ハープの音色

原因不明の病気を抱える少年は環境を変えるため、母親と三か月前に引っ越した。
引っ越してから月日が流れたことで、自然と近隣住民には事情がバレて、少年は腫れ物扱いされます。
心配性な母親を余所に散歩に出かけた少年は、いつもと違う音に惹かれて洞窟に辿り着きました。

そこにはハープを奏でる人魚がいた。


その日以来、中々姿を現さない人魚だったがある日突然また現れて……。
洞窟に自分以外の誰かがいると知った人魚は、毎日話し掛けるようになる。
しかし、少年はそれに応えられずに病状が悪化してしまった。

空想と謳われる人魚と少年が交わることはできるのか。
病状が悪化してしまった少年はどうなるのか。

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※この物語はフィクションです。実在する団体や人物とは一切関係ございません。