かかってこいやあああ!(ごめん。うそです。仲良くしてください)
一般的なラノベとは一線を画す作品。もちろん良い意味で、です。本作は主人公イルルクの成長物語でもあるわけですが、それがまた実に波乱に満ちたもので、少しずつそれが解き明かされていく様が心地よいので…続きを読む
丁寧に織られた世界と、そこに生きる一癖も二癖もある人物たち、そして緻密に組み立てられたストーリー。ハイやローという区分がなされる前の懐かしきファンタジーを思い出させる、幻想的な物語です。仄暗く淡々…続きを読む
恐らく生まれつき持つ炎の魔術で、死体を火葬する少年イルルク。親も知らず、墓地で暮らし、他者からは蔑まれるが、少数の彼を大切にしてくれる者や友がいて、このままの日々が続けばいいと思っていた。ずっ…続きを読む
静かな文体と丁寧な描写でつづられる、どこか童話や絵本のような雰囲気を醸しだしているファンタジー。魔法という存在が物語の主軸をしめながらも、きらびやかさよりも仄暗さを感じさせる雰囲気が、カクヨム内…続きを読む
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