元の世界に戻るため、青年は竜の力を受け入れる

気がつけばそこは知らない世界だった。

知らない場所、知らない人間、知らない言葉、そして知らない竜。

青年は生きる為、元の世界に戻る為、

竜の言葉を、意志を、魂を、力を受け入れる。




異世界転移作品では、あまり見かけない文明が現実に近いタイプの異世界。
描写のほとんどない作品のようなハイテンポではないが、くどくはなく文章全体の構成がしっかりとなされて、一話一話も長くないので、読みやすく読み疲れしない。
世界の謎もふんだんに盛り込まれているので、先の展開への期待も大きい。

是非ご一読頂きたい秀逸作品。

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