異星人との、ファーストコンタクト。
驚くべきことに、彼らは、地球人にそっくり。
後に、星の人、と呼ばれるようになる彼らは、市街地に行き、コロッケを食べて親指を立て、市販品のカロリーバーのおいしさにのけぞります。
そして、地球がどういう立ち位置なのか、星の人、が何のためにやってきたのかが、徐々に明かされていくのです。
星の人、と主にコンタクトをとる、航宙自衛隊の士官タカフミは、彼らの要望に応えることができるのか。
しっかりした構成、巧みな筆致で描かれた、温かさを感じるSF。
おすすめの作品です。