私も以前はプラネタリウムを見てわくわくしていました。デパートの屋上にあったりして。今はなくなって綺麗なビルになっていたり・・・この主人公もプラネタリウム好きなようです。そして気付いたら隣に女の子が座っていて。まだ小さな女の子がどうしてここにいるのか。ノスタルジックな気持ちにもさせてくれる不思議な空間が待っています。
冒頭は、霧に包まれたようなホラー色から始まって、物語が展開するに従ってその霧は晴れてきます。ラストは……。すっきりとまとまっていて最初から最後まで楽しめました。
タイトル通りです。凄いなと思いました。読み進める内に真実に近付いていくスムーズな運び、短い時間で切ない気持ちになったり、とても愛おしく思ったり、感情がしっかり動かされちゃいました。即興でこれを書いたとなると、やはり書き手の鳥川さん凄いなと思いました。感想としては、巡り会えて本当に良かったね。とホッとしたのと同時に少しだけさみしさも込み上げてきました。
人口の星に包まれたプラネタリウムは、癒しと感動を生む。上映が終わった後は誰もが晴れやかな気分になるはずだ。しかし、「私」と一人の女の子の機嫌は優れない。自然の星空にあこがれる「私」。パパを待つ女の子。それぞれの欠けたピースが埋まるとき、息を呑む結末が待っていた。思いがけない結末に、何度も読み返したくなる。哀しくも温かいホラーファンタジーをご堪能あれ。
……でした。 小学生の頃、よく行ったプラネタリウムの情景が蘇りました。懐かしさの中、夢中で読んでいましたら、徐々に明らかになる『私と猫の幼女の関係』。そのオチに鳥肌が立ちました。 静かな夜に読んでみて下さい。涙腺が崩壊するのは間違いないです! そして脳裏に描くプラネタリウムの煌めく星々が、あなたを優しい感動の道へと導くことでしょう。
ホラージャンルではありますが、とても心温まる優しいお話です。幼い女の子と出会った主人公の視点でゆっくりと、しかし確実に進んでいく物語は最後まで読み終えたあと胸がいっぱいになります。短編ではありますが、短編とは思えないほどの深みがあり大変感動しました。なによりプラネタリウムの美しさと場の雰囲気をうまくいかしていて、映像でも見てみたいと思うほどの丁寧な作品でした。そしてプラネタリウムと星のキーワードを巧みに扱っていて、そこにも感動しました。読み終えたあとの余韻も気持ちが良い、素晴らしく美しいお話です。優しいお話が好きな方は是非に読んでみてください。
プラネタリウムをみていた男がふと気が付くと隣に猫を抱いた養女なんでこんな所に猫を抱いた幼女が?そんあ疑問から、主人公の憶測が進むに従って明らかになる真実その真実を知った時、貴方はどんな気持ちになりますか?それは読んでみてからのお楽しみですね。
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