8.5話 お酒コーナーに良い子は行っては行けません

リリナはレイナの異変に気づいた。

リュウカはレイナに、抱きつかれてロック状態…そしてリリナは床に転がるあるひとつの小瓶を見つけたが栓が抜かれていた。

リリカはその小瓶を手に取り書かれていたのは「大人のお酒」と書かれていた。


「げっ!?この飲み物…欲望爆発させる作用があるお酒じゃん!!」

「な、なんつー物を売ってんだよリリカ!?」

「一応女神マートだからあるでしょお酒ぐらいさ」

「リュウカ…私を抱いて」

「いやいやいや!?それするとR18にしてされちゃうからダメだ!!断じてな!!」

「私もう無理…」


赤く頬を染めて、着てる服を緩め始めてレイナは顔を横にする


「おぉ…どこぞのギャルゲー…」と言いつつリリナは右鼻から鼻血を垂らす。


いやいやなんか危ない匂いしかしない!?

止める気ないだろリリナ!!


男の俺だったら、あきらかに獣化するけど


そうじゃない、それはダメだダメだ…思想を抑えるリュウ

リュウカはゆっくりと立ち上がって言う



「ヒック…私を犯して」

「ちょっとレイナさん!? その発言はアウトだぞ!!」

「うるちゃい!バキャロ――!!」

「た、叩くなぁってば痛いだた!!」

「もっとうってあげようか?お前の―――○○○ピ――を」

「僕それ無くしたんだけど!? ねぇ、レイナさんキャラが崩壊してるよ!!」

「たまには堅物と影役から抜けたい…陽キャラになりたい。ヒック…」

「イメージがおかしんだけど!?」

「うるちゃい!!」


なんか大事なもん忘れてきてないか!?

海に置き忘れた釣竿か、または路頭に雑巾見たく片方だけボロボロに無残務像に転がっている感じになってませんか!?


いや、まぁ、内心ややエロい気分だが抑えろ俺よ…Mじゃねぇけどよ。

レイナは頬を膨らませて「むーっ…」っと言った。



折れた足を軽く蹴られたリュウカ


「あうっ!?」っと思わず変な声がでた。


激痛を耐えながら、涙目で声を震わせてリリナに言う


「リリナ…何とかしろ…」

「と言われましても、一瓶じゃなくて小瓶だからもうそろそろ切れるはずよ」


レイナは何かのストッパーが、切れたように

すやすやと眠り出した。


まさかファーストキスがレイナに取られるとか…俺もうお嫁に行けないよ…。


リュウカは嬉しいような、そうでも無い気持ちが空回った。


うん? なんか眩しいな―――?


リュウカの真横で金色に、光る物があり振り向くと、リリナは金色に光る地蔵になっていた。しかも悟りを開いた顔をしていた。


ありがとう、我は満足した、幼女達をなむなむ。


「セリフが回想通して話だしてる…」


レズに見えた方もいるだろう

狂気を荒あげたいだろう

だが、このリュウカは元々男性ありんす

我は、なんという罪をなしたなり


「…レズじゃない、レズじゃないこれ」


我は満足した、次はリュウカと私だ


「リリナ、自堕落じゃなきゃ普通に可愛いけど」


初期化データは出来ません

セーブデータを上書きして、アンストしてください。

リモコンのスタートボタン、長押しはやめてください

私の婿はリュウカしかいないんじゃ…養え


「養うくらいなら胸少し成長な」


うるさいーーバカリュウカーー!!

私の気持ちわかんないくせに!!

低身長、貧乳、自堕落!!

負の点しか兼ね揃えてないじゃない!!


レイナの上からようやく、転げながら落ちるリュウカ。

少し満足した顔でリリカに言う


「人によってそれは最高のパラメータ。リリナのいい所じゃないそれ?」


さっきまでレイナと重なってた人に言われてもなんも響かないわ、我はレズ神也


リュウカはやれやれとした顔を浮かべた


白い短パンと緩い黒いTシャツ

普通に見たら美少女で可愛い

だが、欠点付き物で…女神界では唯一婚期が遅れた女神だったらしい。

まぁ欠点は、自堕落だけどな。


リリナは地蔵から解かれて、普通に軽くため息を吐いて口開く


「それで、幼女達のキスに遭遇した私は満足したけどさ。あんた達二人そうゆう仲なの?」

「いや?普通に仲がいい姉妹的な感じ」

「ふーん? でもこのお酒…飲むと副作用出る人はその人が気になるらしいけど…也」

「は?」

「やっぱり、レズじゃないの?也?」

「いやいや…断じて認めないし、レズなら場合によっては見てる方が良いが…也」

「それ変態の考え方…也よ」

「うるせな…元年齢からしたら色々あるんだよ。少年から大人になるのさ…なり」


かっこよく決めたが、やはりあのシーンが強すぎていまいち決まらない。

リリカは、なにか許さない的な目線で話てたが…まぁよく分からない。


「也をミスってた?」

「なりが也だろ? 大差変わんないだろう」

「まぁそうだけど」

「也」

「也也」

「なりなりうるせぇよ!」

今日の一日、誤飲したレイナが覚醒した日と名ずけよう。


我は幼女は最高也さいこうなり―――


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