第三章 外国郵便
ルイス警部は、ルイス警部の上司の部下に「そうだな、街並みを見る事で、何か手掛かりを見つけられるかもしれないからな。犯人の思惑が見えて来るかもしれない、では行く事にしよう」といった。ルイス警部とルイス警部の上司の部下の二人は、犯人逃走経路の探索へと再び歩き出した。少しばかり時間が経ち、郵便博物館へと到着した、ルイス警部とルイス警部の上司の部下は、郵便博物館の受付へと向かった。ルイス警部は、受付に「ここ郵便博物館で起きた、盗難事件の捜査に来た、特別捜査官のジョナサン警部です。責任者に会わせて下さい」といった。受付は、ルイス警部に「お約束はありますか?」といった。ルイス警部は、受付に「いや、無い。盗難事件の捜査なんだ責任者に会わせてくれ」といった。受付は、ルイス警部に「かしこまりました、今聞いて参りますので、暫くお待ち下さい」といった。暫くして受付が、戻って来て、ルイス警部に「それでは、四階の突き当りの部屋で、署長がお待ちしております。階段かエレベーターで上の階へとお上がり下さい」といった。ルイス警部は、受付に「分かった、ありがとう」といった。ルイス警部は、ルイス警部の上司の部下に「署長が待っているとの事だ、四階まで上がって行く事になる。どうやらこの建物には、展示物が多い様だ、何か気づく事があるかもしれないから階段で、上がって行く事にしよう」といった。ルイス警部の上司の部下は、ルイス警部に「そうですね、何か事件のトリックがあって、その事に気づくかもしれない。では行きましょう」といった。ルイス警部は、郵便博物館の階段を上がりながら、ルイス警部の上司の部下に「ここは展示物が、沢山あるなぁ、何か物を隠す事も出来る気がする。どう思うかね?」といった。ルイス警部の上司の部下は、ルイス警部に「そうですね、もしかするとまだ、この博物館内に、消えた展示物があるかもしれないですね」といった。ルイス警部とルイス警部の上司の部下の二人は、四階に到着して、署長室のドアをトントンとノックした。すると部屋の中から、どうぞという声が聞こえて来た。そして二人は、署長室のドアを開けると、そこには少しくたびれた男が、立っていた。くたびれた男は、ルイス警部とルイス警部の上司の部下に「どうぞこちらへ、待っていました。郵便博物館の署長です、宜しくお願いします」といった。ルイス警部は、握手をしながら、署長に「どうぞ宜しくお願いします。デンマーク政府に依頼されて来た、英国の警察の警部で、そして英国特別捜査機関の捜査官のルイス・ジョナサンです。それから僕の横にいるのが、僕の上司の部下で、通訳兼ガイドです」といった。ルイス警部の上司の部下は、握手をしながら、署長に「こちらこそ宜しくお願いします」といった。ルイス警部は、署長に「では先日の盗難事件の事について、是非お話しを聴かせ下さい」といった。署長は、にっこりして、ルイス警部に「さすがは政府の仕事に就いていらしているだけありますなぁ、ええ、お話し致しましょう。最初に何をお話しすれば良いですか?」といった。ルイス警部は、署長に「いつ頃、盗難に気付かれました?」といった。署長は、ルイス警部に「この郵便博物館の警報が鳴ったのは、先々週の金曜日で、しかし盗難に気付いたのは、もっと後なんです」といった。ルイス警部は、署長に「何ですって?気付いたのは、もっと後なんですか?ではいつなんです?」といった。署長は、ルイス警部に「はい、私どもが盗難に気付いたのは、先週の金曜日なんです。なんとデンマーク王立図書館で、本の盗難があったというじゃないですか。それでうちの博物館の、私よりも上の職員が、私どもの博物館でも警報が鳴ったので、念の為に展示物の紛失が無いか、確かめる様に言われて、その上うちの依頼している警備会社の方からも、その後異変は無いかどうか聴かれたので、私どもはもう一度、博物館内を入念に調べた所、切手が偽物にすり替えられていたんです」といった。ルイス警部は、署長に「その事件が、あった場所に案内して下さい。それから盗まれたのは、どういった切手ですか?教えて下さい」といった。署長は、ルイス警部に「もちろんです、盗難のあったのは絶滅してしまった動物を描いた切手なんです。滅多に手に入らない物なんですよ」といった。ルイス警部は、署長に「それは、とても貴重な物なんですね」といった。署長は、ルイス警部とルイス警部の上司の部下に「こちらです、ついて来て下さい。盗難にあった場所にご案内します、盗まれた切手はこの博物館内の三階で、展示されていたんです、今居るこの階は、四階になります。それなので下の階に行かないといけません、ですから階段を使って行きましょう」といった。ルイス警部は、署長に「分かりました」といった。ルイス警部の上司の部下は、署長にコクリと頷いた。署長とルイス警部とルイス警部の上司の部下の三人は、階段をカツカツといわせながら、階段を使って下の階へと下りて行った。三階に到着すると、署長は、ルイス警部とルイス警部の上司の部下に「もう少しです、ああ、あそこです、見えてきました。あの本のページの様に展示されている所です」といった。ルイス警部は、展示場所を手で掴みながら観察して、署長に「んん、これはどうして、警報が鳴ったんですか?警報が鳴った経緯を教えて下さい」といった。署長は、ルイス警部に「はい、この展示用のショーケースが外れたり、壊されたりすると、警報が鳴る仕組みになっています」といった。ルイス警部は、署長に「このショーケースで、どこか壊れている所はありましたか?」といった。署長は、ルイス警部に「いいえ、何処も壊れている形跡は無かったです。それなので、私どもも最初は警報の誤作動だと思いました。それから大分して、先程も申しましたが、デンマーク王立図書館での盗難事件があった事で、もう一度展示物を調べた所、展示物の紛失に気付きました。恐らく展示用ショーケースの留め金が外された事によって、警報が鳴ったと思います」といった。ルイス警部は、署長に「警報が鳴った後は、どの様に対処したのですか?」といった。署長は、ルイス警部に「はい、私どもは警報が鳴ったので、最初は監視カメラで異常事態の確認をしました。しかし異常は見つからず、何処の監視カメラを見ても、何も変わった所は無かったのです。警報が鳴り止まないままなので、警報が鳴っている階を確認する事にしました、すると警報が鳴っている場所は三階の切手の展示物である事が分かりました。しかし三階の監視カメラを見ても、何も異常が起きている様子は無かったので、取り敢えず警備員を三階に向かわせました。そして博物館内にいるお客様たちが、不安に思うと考えましたので、博物館内の放送で『警報は三階からです、三階以外の階にいるお客様は、この博物館内から外へ出なければ何をしていても構いません。三階にいるお客様は、そのままじっとその場を動かない様にしていて下さい。今速やかに問題に対処しています、ご安心下さい』と言いました。そして私どもは、三階から階段とエレベータで下りて来るお客様を、監視カメラで確認して、博物館内から出ない様にして、所持品のチェックをしました。しかし何も美術品が出て来ませんでした」といった。ルイス警部の上司の部下は、ルイス警部と署長に「それでは盗まれた美術品が、煙の様に消えてしまったという事ですか?」といった。ルイス警部は「それは考えにくいなぁ、まだ博物館内にあるかもしれないなぁ」とつぶやいた。ルイス警部は、ルイス警部の上司の部下に「良しでは、この博物館内の展示物の裏などに、消えた美術品が隠されているかもしれない、上の階から順に美術品を調べてみよう」といった。ルイス警部は、署長に「僕たちで、博物館内を捜索したいのですが、宜しいでしょうか?もしかすればまだ博物館内に、消えた美術品がある可能性があるんです」といった。ルイス警部の上司の部下は、ルイス警部と署長とのやり取りを聴いて、コクリと頷いた。署長は、ルイス警部とルイス警部の上司の部下に「はい、構いません、消えた美術品を取り戻せるのなら、何でも協力します、手伝わせて下さい」といった。早速、ルイス警部とルイス警部の上司の部下の二人は、博物館内の最上階から下の階へと順々に捜索を開始した。二人は小一時間、絵の額縁や展示されている人形の洋服などのポケットの中まで調べたが、消えた美術品はもちろんの事、手掛かりすら何も出てこなかった。
最上階から念入りな捜索を終えて、階段を下りて来た二人は、少し疲れた様子で、茫然としていると、博物館内の一階の郵便窓口での会話が聞こえて来た。お客様は、郵便局員に「窓口はやっていますか?」といった。郵便局員は、お客様に「はい、郵便物を承りますよ」といった。お客様は、郵便局員に「あら助かるわ、じゃあ、この小包をこの住所に送って下さると嬉しいわ。宜しくお願いします」といった。聞こえて来た会話は以上だった。それを聞いたルイス警部は「一階は郵便局なのか」とつぶやいた。ルイス警部の上司の部下は、署長に「誰か、郵便局員の方で、体調を崩された方はいませんか?もしかしたら事件の手掛かりがあるかもしれないんです」といった。署長は、ルイス警部の上司の部下に「いいえ、その様な職員はいません、事件前も後も一人もおりません」といった。ルイス警部の上司の部下は、署長に「そうですか、参ったな、いったいどういう手口で、切手を盗み出したんだ」といった。ルイス警部は、署長に「事件の時は、郵便窓口はどの様な状態でしたか?」といった。署長は、ルイス警部に「普段通りに営業していました。何分警報が鳴ったのは三階ですからね、一階の郵便窓口は仕事をこなしていたと思いますよ」といった。ルイス警部とルイス警部の上司の部下の二人は、話しを聴いて驚いた様子で、顔を見合わせた。ルイス警部の上司の部下は、署長に「郵便局員の方々にお話しを伺いたいと思います、ご協力頂けますか?」といった。署長は、ルイス警部の上司の部下に「もちろんです、直ぐに手配します。話しを聴くのは四階にある私の部屋で聴きましょう、一旦、四階に戻りましょう」といった。ルイス警部は、署長に「郵便窓口の荷物の郵送について聴きたいのですが、宜しいでしょうか?」といった。署長は、ルイス警部に「大丈夫ですよ、私から局員たちに話しを通しておきます」といった。ルイス警部は、ルイス警部の上司の部下に「君は郵便局員の方々に、警報が鳴った時の事について話しを聴いておいてくれ。僕は郵便窓口での事件の時の様子を聴いてみる事にする、宜しく頼むよ」といった。そしてルイス警部とルイス警部の上司の部下は、それぞれの仕事に取り組み始めた。ルイス警部の上司の部下は、署長と署長室で、郵便局員の方々に話しを聴き始めた。ルイス警部の上司の部下は、郵便局員の人たちに「警報が鳴った時に、何をしていましたか?」や「警報が鳴った日の前日に、変わった事や不審な人を見なかったですか?」や「美術品以外に紛失した物は、何かありますか?」などと聴いた。すると郵便局員の人たちは、ルイス警部の上司の部下に「いつも通り、お客様の接客をしていました」や「監視カメラを確認したり、辺りを見廻して、異変が無いか確認しました」と最初の質問に回答した。次の質問には、どの局員も「変わった事や物はありませんでしたね」と回答した。最後の質問には「確かめたのは、事件後になってしまいますが、失くなった物は何一つ無いと思います」と回答した。ルイス警部の上司の部下は、署長に「んん、特にこれといって、何か手掛かりになる様な事はありませんねぇ」といった。署長は、不安そうに、ルイス警部の上司の部下に「そうですか、困りましたね、捜査は手詰まりでしょうか?」といった。ルイス警部の上司の部下は、署長に「そんなに心配なさらずに、ジョナサン警部が私たちには付いています。ジョナサン警部なら、何か私たちには見えない物が見える筈です」といった。ルイス警部は、署長に案内されて、一階の郵便窓口の奥の部屋で、盗難事件の日に、一階の郵便窓口に配置されていた郵便局員に、話しを聴いてみる事にした。ルイス警部は、郵便窓口にいた局員に「窓口では、どの様な業務をなさっていますか?」といった。郵便窓口にいた局員は、ルイス警部に「そうですね、私どもは物を郵送する仕事に従事しています。大体大きく分けて国内と国外に、郵送する仕事に分かれています」といった。そこで、ルイス警部は、郵便窓口にいた局員に「まずは国内に、郵送する仕事を担当している方にお話しを聴きたいと思います」といった。郵便窓口にいた局員は、ルイス警部に「はい、では今呼んできます。私は国外の郵便担当なので」といって、席を立った。少しばかり時間が経ち、先程の局員が、国内に郵送する局員を連れて、ルイス警部のいる部屋に入って来た。国内に郵送する局員は、ルイス警部に「初めまして、ジョナサン警部、聴きたいお話しの内容は、伺いました。私で良ければ、何でも聴いて下さい、分かる事であれば何でもお答えします」といった。郵便窓口にいた局員は、ルイス警部に「では私は、部屋の外にいますので、何か御用がありましたら、声をお掛け下さい」といって、ルイス警部のいる部屋を出て行った。ルイス警部は、国内に郵送する局員に「それでは、話しを伺いたいと思います。警報が鳴った日、あなたは何をしていましたか?教えて下さい」といった。国内に郵送する局員は、ルイス警部に「その日は、朝から手紙や小包を郵送して欲しいお客様が、多くいらして、とても郵便局内は混雑していました。ですから、私も忙しく接客をしていました」といった。ルイス警部は、国内に郵送する局員に「それは警報が、鳴った時もですか?」といった。国内に郵送する局員は、ルイス警部に「はい、警報が鳴ったのは三階でしたし、放送で三階以外の階は、仕事を継続して行う様に言っていましたので、普段と変わり無く仕事をこなしていました」といった。ルイス警部は、国内に郵送する局員に「そうですか、では仕事の時に普段とは、変わった荷物を受け取った事などはありますか?」といった。国内に郵送する局員は、ルイス警部に「いや、お客様のみなさんは警報が鳴っても、落ち着いていらして、普段と違わずに郵送する荷物を私に渡していました。ここに来るお客様は、お客様同士では、ほとんど顔見知りなんだと思います」といった。ルイス警部は「顔見知りかぁ」とつぶやいた。国内に郵送する局員は、ルイス警部に「はい、この辺りにあるスーパーマーケットで買い物ついでに、荷物を郵送しに来るお客様が、とても多いんです。警報が鳴った時も郵便局内は、買い物をしてから来たお客様か、買い物をこれからしに行くお客様で、混雑していました」といった。ルイス警部は、国内に郵送する局員に「では国内に荷物を送る人たちには、警報が鳴った時に、不審な物を見たか聴いたのかな?」といった。国内に郵送する局員は、ルイス警部に「はい、お客様のみなさん、良く周りの事を覚えていらっしゃいまして、特に普段とは違った事は無かったとの事でした」といった。ルイス警部は、話しを聴いて、少し考え込んだ面持ちで、右手を額に当てた。少しだけ時間が経ち、ルイス警部は、国内に郵送する局員に「国外に荷物を送る担当の人も、話してくれた様な状況なのかね?」といった。国内に郵送する局員は、ルイス警部に「それは国外の担当の方に、聴いてみないと分かりません」といった。ルイス警部は、国内に郵送する局員に「そうか分かった、では国外の担当の局員に話しを聴いてみる事にしよう、質問は以上だ。外で待っている君の事を、連れて来た彼を、ここへ呼んでくれるかな?」といった。国内に郵送する局員は、ルイス警部に「分かりました、直ぐに呼んできますね」といった。ルイス警部は、コクリと頷いた。するとルイス警部がいる部屋の外から、国内に郵送する局員と郵便窓口にいた局員の会話が聞こえて来た。国内に郵送する局員は、郵便窓口にいた局員に「私との質問は終わりました、次はあなたとの質問を、開始したいとの事で部屋に、ジョナサン警部がお待ちしています」といった。郵便窓口にいた局員は、国内に郵送する局員に「分かった、ありがとう」といって、ルイス警部のいる部屋に入って来た。郵便窓口にいた局員は、ルイス警部に「お待たせしました、何でも質問してください」といって、ルイス警部の向かいにある先程まで、国内に郵送する局員のいた椅子に座った。ルイス警部は、郵便窓口にいた局員に「それでは、質問を始めますね。警報が鳴った日あなたは、何をしていましたか?」といった。郵便窓口にいた局員は、ルイス警部に「ええとですね、私は普段と同じで国外に荷物を郵送する手続きをしていました」といった。ルイス警部は、郵便窓口にいた局員に「国外に郵送するお客様も、やはり顔見知りのお客様が多いのですか?」といった。郵便窓口にいた局員は、ルイス警部に「いいえ、国外に郵便物を送るお客様は、観光客の方がほとんどで、大抵はデンマークの絵ハガキや特産物に、私たちデンマークの郵便局の消印を押して貰い郵送するのが、目的のお客様がほとんどです。わざわざお土産を郵送するのは、国々によって消印が異なるので、思い出の一つにそれを集めたいという事みたいです」といった。ルイス警部は、郵便窓口にいた局員に「なるほど、それでは通常通りで、変わった点は無かったという事ですか?」といった。郵便窓口にいた局員は、ルイス警部に「そうですね、少し気になった事といえば、大抵のお客様は旅行気分を味わいたいと、ゆっくりしていらっしゃるのですが、一人だけフランスに郵送するお客様がいらして、その方は何でも良いから、早く手続きを済ませてくれとの事でした。気になった事といえばその事でしょうか」といった。ルイス警部は、郵便窓口にいた局員に「フランスかぁ、そのお客はどんな物の郵送を頼んできたのかね?」といった。郵便窓口にいた局員は、ルイス警部に「そうですね、中位の大きさの小包と、そして後から手紙の封筒を出して来て、その二つを郵送して欲しいとの事でした」といった。ルイス警部は、郵便窓口にいた局員に「そうか、その郵送する荷物の中身は何か分かるかね?」といった。郵便窓口にいた局員は、ルイス警部に「そうですね、小包の方は“お菓子”と郵送する時の伝票に記載がありましたが、少し重い気がしました。そして封筒の方は急いで糊付けしたみたいで、まだ封が乾ききっていません様でした」といった。ルイス警部は、郵便窓口にいた局員に「うん、これはもしかすると手掛かりかも知れないなぁ。所でフランスの郵送先は分かるかね?」といった。郵便窓口にいた局員は、ルイス警部に「荷物の送り先のフランスの住所なら直ぐに分かります。今調べますね」といって、席を立った。少しばかり時間が経って、郵便窓口にいた局員が、部屋に戻って来て、ルイス警部に「これです、これです、ありました」といって、郵送手続き時の控えの書類を見せた。ルイス警部は、郵便窓口にいた局員に「これがフランスの住所かね?メモを取らせて貰っても構わないかね?」といった。郵便窓口にいた局員は、ルイス警部に「はい、そうです。大丈夫ですよ、お役に立てましたか?」といった。そしてルイス警部は、差し出された控えの書類の記載事項を書き留めた。ルイス警部は、郵便窓口にいた局員に「とても助かった、ありがとう。質問は以上だ」といった。そしてルイス警部は、部屋から出て行き、四階の署長室へと向かった。少しばかり階段を上がって行くと、署長室のある四階へと到着した。そしてルイス警部は、署長室のドアをトントンとノックをして、部屋の中に向かって「ジョナサン警部だ、中に入っても良いかい?」といった。すると署長室の中からルイス警部に向かって「どうぞお入り下さい、こちらも局員に対しての質問が終わりました」と声が聞こえて来た。ルイス警部は、その言葉を聞いて、少し嬉しそうな表情をしながら、署長室のドアを勢い良く開けた。するとルイス警部の上司の部下が、ルイス警部に「何か良い情報か何か、手に入りましたか?ジョナサン警部?」といった。ルイス警部は、署長に視線を投げて、その後にルイス警部の上司の部下に「ああ、とても参考になりそうな事を聴いたよ」といった。ルイス警部の上司の部下は、ルイス警部に「そうですか、ジョナサン警部、これからどうします?」といった。ルイス警部は、ルイス警部の上司の部下に「早速本部に帰ろう、それからここで聴いた事を頼りに捜査を進めてみよう」といって、その直ぐ後に、署長に「では、これで僕たちは失礼する事にします。ご協力ありがとうございました」といった。署長は、ルイス警部とルイス警部の上司の部下の顔を交互に見ながら「こちらこそ、捜査をわざわざ行いに来て下さって、本当にありがとうございました。また何か協力して欲しい事がありましたら、何でも言って下さい、必ず力になりますので」といって、ルイス警部とルイス警部の上司の部下と握手した。ルイス警部とルイス警部の上司の部下は、一旦、自分たちが泊っているホテルへと向かい、借りているバイクを取りに行くと、それぞれが作戦本部へと向かった。
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