こどもの頃は図書館に住みたいと思っていたほどの本好きでした。そんなことは忘れて日々過ごしていましたが、突然文章を書いてみたくなり、カクヨムにお邪魔しました。…
まるで童話のような、明瞭でわかりやすい語り口の中に、語り手であるササオカさんの穏やかな心情が現れています。その心は、ある出逢いを通してどんどん透明性を増していきます。大きく乱れることのなく、打…続きを読む
今私の胸の中には、言葉にはしてはいけない、きっと柔らかくて、儚くて、そう言う想いが、ぽかりと浮遊しています。でも、伝えたい。だから、読んで欲しい。『愁いを知らぬ鳥のうた』を私はたまたま先に読…続きを読む
ピアノ教室で出会う少年と社会人の私。ミヨシくんはいつも折り紙を折り、ドビュッシーのアラベスクを弾きこなします。その姿は白く、美しくか細いひな鳥のようです。私はそんなミヨシくんに不思議な印象…続きを読む
ピアノ教室で出会った、白百合の病に犯されている彼。病気はリアリティあります。幻想的です。美しい文体、表現からは、旋律、透明な色まで見えるようでした。切なくも儚いお話ですが、綺麗な終わり方…続きを読む
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