頑張ったご褒美として、作中のアイスを頬張りたくなります

コンビニを利用するときに見かけたことのあるメガネのお兄さん。
特にやりたいことが見つからない介護士の「私」と疲れ切った顔の彼との共通点は、真冬でもアイスを買うこと。

真冬の深夜に買ったばかりのアイスを外で食べようとした「私」にメガネのお兄さんが言葉を交わしたとき、日常に忙殺された心が少しずつ溶け出していくのだった。

コンビニで買ったアイスを二人で食べる、穏やかで優しい時間の積み重ね。
仕事のモチベーションが低くなりがちなときに読むと、めちゃくちゃ癒されます。

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