三月の雨


弥生やよひの空はとの曇り コンクリートの壁のごと

灰色なせる雲居くもゐより うたてざあざあ雨ぞ降る

雨防ぐべき葉をともしみ けやきの枝は寒々し

幹もこずゑもそぼ濡れて 根の枯れ草ぞうなだるる

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

書き溜めてきた雑文など ねくたりん @Nektarin

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ