概要
コンビニでよく見かける彼は、冬でもアイスを食べる人だった。
薮坂さん(@yabusaka)とリレー形式で書いている物語です。奇数回は薮坂さんの担当、偶数回は野森の担当となります。
【あらすじ】
将来の夢も展望も特になく、ただ日々を生きているだけの「私」はある日、よく行く家の近くのコンビニでとある男性と会話をする。
彼はたまに見かける人で、自分と同じように冬でもアイスを食べる人だった。
ひょんなことからお互いを認識し、身の上を話し合うと、同じような悩み、ともいえない気持ちを抱えていることを知る。
人生に目標は必要だ。でも一体どれだけの人がそうして生きているのだろう。きっと頑張ることも才能で、どう足掻いても頑張れない人もいる。
これはそんな、何かに疲れてもう頑張れない人たちが、もう一度だけ頑張ろうとする物語。
【参考書籍】
日本ご当地アイス大全/アイスマン福留 著
【あらすじ】
将来の夢も展望も特になく、ただ日々を生きているだけの「私」はある日、よく行く家の近くのコンビニでとある男性と会話をする。
彼はたまに見かける人で、自分と同じように冬でもアイスを食べる人だった。
ひょんなことからお互いを認識し、身の上を話し合うと、同じような悩み、ともいえない気持ちを抱えていることを知る。
人生に目標は必要だ。でも一体どれだけの人がそうして生きているのだろう。きっと頑張ることも才能で、どう足掻いても頑張れない人もいる。
これはそんな、何かに疲れてもう頑張れない人たちが、もう一度だけ頑張ろうとする物語。
【参考書籍】
日本ご当地アイス大全/アイスマン福留 著
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- ★★★ Excellent!!!アイスで縁繋ぐ男女のお話、偶数回は介護士の“私”視点!
深夜2時のコンビニ、同じアイスを手にした眼鏡男はコンビニのアイス売り場でよく見る人だった。ともあれ一人暮らしの部屋へ帰ってきた彼女は自身のことを思い起こす。ヤングケアラーとして追い立てられた半生と、自由となった後も目標を持てずにただ生きている現状を。そんな中、ふと思うのだ。彼にアイスがどんな存在か訊いてみようか。
前述の“俺”さん視点の奇数回に対し、こちらは件の女性である“私”、江崎さんパートです。
祖母の介護を必死でこなすよりなかった学生時代を経て、なんの余裕もないまま手で憶えた介護の道へ逃げ込んだ彼女。26歳になっても現状を変えられなくて。
“私”さんは凄まじいまでの脱力感…続きを読む