書き溜めてきた雑文など

ねくたりん

森のおとめ

アンドレ・ポップ作曲の『恋はみずいろ』L'amour est bleu のメロディにあうような詩を書いてみました。



森の奥の清らかな湖

ぶなのかげにおとめが笛を吹く

笛の声にかわせみはたわぶれ

水の面はいや青く澄みゆく


玉のような肌

日の光を受ける


森の奥の清らかな水より

目にえるは美しいおとめ



ふなの群れる、透き通る小川

かばの下におとめが笛を吹く

笛の声はせせらぎにあい

さらさらき滝壺を結ぶ


つやのある髪

岩清水に濡れる


川のへり草生さぬ岩より

みずみずしいおとめの黒髪

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