概要

僕は、いや 俺は、お前を秘密の底から思い出すときだけ、 夜を歩こう。
 田中と津久毛は職業安定所の帰り、近所で起きた「女子高生殺害事件」について話を始めた。そのとき田中が津久毛に言った。
 「何故、夜、人は歩くのだろう」それについて自論を展開する津久毛。
 しかしその自論こそが、この犯罪を解く鍵となり、やがて互いを分かつ解決へと導くことになった。
 それは互いの知らぬ闇をさらけ出すことになる、暗い夜を歩く人の精神を憐れむ鎮魂歌だった。
 
  • 完結済6
  • 7,813文字
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