SFと云う大鍋に、具材として「学園」と「タイムリープ」と「恋愛」を投げ込むのはわかる。旨そうだ。
だが本作品は、これに留まらない。
トッピングに「魔法少女」「偽妹」「異世界転移」「狂信的宗教団体」「サイコパス」「超能力」……etc.
ここまでくると、もはや闇鍋。
旨いのか? いや、旨くはない。
だが、箸が止まらない。
訳が解らない。
美味と云うよりは珍味?
特に物語の後半からは、文章がアクロバティック過ぎて、書いてある内容を、きちんと理解できなかった。
でも、読み進められてしまう。解せぬ。
とにかく勢いが凄い。
そして結局、最後まで読み切ってしまった。
何故だ!?
この困惑を、他の人にも、ぜひ味わって貰いたい。
切実に……