概要
幸せなあの日をもう一度……
幼い頃からいつも家族からぞんざいな扱いを受けていたカリーナ=レイ。そんなある日、彼女の家に一人の薄汚い格好の男がやってきた。その不審な男は母親と短い会話を済ませると、近くで見ていたカリーナを手招きして「カリーナ、私たちはこれから少しの間家を開けるのよ。だからその間、このお兄さんのところで預かってもらうことになったの」と言い放つ。正直こんな怪しい男についていくのは気がひけるが、彼女に拒否権なんてものはない。この物語は、戦時中に起こった一人の少女を描いた物語。
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