第五章 ニールセン兄弟

 ルイス警部が月曜日にデンマークに到着して、デンマーク王立図書館の捜査を終え、一日経ち、二日目のデンマークの郵便博物館の捜査を行い、作戦本部で報告会をした間も無い午後四時頃だ。その頃デンマーク警察署では、部屋の至る所にある固定電話が鳴っている、それから警察官たちはコーヒーを何杯も自分たちのコップに注いでいる。そうこうしていると警察署内の警察官の一人が、ある警察官に「おい、ニールセンそっちはどうだい?NCAとの合同捜査だろ、いつもと違う雰囲気で、少しは楽しいんじゃないか?合同捜査だから、休み時間もきっちり時間単位で貰えるんじゃないか?どうだい?」といった。話し掛けられているその警察官はニールセンというらしい、ニールセンは、警察官の一人に「そうでも無いんだ、なかなか複雑でね」といった。警察官の一人は、ニールセンに「いったいどういう事なんだ?王立図書館のただの盗難事件だろ、少し捜査範囲を広げれば、犯人を捕まえられるだろ」といった。ニールセンは、警察官の一人に「それがそうもいって無いんだ、犯人の手口が巧妙でね。そこへ郵便博物館の盗難事件が舞い込んで、そちらにも人手を割かないといけなくて、全く頭が痛い次第だよ」といった。そんな中、警察署内のニールセンの机の電話が鳴った、ニールセンは、自分の机の電話の受話器を取って、電話の相手に「はい、もしもしニールセン」と電話をした。電話の相手は、ニールセンに「やあ、兄さんかい?俺だカールだ」と電話をした。ニールセンは、カールに「おお、どうしたんだ?カール、仕事場にまで電話をして来て、何があったんだ?」と電話をした。カールは、ニールセンに「ごめん、心配したかい?今日の夕食の作る係なんだけど、どうすれば良いかなって思って」と電話をした。ニールセンは、カールに「ええと、今日はあの日か?」と電話をした。カールは、ニールセンに「そうだよ、兄さん、俺の恋人の誕生日さ、ちゃんとご馳走を用意しないと駄目だよ。なんたって今日は、めでたい日なんだからね」と電話をした。ニールセンは、カールに「スーパーブルーセンで、必要な物を買って来るよ、何を買ってくれば良いか言ってくれ」と電話をした。カールは、ニールセンに「俺はローストビーフの為の牛肉を買って来るよ、そしたら先に買って来た牛肉を焼いて待っているよ。兄さんは、サーモンとニシンのマリネのセットと出来たらワインと…出来たらレバーパテとそれから、そうだラクリスを頼むよ」と電話をした。ニールセンは、カールに「ああ、分かった、誕生日会は何時からだっけ?」と電話をした。カールは、ニールセンに「夜の七時からだよ、兄さん、くれぐれも間違わないでくれよ、大切な誕生日会なんだからね。あっそうだ、家にあるミートボールも今夜の料理に出しても構わないかな?」と電話をした。ニールセンは、カールに「ああ、大丈夫だ、ミートボールも今夜の食事に出そう」と電話をした。サーモンとニシンのマリネとは、まず初めにサーモンのマリネの事について説明します。刺身用サーモンと黄色や赤のパプリカとタマネギを細切りにしてボウルに入れる、それからお酢(バルサミコ酢)を大さじ二と醤油を小さじ一に、塩コショウを一振りとオリーブオイルを大さじ四にレモン汁を小さじ二、そして最後に砂糖を小さじ一を混ぜ合わせた液体を先程のボウルに入れて、程良く掻き混ぜてから密閉する。これを冷蔵庫に入れて三十分待って出来上がった物である。次にニシンのマリネについて説明します。ニシンを軽く焼き、タマネギを薄く切って、キドニービーンズの缶詰を用意し、次にすし酢に粉コショウ、ローリエを加えて加熱する、これらの物を軽く混ぜ合わせて密封して漬け置いた物である。レバーパテについて説明します。豚や牛や鶏のレバーを軽く洗って鍋に入れ、薄切りにしたタマネギを入れて、ローリエ一枚、ニンニク一片、コンソメ一個、塩少々とコップ一杯の水を入れて沸騰するまで加熱し、その後弱火にして煮込む。十分経ったらこの鍋にバターと小麦粉を入れて、小麦粉が溶けたら牛乳を入れて混ぜ合わせる。鍋が沸いてきたら、火を止める直前にローリエを取り出します、それから鍋にある、全ての物をフードプロセッサーに取り出し、滑らかになるまで粉砕し、容器に移して冷蔵庫で冷ました物です。ラクリスについて説明します。ラクリスとは、マメ科の多年草の植物である甘草の根や茎を、熱水などで抽出して得られるその甘味の主成分はグリチルリチンで、砂糖の五十倍程の甘さで、見た目はチョコレートバーの様な真っ黒いお菓子である。ニールセンは、オリヴァ・ニールセンという名前で、この男性の髪は黒色で、目の色は茶色で、鼻筋が通っていて、額が広く笑うと人好きのする顔である。歳は二十八歳で、デンマーク人であり、デンマーク警察の巡査である。カールとは、カール・ニールセンという名前で、オリヴァ・ニールセンの弟であり、この男性の髪はブロンドで、目の色は薄い青で、頬骨が高く、尖った顎に、引き締まった唇で、若者特有の快活さをまとっている。歳は二十三歳で、デンマーク人であり、デンマークのオーフス大学の大学院生で研究分野は分子生物遺伝学である。カールは、オリヴァに「それじゃ、今夜の夕食会に会おう、兄さん、それじゃあね」と電話をした。オリヴァは、カールに「ああ、また後でな、カール」と電話をして、受話器を置いた。オリヴァは、電話でのやり取りを終えると、再び自分に割り当てられた仕事に取り組み始めた。先程までオリヴァに話し掛けていた警察官の一人は、どこかへ消えていた。少しばかり時間が経ち、自分の書類仕事を終えて、弟のカールに言われた通りの品物を買いにデンマーク警察署の自転車置き場に行き、自分の自転車に乗り、警察署を出発した。

 オリヴァは、大分自転車を走らせた所で、デンマークの大手スーパーマーケットであるスーパーブルーセンに到着した。オリヴァは自転車から降りて、この大手スーパーマーケットのスーパーブルーセンの店内に入って行った。そしてオリヴァは、今日の買い物はサーモンやニシンといった生鮮食材だからな、鮮度が評判のこの店が打って付けだ、しかし値段は少々高いなぁ、まあ仕方無い弟の恋人の誕生日会だ、少し奮発する事にするしかないなぁと心の中でつぶやいた。店内で少しばかり買い物をして、オリヴァは今日の誕生日会に必要な物を一通り買い終えると、先程スーパーマーケットの自転車置き場に停めた、自分の自転車の籠いっぱいに買ったばかりの商品を詰め込んで、夕暮れのコペンハーゲンの街を自転車で走り出した。コバルトブルー一色のコペンハーゲンの夕暮れに浸りながら、自転車で緩やかに疾走しながら家族の待つ自宅へと向かった。オリヴァの走らせている自転車は午後六時頃に家に到着して、到着の合図に自転車のベルをチリン、チリンと鳴らして、家の中にいる家族に帰った事を知らせた。オリヴァは、自転車から降りると、買った品物を両手に持ち、今度は家の呼び鈴を鳴らして、家の中に向かって「おーい、帰ったぞ、俺だオリヴァだ、ドアを開けてくれ」といった。すると家のドアが開いて、そこには薄い緑色の瞳を持った女性が立っていた、その女性は、オリヴァに「あら、お帰りなさい、あなたなのね、沢山の買い物で困っているんじゃないかと思っていた所よ。さあ、中に入って」といって、その女性はドアのドアノブを掴んで、ドアを大きく開いた。オリヴァは、その女性に「只今、ああ、少し荷物が多いが大丈夫だ、心配要らないよ。出迎えてくれてありがとうな、愛しているよ、イザベラ」といった。オリヴァの事を迎えてくれた女性の名は、イザベラというらしい。イザベラは、柔らかな微笑を口元に浮かべて、オリヴァに「私も愛しているわ」といった。イザベラは、家の中にいるカールに「ちょっと、カール、オリヴァが帰って来たわ、荷物を運ぶのを手伝ってあげて」とドアのドアノブを掴んだまま、後ろを振り返りながら部屋の中へ叫んだ。そしてイザベラは、家の中に入って来るオリヴァとキスをした。すると部屋の奥からカールが来て、オリヴァとイザベラに「おお、ごめんローストビーフを作る為に、今買って来たばかりの牛肉を焼いていたんだ。お帰り兄さん、頼んであった物は全部買えたかい?今日の誕生日会は本当に大切なんだからね」といった。オリヴァは、笑いながら、カールに「分かっているよ、ちゃんと買って来たぞ、ミートボールの準備は出来ているか?」といった。カールは、少し慌てた様子で、オリヴァに「ああ、そうだ兄さん、まだミートボールの準備はまだだ」といった。イザベラが、少し余裕を持った調子で、オリヴァからカールへと視線を移しながら「大丈夫よ、私がミートボールを用意したわ、忘れていると思って、私が用意したの」といった。オリヴァは、イザベラとカールに「今仕事着から普段着に着替えて来るよ、直ぐに今夜のパーティの用意の手伝いをするよ。待っててくれ」といった。イザベラは、微笑みながら、オリヴァに「分かったわ、待ってる」といった。カールは、オリヴァに「急いで兄さん、時間が迫っているよ」といった。オリヴァは、少し急ぎ足で自分とイザベラの部屋に向かいながら、カールに「そんなに慌てるな、大丈夫だ、順調にいっているからな、そんなに心配するなぁ、反って失敗するといけないぞ」といった。少ししてオリヴァは、着替えて自分とイザベラの部屋から戻って来ると、先程まで着ていた、パリッとした仕事着とは違った、ゆったりとした服装に着替えていた、その服装は、上半身がASCLOのZIPPER COLLAR SHORT SLEEVE T SHIRTで、袖が七分袖の首元にジッパーが付いていて、開けられる様になっていて、色は赤色のカットソーである。下半身は黒色のジーンズを着ている、足は靴下を履きながら茶色のスリッパを履いている。カールの服装は、上半身はCalvin KleinのロゴTシャツを着ていて、このTシャツの袖と裾にCalvin Kleinの文字が刺繍されていて、色は白色である。下半身は明るい青のジーンズを着ている、足は靴下を履いていて、白いスニーカーを履いている。オリヴァは、深く息を吸ってから吐いて、イザベラに「良し、何をすれば良い?」といった。イザベラは、お皿を並べながら、オリヴァに「そうね、家に買い置きしてあるライ麦パンに、レバーパテを塗って、みんなのお皿に二枚ずつ置いて頂戴」といった。オリヴァは、イザベラにキスをしながら、イザベラに「分かった、ミートボールの盛り付けも任せてくれ、直ぐに取り掛かるよ」といって、カールに「カール、お前は買って来たワインをグラスに注いで、みんなの席に置くんだぞ」といった。カールは、緊張した様子で、オリヴァに「了解、今やるよ」といって、スーパーブルーセンの買い物袋からワインを取り出した。オリヴァがライ麦パンにレバーパテを塗った物とミートボールを盛り付けたお皿の横に、カールがワインを注いだグラスを置いて、それから最後にイザベラが、カールの焼いた牛肉のローストビーフに、サーモンとニシンのマリネを解凍した物をそれぞれのお皿に盛り付けた。そしてイザベラは、パチンと両手を少し勢い良く合わせて、オリヴァとカールに「これで準備完了だわね、後は主役を待つだけかしら」といって、今まで身に付けていたエプロンを外した、するとそこには煌びやかな、オリヴァ夫人が現れた。イザベラの服装は、ミモレ丈でシフォン・カシュクールのフレアワンピースを着ていて、色はピンク色である。このワンピースの袖は、半袖で、裾の長さは膝下までであり、胸元はV字に開いていて、右腰の所にリボンを結んでいる。足にはヒールのあるピンク色のサンダルを履いている。イザベラは、イザベラ・ニールセンという名前で、この女性の髪はレディシュで、目の色は薄い緑であり、唇にはいつも穏やかな笑みを浮かべている。歳は二十六歳で、デンマーク人であり、職業はパン屋の“デニッシュ工房”で接客業をしている、そしてオリヴァ・ニールセンの奥さんである。少しばかりして、オリヴァとイザベラとカールが待っている家の呼び鈴が鳴った。そして呼び鈴を鳴らした人物は、家の中に向かって「私よ、ソフィアよ、ここを開けてくださらない」といった。すると家の中からカールが、ソフィアに「ああ、今開けるよ、丁度待っていた所さあ」といった。カールが扉を開けると、そこには若々しくそして宝石の様に輝いている女性の姿があった。この女性は、ソフィア・ペダーセンという名前で、この女性の髪はブロンドで、大きく見開かれた瞳の色は薄い青色をしている、肌は白く、唇はピンク色の貝殻の様でつるつるとした輝きを放っている。歳は二十三歳で、デンマーク人であり、コペンハーゲン大学の自然学部を卒業して、再生可能エネルギー関係の仕事を担っている“ゲフィオン・エネルギー”で働いている。ソフィアの服装は、シースルーエレガント刺繍パーティドレスを着ていて、色はローズピンクである。このドレスは全身に花柄の刺繍がしてあり、袖は半袖で、裾の長さは膝下までである。そしてこのドレスの上にriendaのファーコートを着ている、このコートの裾の長さは膝下までだ、色は白色である。足はドレスと同じ色のローズピンクのハイヒールを履いている。ソフィアは、自分の顔いっぱいに微笑みを浮かべて、カールに「ああ、私の王子様、今日のおもてなしを楽しみにしているわよ」といって、ソフィアとカールはキスをした。そうこうしていると、イザベラがオリヴァに腰の所に腕を回しながら並んで立ち、ソフィアとカールに「早く家の中に入りなさい、外はもう遅いから、冷え込んできているわ」といった。するとソフィアが、カールの手を握りながら、イザベラに「分かりましたわ、今すぐ入ります、あっこれ、イザベラさんにお花です」といって、手に持っている花束を渡した。するとイザベラは、青とピンクと赤の色とりどりの花束を受け取りながら、ソフィアに「あら、これはアラモネね、綺麗だわ、ありがとう、ソフィア」といった。ソフィアは、まだカールの手を握りながら、イザベラに「喜んで頂けましたかしら、今日の夕食会を催して下さった、ほんのお礼の気持ちです」と、にこやかな表情でいった。オリヴァは、待ちくたびれた様子で、イザベラとソフィアとカールに「もうそろそろ、食事を頂く事にしようじゃないか、お腹ペコペコだよ、みんなもお腹空いているだろ。直ぐに食事の席に着こう」といった。するとカールは、優しくそして浮足立った様子で、ソフィアに「ソフィア、君の席は俺の隣だよ」といった。ソフィアは、カールに温かい視線を投げながら、カールに「ええ、分かったわ、私の席に案内してくれる。今日はいっぱい楽しみましょう、話したい事が沢山あるの」といった。オリヴァとイザベラとソフィアとカールは、それぞれ食卓の席に着いて豪華な夕食を頬張り始めた、ソフィアの誕生日会の始まりだ!暫くして、大体用意された食べ物を平らげて、ワインが注がれた飲みかけのグラスを持って、カールとソフィアは家に備え付けてあるテラスへと出て行った。オリヴァとイザベラは、さっきから何やら話し込んでいる。カールとソフィアが席を外しているのにもお構い無しだ。ニールセンの家は、スカンジナビア産のパイン材を使ったデンマークではありふれた家で、部屋の中では、とても心地の良い温度が保たれていて、外部の騒音を遮断する様な造りになっている。ソフィアは、カールの肩に頭を付けて、カールに「私、話したい事があるって言ったでしょう?」といった。するとカールは、笑いながら、ソフィアに「さっきの食事の時に、全て話したと思っていたよ、君の話しだったら何でも聴くよ、どんな事なんだい?その話しっていうのは?」といった。ソフィアは、少しもったいぶった様子で、カールに「あのね、カール、実はカールに一緒に行ってもらいたい講演会があるの」といった。カールは、少し拍子抜けした感じで、ソフィアに「なんだよ、もっと深刻な事かと思ったじゃないか、別に講演会に行くのは大丈夫だと思うけど、何故そんなに大切な事の様に話しているんだい?教えてくれないか」といった。ソフィアは、少し慌てた様子で、カールに「まあ、心配をさせたみたいね、そんな事じゃないのよ、でもとても大切ではあるの、なぜなら私たちの今後の事を一緒に考えて欲しくて、あなたのお兄さんとイザベラの様な素晴らしい関係を、カールと私の人生にも築きたいからなのよ。どうかしら、私とカールもあんな風に一緒に幸せに包まれたいと思うのよ、どうかしら?」といった。カールは、幸せの中にいるのを感じている様子で、微笑みながら、ソフィアに「もちろんだよ、ソフィアと俺のこれからの事をじっくり考えようじゃないか、それで俺はどうすれば良いんだい?その講演会は君の専門分野の自然科学の分野についての事なのかい?行っても良いが…いや絶対に行くけど俺に講演会で話している事が分かるかな?何か講演会の前に準備をした方が良いかな、どう思うソフィア?」といった。ソフィアは、落ち着いた様子で、カールに「それが私の専門分野や仕事に関係している事の講演会じゃないのよ、本当にカール、あなたと私の二人の事についての講演会なのよ、今とても世間を賑わしている哲学の教授の講演会なのよ、是非一緒に行って、これからの私たちの生き方を学びたいと考えているの」といった。カールは、決心した様子で、勢い良く、ソフィアに「ああ、大丈夫さ、愛しているよ、ソフィア。それでその講演会はいつなんだい?」といった。ソフィアは、なんだかとても元気を取り戻した様子で、カールに「良かったわ、私も愛しているわ、カール、それでその哲学の講演会はね、直ぐって訳じゃないのよ。だから日取りが決まり次第、あなたにお知らせしようと思うの」といった。そんな会話をしながら、そしてまだ残っているご馳走を食べながら、オリヴァとイザベラとソフィアとカールたちは、その夜を楽しく過ごした。

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