8話子供の届くところにお酒置いちゃダメだが異世界はどうだろうか
今日は曇り空、見上げてふと思う
リリナ、レイナ、俺の三人はこのボロボロに滅んで生物が居ない世界に住んでいるが、少しばかりは魚は生きているので全く居ないのは人類の方かもしれない。
あの巨大生物は結局は人工機械と呼ばれている「魚」である。
鑑定スキルする前は、皮を剥ぐと鉄の骨組みでアンドロイド的だなっと判断は出来ていた。
通常なら異世界転生なら、転生後の年齢筋書きを書いていくのだが…最初から六歳児だからね。
とゆうか、神に等しい存在って居ない方が変だな
とはいえだ、永久六歳はないけど…微妙に魚が生きていて居ないのは人類。
まぁ、ジャ〇アンの映画版を原理にすれば簡単だ…人類は滅んだけど俺は強く生きるぜ現象に近いんだよな。
今日はそれとなく一人でいるリュウカ
自分に何か目覚める能力がないかと疑問である、魔法は少なくても二人使えるわけだ。
ぐっ!?ぼっちは仲間はずれがお約束かよ!?
俺には凄腕スキルがあるはずだ!!
いやないなんて言わせねぇ!!
あ、やっぱり心配になった…
あー!!チート級スキルを僕にください!!
大きなチートスキルを僕にくださいぃぃ!!
リュウカは少しばかり軽くため息を吐いて思う。
それよりもさ…発展なくない? なんも作らずに生活してる。
俺は何故か魔法使えないみたいだ、こっちの流れだとチート系か、異能系最強フラグなんだよな、期待数値低めだけど。
でもさ、俺今さ瞬間移動と書いてテレポートならできそうな気がするんだ。
リュウカは胸に拳を当てて顔を上げた。
まぁ、特に確信はないけど
とゆうわけで、リュウカはビルの屋上から飛び降りた…魔法ができることを期待して。
やけに股が涼しいだけで、普通に地面に落ちてリュウカ絶叫する。
「ぐぁぁぁぁーー足がァァァァーー!?」
足から着地したので、骨から電撃が全身に伝わり…そしてボキッ! っと嫌な音が聞こえて
リュウカは泣き叫ぶ。
「あぎやぁぉぁぁ!! 足やったァァァーー!!」
激痛に耐えられず足を抱えて転がった。
痛てぇ!! 痛てぇよかーちゃん!!
しかし、リュウカにはお母さんは居ませんでした、少しばかり虚しくなり冷静なって思う。
実に思うと人から見たら、これは馬鹿な考えです…普通やりません、馬鹿な発想だったぜ…ガクッ
時には無茶をしたくなる…それが男だ。
あ、いや、今は女の子だった…忘れてた。
リュウカは足を引きずりながら、住んでる家まで戻ると…リリナが腕を組んで待って居たのだ。
「なにしてんの?」
「え…空から幼女振ってくるシュミレーションしてた」
「意味わかんないわよ! で、なんで服が泥だらけで立って歩いてないわけ?」
「あはは…」
「まぁ、これはチャンスよね?」
「え?」
「ぐへへ…女神マートにテイクアウト。へへっ」
「り、リリナさん…?」
「さー、私が連れて行ってあ・げ・る♥」
とんでもない寒気を覚えたリュウカ
リリナの顔つきがいやらしく歪んでいる。
「ぎ、ぎやぁぁぁぁぁーー!!」
悲鳴は虚しくリュウカ、リリナにて
カウンターの上に置いたリリナはリュウカを眺めながら話しだす。
「人を馬鹿とか言っといて、アンタも馬鹿じゃない。はい治った」
リュウカは右足を動かすと痛くなかった。
思わずリュウカはこう口から出る。
「はやっ!?」
リリナはやや自慢げな顔をした
しかも来ている服の汚れすら、片手一振で綺麗にする始末だ。
「リリナ、お前もしかして万能?」
「ん?はいこれ」
「これ
「これは?」
「それは
「これならどう?」
「それは
「ここまでがテンプレ」
「こっから天ぷら」
「あとから冷凍食品」
リュウカはこう叫びリリナに言う
「いやこれなんか違うぅぅぅぅーー!! 無限に続くなにかだよこれ!? リリナ真面目に話聞いてた!!ねぇ!?」
リリナは棺桶を右肩に乗せてグラサンをしていた。
「よんだ? これにはいってくれたらいつでーー」
リュウカはリリナの顔を蹴飛ばした。
上手くリリナは棺桶にテイクオフ果たす。
「違う違う!! そうじゃない!! なんか違うしなんでそーなった!?」
すると見知らぬ男が現れて、肩に棺桶を乗せてリズム軽に踊り出す。
「いやそれも違うからぁぁぁーー!! なにそれ!? どっかで見た奴だよそれ!!」
そのままリリナは運ばれていった。
「連れていかれたァァァァーー!! おい店主、何処に行く気だーー!!」
リズムカルな音楽はやがて消えていった
リュウカは仕方がないのでカウンターに寝そべった。
はぁ…店番か…つまんないな。
すると、レイナがカウンターからひょこっと顔を出して言う
「リュウカ起きてる?」
「起きてるよ」
「ねぇ、構って」
内心的には「くそっ!構ってコールか、可愛いじゃねぇか!!」っとリュウカは思った。
俺は体を起こして、ゆっくりとレイナを向いて口開く
「構ってやる。んで何するんだ」
「えーと…今日ねこの本拾ったんだ。読んで」
レイナがぽんっと置いた普通の日記帳…
リュウカはその本を手に取り開いて読む
なになに…ラグナロクが訪れて世界的に終わったからこの本にはそのラグナロクを見て書いた描いたから見て欲しい。
そのページを捲ると…ラグナロクの絵だ
何がかなりごつい装備してるが、何やらきわどい露出が多い服ばっかだ。
そして、その一言は「この本を見たお前…ラグナロクはいいぞ!ぐへへ…おっとヨダレが…ふへへっ…」っと記されていた
またしてもロクなもんが書いてないな
その分が二ページ、あとはイラストばっか
死ぬまでラグナロクを愛したぽいな
いや、きわどいイラストが…俺までヨダレが…
おっと、レイナが見てるんだな危ない危ない。最後に殺される時、かなり喜んだんじゃないか…最後のページ鼻血見たく血で固まって開けないしね。
リュウカはレイナをチラッと見た
レイナは何やら目を輝かせてる
なにやら期待してるぽい顔だ
「レイナ、期待する内容じゃないぞこれ?」
「私が興味あるのは…リュウカです!」
「へ?」
「さぁ、私に飛びついてください!」
「な、何に目覚めた? レイナさんーー」
「見た目は六歳だけど、中身は十代後半。その名はーー」
「まてまて!? そっちに行っちゃダメだ!!」
レイナはむー! っとした頬をふくらませた表情をする
クソっ!! 可愛からやめろぉぉぉーー!!
尊いダメージ入るから!!
そしてリュウカの手を掴んで引っ張る
「レイナ引っ張るなよーー」
「うんっしょっと」
レイナ思ってたより力強いく
レイナはリュウカを、カウンターから引きずり落とす
そのまま、レイナの上にリュウカが落ちて
二人の唇が重なる
「ーーっ!?」
リュウカとレイナの目が合い、かなり近い事が理解出来る。
お、俺のファーストキスがァァァーー!!
理不尽な奪われ方したぁぁぁーー!!
内心絶叫しているリュウカである。
レイナはみるみる顔を赤くして動かない。
リュウカは、出来たことが理解できないまま時間が過ぎた。
ようやく重なる唇が離れた二人は口を開く。
「レイナ…」
「リュウカ反応可愛い…」
「え? いや…え?」
「ふふっ」
そして、リリナが戻って来てドアを引いて中に入って見た光景は言葉なかった。
「あ、あんた達…なにしてんの…?!」
「これはな、レイナがわるーー!?」
リュウカをレイナは強く抱き締めた。
「話さないんだから〜」
「レイナ〜苦しいっ!!」
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