ものごころついた頃から本の虫で、空想の世界のなかで遊んでいました。 カクヨムと出会ってからは、書くのと読むのと両方を楽しんでいます。カクヨムユーザーの皆さまと…
雛、白百合、ピアノの音色、語られる言葉、透明な想い‥‥‥この物語には、脆くて、儚くて、美しい物が沢山詰まっています。奇跡のような出逢いがある事は、生きづらい世の中での神様の粋な計らいなのでしょう…続きを読む
読み終えたあとに思うことは、「ああ、終わってしまった……」です。それはまさに、音楽を聴き終えたときの感情に酷似します。ピアノの最後の一音が鳴ったあとの独特の余韻、願わくば永遠に、この感覚につかっ…続きを読む
「透明」という言葉は全編を包むキーワードです。ピアノの音色も、ミヨシ君の存在も、先生の想いも、全てが透明感に溢れています。少年のかたちをしながら老成し、自らの終わりを受け容れることで透明度を高め…続きを読む
作者様の筆力、描写力の高さに、脱帽です。病のために成長が止まり、10歳前後の容姿でありながら、実際にはもう大人の年齢のミヨシくん。彼の容姿と精神年齢の大きなズレを、作者様は大変魅力的に描き出し…続きを読む
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