車の前に飛び出せるほどの深い愛があるなら、なんで今までムチで叩いたりずーっとひどいことできたんだよ!って思っちゃう。もちろん最後の最後で改心したってことなのかもだけど…

    結局、いろんなものを同時に抱えてるのが人間なんだと思うんだけど、私は割り切っちゃう考え方なので「結局どっちなの!?」というのがムズムズしました。
    あの、これは本当に、作品の出来を評価してるとかじゃなく、あくまで私自身のテーマや課題として、この作品を通して、それが浮かび上がってきたということです。
    昨日もかなり個人的な内容のコメントをしてしまいましたが、この作品はそれだけ、「作品を夢中になって読む」=「自分の内面を見る」ことに直結していて、それで皆さんすごく色んな意見が出たんじゃないかなと思います。その意見をそれぞれ受け止めて下さるハナスさまの度量もあいまって。

    正直、最後は感動というより、お母さん書類送検なのに沙羅ちゃん結婚許されたの!?輸血問題で反対されてたのに、脱退したら、こんなすごい事件起こしちゃってるのにそれは大丈夫だったの!?という現実的なところに目がいってしまって(;^ω^) いや、そこは本題じゃないってことは分かってるんですが!
    いや本当にケチをつけたいんじゃなく、自分、本当に現実的な問題しか見ない(見たくない)んだなあというのが浮き彫りになって、自分の課題がまた少し整理されました。

    「私もそう思う!」と共感してもらえる作品は多いけど、「我がこととして考えてしまう」作品は稀有だと思います。
    読ませていただきありがとうございました!!!(長文すみません!)

    作者からの返信

    あとみく様、率直なコメントありがとうございます。

    帰宅して通知を見て驚きました。読了ありがとうございます。久美子の心境の変化が急すぎますね。そして沙羅は本当に覚醒していたのかの疑問を持ったと思います。

    もどかしい!との感想、いや、あとみく様の心の叫びを感じました。

    毒親である久美子の過去の行動である身体的虐待を、沙羅は忘れる事、許す事は出来ないでしょう。そして妊娠中の沙羅への精神虐待も。沙羅からしたら土下座されても許せないと思います。久美子は改心していないと思います。
    沙羅のメールを見て、少しばかり残っていた良心が車の前に飛び出させたのだと思います。

    あとみく様、私は度量などありません。この作品から滲み出ているように狡い人間です。中途半端で優柔不断な久美子です。

    ラストは書き急ぎました。最初のプロットとは全く別物です。正直始めは皆さまからコメントを頂けるとは思わず、更新してきました。が、書きながらコメントを読む度に、早く久美子を抹殺したい。しかも「良い母親」として幸せな死を与えてあげたいと焦ったのです。

    お気づきかもしれませんが、久美子は私の分身です。
    新興宗教にハマり、五年ほど前に覚醒しました。久美子がした数々の冷酷な仕打ちを忘れたくて……。

    自分の罪を棚に上げて、過去の行動を「マインドコントロール」というワードを使って、言い訳して生きている最中です。
    根本的な所では娘に赦されてはいません。

    あとみく様の昨日のコメントを拝見し、きっと拙作で傷つけてしまうだろうなと感じました。ムズムズやもどかしいという言葉に変えておられますが納得がいかない所もあると思います。

    それなのに、拙作を我が事として考え、ご意見を頂けた事、(過分の星)感謝いたします。本当にありがとうございます。

    コメント欄のみりあむさんへの返信で、私の気持ちを書きましたが、時が来ましたらフィクションではなくノンフィクションとしてリアルに書きたいと思います。

    あとみく様からのコメントを頂き、考え、また「書く」エネルギーを頂けました。ありがとうございました。m(__)m








  • 完結お疲れ様でした。
    ごめんなさい、私はこの話にお星さまをつけることができません……この小説のタグに「エホバ」とつけていいのかどうか、ちょっと再考されてもよいかと思います。
    ぜんぜんベツモノの新興宗教になっているので、誤解や偏見を生むだけのように思います(さらに、二世の方などが辞めたい気持ちを抱えてこれを読んだときに、「これは悪意を持って書かれているから、参考にしなくていいや」と思わせてしまう危険性があると思います)
    書かれたことは良かったと思いますし、ハナスさんの抱えたものを吐き出すきっかけになったことは否定しません。
    すみません、こんなコメントになってしまって……機会があれば、今度こそひとつも嘘のない、あの宗教について書いてほしいです。きっと淡々と事実のみ書いても、多くの人が恐怖と嫌悪感を抱くでしょうから。

    作者からの返信

    みりあむさん、率直なコメントありがとうございます。m(__)m

    タグに関しては、最近付け足したのです。書いている最中は付けてませんでした。付けている理由は二世の方にこの作品を読んで欲しい訳ではなく、Twitterに来てもらうためです。けれど全く知らない人は偏見を持ったり誤解を生むでしょうね。今一度考えてみます。ありがとうございます。
    みりあむさんの優しさに感謝致します。

    また、嘘のない真実を書く……多分それはここではなく、ブログになるかも。ブログでは同じ立場の人がたくさんいます。

    カクヨムではフィクションと聖書に焦点を当てた作品だけを残したいなと思います。状況と心境が変化したら、ここでも書きたいなと思います。
    (娘は私がカクヨム登録している事を知っていて、デバネズミのエッセイを読んでいます。今、真実を赤裸々に語る勇気がないのが本音です)

    最後までお付き合い頂きありがとうございました。
    感謝致します。星都ハナス。⭐️



  • 編集済

    『マインドコントロール』。これは実に難しい問題ですね。人類、すなわちホモサピエンスは、この『マインドコントロール』に長けていたからこそ、他のホモ族を駆逐し、やがては哺乳類の頂点に立った、と歴史的にみることもできそうです。
    つまり、人類というのは他者を『マインドコントロール』したいと欲し、また他者から『マインドコントロール』されたいと欲する生物なのだと、前提的に考えておいた方が良かろう、というわけです。
    故に、利己的なコントロールを廃するべく道徳が説かれ、公共や社会性といものが見出だされてきた。

    我々は、良くも悪くもそのような存在であり、だからこそ知性と理性とを携え、常々悩みながら進むべきであろう、と思うのですね。

    本人にとっては生きる意味そのもののように重要なものであっても、他人から見れば殆んど価値はない。思想、信念、プライド、信仰、須くそういうものです。だからこそ、自らの想いは隠し、他者の想いは可能な限りに尊重する。それが人の道というものなのではあるまいか、そう感じました。

    非常に考えさせられました。
    ありがとうございました!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    おっしゃる通りですね。戦争や自然災害があっても、人間がここまで生き残ってきたのは、親から子へ、子から孫へと何かしら教えてきた事がいい方へ働いてきたからだと思います。

    理性や知性が優っていたら、仏壇に手を合わせる事も、墓参りをする事もないでしょう。感謝の念に繋がったり、相手の想いを尊重するいいマインドコントロールだと思います。
    社会問題になっているマインドコントロールは、少数派だったり、異端であったり、根拠がないもの、他者を不快にするものです。

    国民性にもありますね。戦時下ではお国のために命をかけた若者が多くいました。
    実際は自分の愛する人を守るためです。
    特攻隊志願の若者のように、純粋な信仰を抱いて、自分の命を削って宗教に没頭する若者。疑う事も知らずに……。
    ネットの普及で真実を知り、失望したり、鬱になったりと問題が露呈しています。

    全盛期の信者はもうすぐ終わりが来ると、貯蓄もせず、年金も払わず……高齢化で生活保護に頼り生活しています。

    ご意見を頂き、私の方こそ色々考える事が出来ました。そしてレビューにも感謝いたします。嬉しいです。m(__)m

    呪文堂様、🌸の美しいこの季節に、重いテーマに真摯に向き合ってくださり感謝申し上げます。楽しく、ただ花を見て美しいと感じる生き方をしたいのですが、まだまだ未熟ゆえ、私は生きることに、もがいています。
    偏った考え方に刺激を与えてくださりありがとうございます。
    感謝を込めて 星都ハナス⭐️

  • 良かった……良かった……(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
    最後の久美子さんの「愛してるよ」の言葉で、また涙腺決壊しました。
    いろいろ拗れて、取り返しのつかないことにもなってしまったけれど、新しくこの世に生まれた子はきっと真っ直ぐな愛と共に育っていける。
    この先は本物の幸せがみんなに訪れますように。

    凄まじい、だけどものすごく心に刻まれる物語でした。素晴らしかったです!

    作者からの返信

    すずめ様、最後までお付き合い頂きありがとうございました。
    重い暗い、けれどこれから社会問題になりそうな作品を、真剣にお読み頂き、ご意見本当にありがとうございます。
    最近、Eテレでも特集番組があって、宗教二世が気持ちを吐露していました。

    子どものために良かれと思って抱いた信仰が拗れると、取り返しのつかない事になりますね。今ある命が全てでないという狂信が、不幸なのだと思います。

    新しい命に希望を託しました。
    レビューを頂き、ありがとうございます。
    心から感謝申し上げます。私の訴えたっかったテーマを、深くまで汲み取って下さり、つかえていた苦しみが取り除かれたようです。
    どこの団体かは、限定してませんが、読む人が読めば、分かると思います。
    そこで苦しんでいる人たちの目に触れて、マインドコントロールが解けるという希望を持って欲しいなと書いた作品ですので……すずめ様の素敵なレビューに感謝致します。
    本当にありがとうございました。m(__)m

  • 感動しました。素晴らしい作品ですね。

    作者からの返信

    おお、全部お読み頂いたのですね。
    星まで頂きありがとうございます。

    半分ノンフィクションですので……そう言って頂けて書いて良かったと思います。

    いつもありがとうございます。
    感謝を込めて  星都ハナスm(__)m

  • 私には、重い内容でした。
    私の友人は私を勧誘する時、「入信しない我が子たちは、地獄に堕ちてもかまわない。もうすぐ来る楽園で、良い子を授かるから」と、嬉しそうに言いました。「そんな!」という憤りとともに、子どもをそこまでして切り捨てたいと思う彼女の心の闇を哀れと思ったものです。
    20年もかけて子育てをし、その後も死ぬまで、いや死んだ後の供養の仕方まであれこれと親子の関係が続く人間は、考えれば大変な生き物ですね。ライオンは我が子を谷底に突き落とすと、褒められるというのに。(笑)

    作者からの返信

    真田様、コメントありがとうございます。

    重たい内容でした。なのにラストまでお読みいただき嬉しいです。
    ここでは久美子の存在を消すことにより、落ち着いたように見せましたが、現実は闇と病みの世界です。
    勧誘された事があるんですね。
    お友達の言葉に疑問を持ち、哀れに感じた真田様、その時のストレスが手に取るようにわかります。ご友人は信仰だと言うでしょうが、マインドコントロールされています。信者にならない我が子より、将来の地で新たな生命を生み出して神に仕えさせる事が尊いと教えられているのでしょう。

    「信じる者は救われる」この言葉は怖いなと思います。
     
    人間だけが将来を考え理知があるのに、動物の方がスマートですね。本能で生きていける事が時に羨ましいです。

    きっと真田様は物事を真剣に理性的に考える方でしょう。何より勉強家だと思います。真田様のような知的な方とカクヨムを通じて交流出来ている事、とても嬉しく思います。
    ありがとうございます。m(__)m

  • 凄まじかった… 何かに縋らなきゃ生きていけないつらさ。久美子という人は幸せだったんだろうかと考えてしまいました。人は育つ環境生きる環境にものすごく影響されてしまいますね。それでも信仰よりも最後には母親であったことが救いです。
    二世という存在はこの作品で知りました。最初から何もかも決められている怖さを感じました。自分の意思を持つことすら覚悟と勇気がいるなんて、生まれながらの被害者であると思います。
    沙羅には幸せな家庭を築いてほしいです。

    作者からの返信

    柊さん、全話お読み頂きありがとうございます。「二世問題」は日本では深刻です。

    久美子は幸せだったのか、不幸だったのか分からないですね。宗教だけでなく、ギャンブルや買い物、性依存などありますが、子供や家族に影響を与えるのはやはり、信仰の押し付けだと思います。
    信仰なら自分だけで確立していられますが、マインドコントロールされると、善意でも押し付けるのでタチが悪いです。

    信者ではなく一人の人間として、また母親として人に接する事が出来たら、久美子も良かったと思います。

    少し私自身の経験も入っています。
    今はもっと視野を広げて色んな知識を取り入れ自由になっていますが。
    あっ、その中の一つに哲学などがあります。この年でニーチェなどに触れました。
    柊さんをフォローしているきんちゃんさんのエッセイです。また興味あればどうぞ。

    あっ、これも押し付けですね、ごめんなさい。
    星もたくさん⭐️降らせて下さりありがとうございます。m(__)m
    いつもありがとうございます。

  • 完結おめでとうございます
    マインドコントロールは恐ろしいものですが最後はいい流れになってよかったです

    作者からの返信

    全話お読みいただきありがとうございます。m(__)m

    お星様まで頂き感謝致します。

    暗く重いラストにしたくなかったので……。
    しかし、現実マインドコントロールに苦しんでいる人もいます。

    関心お持ちくださりありがとうございました。
    感謝を込めて  星都ハナス

  • こんにちは。
    完結おつかれさまでした!
    単なる善悪や怒りにとどまることなく、いかによく生きるか、愛するか、というテーマに昇華されているのがいいな、と思いました。
    ご自身の経験も物語に反映されているのですね。葛藤や呪縛の重さにリアリティが感じられたのも納得です。
    沙羅が幸せな道を歩みだしたこと、なにより新たな生命が生まれて未来につながろうとしているラストに、ほっとしました。ありがとうございました!

    作者からの返信

    久里様、コメントと星までありがとうございます。

    リアルになりすぎない為に、少し非現実を入れましたが、基本は家族がテーマですので、ラストほっとして頂き嬉しいです。

    自分の経験は少しなんですが、宗教二世のブログから多くのエピソードと混ぜて書いてみました。戦後日本は本来の神道、仏教をベースに多くの信仰宗教が生まれたみたいですね。
    その時の信者の子供たちが苦しむ世の中になってきました。
    一つの社会問題だと思います。芦田愛菜ちゃんの映画も二世問題です。

    お読み下さりありがとうございました。m(__)m


  • 編集済

    ハナスさん、こんにちは。

    やはりイッキ読みしてしまいました。笑
    ずっと気になりつつ、読むになかなか来れなかったんです。

    でも、ひとたび読めば止まりません。笑


    久美子さん、マインドコントロールされていても母親の部分は消えていなかったんですね。
    母の愛を感じました。

    久美子さんも被害者の1人ですよね。
    これからは何かに縋ったり追い立てられたりすることなく、心安らかになれますようにと願わずにはいられません。

    双樹くんと一緒に。


    ハナスさん、連載お疲れ様でした。

    私もとても気になるテーマでもあったので、
    すごく読み応えのある物語をありがとうございました。

    【追記】

    ハナスさん、近況ノートにメッセージをと考えて下さっていたとは……。泣
    ご心配かけてしまい、すみません。
    でも、お気持ちが嬉しいです!!
    そして、何でもない時でもいつでも是非メッセージください♡♡(図々しい。笑)

    と、そんなお手数をおかけしない様に私もゆっくりながら「手紙」を書いたり、これからも読むに伺わせていただきます♡♡

    これからもよろしくお願いします。

    作者からの返信

    ねむこさん、こんにちは。(o^^o)

    お返事頂いて、嬉しいなと思っていたらまた通知が。
    びっくりしてしまいました。素直に嬉しいです。気になっておられたのですね。

    思いテーマでしたのに、一気読みは疲れませんでしたか?
    ありがとうございます。本当の愛、みんな示してくれました。

    正直、何度も近況ノートに伺おうと思いました。けれど、まさし君の学校が始まった頃からだったので、お一人の時間を違う事に費やしているのかなと控えました。だから、お元気でおられる事、ここでまたお話出来たこと嬉しいです。

    ご自分のペースで、ゆるく、楽しく過ごしてくださいね。
    朝晩が冷えます。夏の疲れが出ます、そしてまだ収まらない不安な要素があり、日常に影響します。ねむこさんのゆるく!がこんなに心に響くなんて、ありがとうございます。

     では、お疲れ出ませんように!(*´ω`*)
    ねむこさんにとって、毎日がゆるく優しいいい日となりますように。

  • 完結おめでとうございます!
    新興宗教に振り回される家族と周囲の人たち……重い題材でしたし、ミステリー要素もあり1話1話が読みごたえありました。
    最初は沙羅を応援し、途中で久美子を理解し、ダブル主人公だったように思います。
    ラストはたくさんの希望に満ちた様子で、ステキでした!

    連載お疲れ様でした。
    あとでレビュー投稿します。まずは★で祝福!

    作者からの返信

    サクヤ様、ラストまでお読みになって下さり、お星様と素敵なレビューまで頂き感謝しております。m(__)m

    重い重いテーマでした。ゆえに非現実要素を取り入れてみました。

    沙羅を応援し、久美子を理解してくださり嬉しいです。
    二世問題は親と子がそれぞれの立場で苦しむんだと思います。
    私自身、マインドコントロールの恐ろしさを体験して……騙す、騙される問題ではないと肌で感じました。

    やはり家族の愛、絆の大切さは隙を与えないんだと思います。

    サクヤ様、お忙しいでしょう!その中で本当にありがとうございました。

    感謝を込めて  星都ハナス⭐️

  • こんばんは、完結お疲れ様でした!
    重い作品ではありましたが、ハッピーエンドで終わって良かったです。
    親から子へ負の連鎖が受け継がれてゆく部分や、沙羅が「二世である私たちこそが被害者だよ!」と叫ぶ部分などは特にグッと来ました。

    実は私自身もある宗教の二世として育てられました。恐らくは儚仏真理教のモデルにもなっている宗教です。

    その視点でゆくと、沙羅が本当に負の連鎖を断ち切れたのだろうか?というのは気になる部分です。うまくいかない時にひょっとすると子供に当たってしまうのか?…いや辛さを知っている分それは絶対にしないのか?などと考えてしまいました。

    ハナスさんは他にも宗教を扱った作品を書いてらっしゃるようなので、読ませていただこうと思います。
    ありがとうございました。

    作者からの返信

    きんちゃん様、最終話までお読み下さりありがとうございます。
    「二世問題」お読みになって辛くなりませんでしたか?実はきんちゃん様のTwitterで存じてました。活動を離れてどのくらいだろう、ご家族とはどんな関係なんだろうと……。自然消滅できたのでしょうか?不快になる部分も多かったでしょう。ごめんなさいね。

    沙羅は簡単に断ち切る事は出来ないでしょう。もしかしたらずっと引きずりますよね。きんちゃん様の存在がとてもありがたいです。m(__)m

    聖書そのものは好きなんです。特にダビデが好きで、「ダビデに恋して」を書きました。


    応援、コメントたくさんありがとうございました。ペコリ(о´∀`о)

    編集済
  • ハナスさま、執筆お疲れさまでした。
    完結おめでとうございます!!

    ☆*☆☆✴︎と▶︎で展開される回想メールと、その削除で、じわりときました。沙羅ちゃん、生まれた子と一緒に前向きに強く生きて行こうとする気持ちになれて良かったです……「叶夢(かのん)」ちゃん! 素敵な名前です。

    人の心に、するりと入り込んでしまう宗教の実態が『沙羅双樹』のおかげで以前よりハッキリと見えたように思うのです。

    ハナスさま御自身の味わってこられた思いが深かったのでしょう。リアリティーを感じました。さいご「信仰って愛する人の幸せを望むことなんじゃないかな」が心に沁みます。答えですね。

    読ませて頂き有難うございましたm(__)m

    作者からの返信

    ひいな様、最終話までお付き合い下さりありがとうございました。

    励まし労いの言葉、痛み入ります。
    沙羅ちゃんはきっと拓海君に守られて幸せになれると思います。

    弘志と真美は同じ思いを味わった者として、労りながら老後を迎えると思います。


    双樹も久美子と同じ樹の下で……。

    今回、樹木葬について調べましたが、ペットと一緒に埋葬いいらしいんです。驚いたので。(*^^*)笑

    ひいな様、コメントお星さまたくさんありがとうございました。

    感謝を込めて        星都ハナス

  • ようやく読めました。
    (出かけていたので……)
    深い物語を書くのは辛い作業であることだったと思います。
    完結おめでとうございます。
    心に残る物語でした。

    作者からの返信

    あいる様、おはようございます。

    時間を見て驚きました。夜中です。

    毎日大変なお仕事をされて、貴重なお休みでしょう。その中で素敵なレビューまで……。ありがとうございます。

    ラストは、沙羅と拓海の結婚した報告です。本当はもっとあいる様のように二人の思いを深く書きたかったのですが、私には無理でした。(筆力がない)

     他の方のコメント返信でも明かしましたが、高校生の時、半年間宗教の勧誘を受け勉強して、集まりに参加した事があります。
     完全に信じ込み親を泣かせました。とけるのに半年以上かかりました。

     沙羅と同じ恋愛をし、双樹のようにニュースを見て自分を取り戻しました。
    現在もまだ苦しんでいる人がいるのを知って、この作品を書きました。
    最終話までお読み下さりありがとうございます。コメント、お星様、レビューもありがとうございます。

    感謝を込めて    星都ハナス⭐️

  • 気になって一気読みしちゃいました!
    幸せそうな終わりで良かった!

    作者からの返信

    最後までお読み下さりありがとうございます。
    ラストは幸せでした。(о´∀`о)

    お星様までいただき感謝しております。

    これも何かの縁、平成忍者様の作品に伺いますね。宜しくお願いいたします。

    感謝を込めて   星都ハナス☆

  • 沙羅さん、ちゃんと幸せになる道を進めたんですね!
    久美子さんと入れ替わるように生まれてきた叶夢ちゃん。たくさんの愛を運んできてくれました。
    みんなが幸せのありがたみを噛みしめながら、これからも希望に満ちた人生を歩いていける。そう感じさせてくれる、素敵なラストシーンでした。
    完結おめでとうございます!

    作者からの返信

    沙羅が幸せになるラストから考えて作った話なので……久美子と双樹の最期は書くとき辛かったです。

    特に双樹は沙羅の事が心配だったでしょう。
    「愛は全ての事を希望します」
    という聖書の言葉があります。
    宗教も人間が間違った解釈、欲にまみれた体制にしたらカルトになるんだと思います。

    素敵なレビューありがとうございます。とても嬉しいです。
    テーマを読み取って下さり感謝致します。

    痛みを乗り越え、愛を持って育てられる叶夢ちゃんに希望を託しました。

    コメント、お星様、レビューに感謝しております。ありがとうございました。m(_ _)m

  • 完結おめでとうございます。
    毎回、次が気になる展開でした。
    沙羅のケースは割と明るい未来を予感させるラストでした。
    しかし実際は悲劇的結末を迎えることの方が多いのでしょう。
    久美子は毎回出ずっぱりというわけでもないけど、存在感は抜群でした。

    連載、お疲れさまでした。

    作者からの返信

    最終話までお読み下さりありがとうございました。m(_ _)m

    素敵なレビューもとても嬉しいです。

    おっしゃる通りシリアスで閉塞感のあるテーマですが、根本の愛を読み取って下さりありがとうございます。

    現実、問題を抱える家族はいて、何を持って幸せなのか他人には分かりません。けれど、カルト宗教の影響からは自由になって欲しいと願います。

    私自身、高校生の時、マインドコントロールの怖さを体験しました。反対する家族は敵だと教えられていました。
    今、平和なのは、親と妹たちの愛のある説得でした。

    沙羅と久美子の事をずっと応援して下さりありがとうございました。

    感謝を込めて      星都ハナス

  • 完結おめでとうございます。
    叶夢ちゃん、ちょっとキラキラネーム入ってて笑いました。
    不幸な過去を乗り越えて幸福な未来を築いてくれることでしょう!
    すてきなラストでした

    作者からの返信

    ラストまでお付き合い下さりありがとうござました。m(_ _)m

    コメント励みになりました。(о´∀`о)

    キラキラネームをつけたのは、拓海で〜す。
    私、名前ランキングを調べたんです。
    昭和から令和までの一位から十位を。
    面白かったです。子が美になった時興奮しました。

    って何の話でしたかしら。失礼しました。
    あえて非現実も入れることで重くならないようにしました。笑

    お星様たくさんありがとうございます。感謝です。m(_ _)m