斯くして破滅は生まれた。これより世界は滅せられる。

これは、世界の破滅が生まれた時の物語……。

謂れのない罪で刑罰が下された主人公。
しかしどうしても守りたいものがあった。
死の間際、訪れた死神にそれを願うも、目の前でそれが……。

斯くして破滅は生まれた。これより世界は滅せられる。



この作者様の文章表現力を僕はとてもとても気に入っているのですが、本作ではいつもと違う耽美さを感じることができ、また違う側面を見つけることができました。こんなに淡くて儚くて美しい文章も書かれるなんて、とますます好きになりました。
作者様によると厨二病感満載、ですが、カクヨム界隈若い子が多いでしょう、これ、間違いなく響きますよ。
世界の破滅、その発端、狂おしいほどの衝動、一緒に見届けませんか? 

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