貧乳と性悪をこよなく愛する物書きです。
さる遊牧騎馬民族が各部族を束ねる王を立て、王が《天人》らと共に戦を平定して、十数年。草原に訪れた安寧の中で、彼らは生きている。王と妻、その息子、彼らを取り巻く仲間たち。過酷な自然と共存して…続きを読む
草原の王となり、生死の境を彷徨ったこともある男は、男児を得た。本作はこの男児の視点で描かれる、長編『飛鳥』の後日談である。男児は飼育していた内の一頭が見えなくなったことから、捜索を始める。しかし途…続きを読む
争乱の時代が終わりを迎え、ゆったりとした時間が流れる草原で、家族が、父と子が共に過ごす。ただそれだけのことだけれど、命尽きようとしている父トグルにとっては奇跡のような時間でもある。本編『飛鳥』の…続きを読む
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