記憶を届けて

桜城冬樹はどこにでもいる普通な高校生、とはかけ離れ、クラスに馴染めず退屈な毎日を過ごす高校生。
ある日、従妹であり担任の先生でもある神原皐月に声を掛けられ、妹の虹と一緒に近くの神社で行われるイベントに参加。
と言っても、手伝いをするだけで面白いかと言われれば全然。
イベントは順調とは程遠いものの盛り上がっていたが、正午に差し当たって大地震が起こった。
町一体をに響くほどだったが、運よく事故や大けがをする人物は現れなかった。
しかし、神社に祭ってあった神器と呼ばれる４つの物が壊れてしまう。
この神器はこの町に伝わる伝承と深くかかわりある物らしく大変な事に。
神器が壊れた事や、イベント参加者も減ってきていたためイベントはそこで中止となり妹と共に帰宅。
そんな夜、たまたま神社の方を散歩をしていると…続きを読む