失くした唯一に出会う為、もう一度この世界に生まれ変わった
★2019年6月にカドカワBOOKS様より書籍化されました。
『ど庶民の私、実は転生者でした2 チートな浄化スキルで救国の聖女になります!?』
カドカワBOOKS 2020年 5月9日 発売です。宜しくお願い致します。
安芸緒先生のコミックス
『ど庶民の私、実は転生者でした1』
フロースコミックス 5月2日に発売 こちらも宜しくお願い致します。
第一章としてWEB版の書籍化 1巻分と番外編。第二章として書籍化 2巻分のWEB版 第三章の続編を連載中です。
毎週、だいたい月曜更新です。
★2019年11月よりコミカライズ始まりました。こちらも月曜更新です。
コミカライズは安芸緒先生です。宜しくお願い致します。
エルメンティア大陸は、大まかに分けると、魔法を使える王族と貴族、そして魔法が使えない庶民のふた通りの人間が暮らしている。その生活の差はとても大きい。
その庶民の中で生活するフィアラの母は、子爵家の出身だったが、庶民の父と結婚していた。
エルメンティアの貴族の外見の特色は金や銀の髪色や派手な色合いを持っていたが、庶民は皆一様に、濃い薄いの多少の差はあるものの茶色の髪に茶色の瞳だった。
そして、フィアラの兄と妹は、貴族の母の外見的特徴を濃く受け継いで生まれ、母に溺愛されて育つ。
貴族出身の母は全く家事をしない為、フィアラが幼い頃から父の姉である伯母に教わりながら家事をしていた。
それでも、フィアラは勉強も両立し、奨学生として上の学校へ行けるよう頑張っていたのだが、一つ下の妹の学費の為に、学校を諦めて働けと言われて、プツリと切れたのだった。
もう、こんな家は出て行くのだ!私の居場所を探しに行こう。
後は残った者達で何とかすれば良い。
そうして、二度と帰らないつもりで旅立ったフィアラは、運命の出会いをする・・