光の世界へ

不治の病を生きるミヨシ君と、彼を見送る祖父。

命の終わりを見つめながら、彼が絶望を語ることは無い。その存在は、透明に昇華されてゆく。

ピアノの旋律に垣間見えた彼の澱は、想いを融かせた渓流に流れ去る。
光の世界へ。

羽ばたいてゆく。どこまでも。

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