白百合の病

作者 宵澤ひいな

ピアノを通して出逢ったのは、儚く美しいガラスのような透明なひと。

  • ★★★ Excellent!!!

OLのササオカさんが出会ったのは、ピアノ教室の儚げな少年。
彼は自分の番を待つ間、ずっと折り紙に精を出しています。

最初はほんの一瞬の言葉を交わすだけ。
それがいつからか、長い会話をするようになるのです。
その中で明かされる、少年・ミヨシくんの秘密。

透明で儚い、夢のような時間が流れていきます。
時間と共に流れるのは、ピアノの伴奏です。

わたしは音楽に詳しくありませんが、きっと優しく物語を包み込んでいるのだと感じます。

触れれば壊れてしまいそうで、反対に強固な強さも感じる二人の出逢いを是非。

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