その輝きは、さながら一等星のよう

人口の星に包まれたプラネタリウムは、癒しと感動を生む。上映が終わった後は誰もが晴れやかな気分になるはずだ。
しかし、「私」と一人の女の子の機嫌は優れない。

自然の星空にあこがれる「私」。パパを待つ女の子。
それぞれの欠けたピースが埋まるとき、息を呑む結末が待っていた。

思いがけない結末に、何度も読み返したくなる。
哀しくも温かいホラーファンタジーをご堪能あれ。

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