赤裸々だ。理解したくないのに理解できてしまう男の性。理解したくないは言い過ぎた。部分的に主人公に共感してしまった。この作品には共感させる力がある。共感できる、ではなく共感させる力。最後の展開含めてある種実に美しい流れになっている。表題にもある通りこれぞ文学、ではなかろうか
なろうにも投稿しているラノベ作家目指しマン。いつの間にか社会人になってました。基本公募勢。
とにかくリアル。こんなに自分をさらけ出してしまうのかというほど現実味があって、他人事と思えない。言葉選びは丁寧で、時には文学的に、時にはストレートにぶつけてくるのだが、その切り替えが見事。凄い…続きを読む
リアルな男の、燃えないゴミの日に出し忘れたプライドみたいなものが、泥水の中の澱のように沈んでいる。ある日落ちて来たアルフォートが触れると、澱は水中をびゅわりと舞い上がる。掻き混ぜられて茶色く濁ったそ…続きを読む
すべてが素晴らしい。まさに、このような作品こそが高く評価されて欲しい。「君の手首に傷を見つけたあの日から、俺の情けない恋は始まった――」というキャッチコピーからもわかるように、主人公の男性が自…続きを読む
この主人公はとてもいい。最近流行りの無双する主人公ではなく、普遍的に存在する夢想する男だ。欲望と妄想の合間に不意に見せるピュアさとか。とおぉぉぉっても、素敵なんだよぉおおおおっ!自分のよう…続きを読む
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