篠宮センセは本能と脊髄反射で生きてるのー

軽めSFの異能学園もの、とでも言いましょうか。コメディタッチでいつも笑いながら楽しませていただいてます。はい。

どうやら過去の実験で生まれたデミの子たちが隠されるように暮らしている学園で、そこへ赴任することになった篠宮センセを中心に非日常的日常がテンポよく繰り広げられます。
まだまだお話は途中ですし、秘密もまだまだ隠れていそうですし、どうなっていくのかはお楽しみってところでしょうか。

そんなタイミングでレビューなんかどうやって書くんだ自分、て感じですが。いやでももう書かずにはいられないんですよ。だから書いちゃう。
生徒や教員、学園を取り巻く人たちみんな亜人であったり実験に関わっていたり、背景も個性もてんこ盛り。亜人ちゃんたちやサクラ先生は可愛いし、濃いメンツで面白い! そして唯一普通の人である篠宮センセが個性的な彼ら彼女らに振り回される――と思ったら大間違い。

フツーであるはずの篠宮センセ、あんたが一番濃いってどういうことよ……。

すごくいい人ではあるんだけど、ほぼ本能と脊髄反射で動いていらっしゃる。
ときにはしゃぎ、ときにむくれ、ときに一生懸命、ときにっていうか、いつも女子に一直線。ややシリアスな場面で篠宮センセは真面目にやってるつもりだろうけど、あんまりにも天然コメディアンでとうとう亜人ちゃんたちに呆れられてますがな。
そんな篠宮センセの登場は、はてさて亜人の子供たちの人生をどう変えていくんでしょうね(若干の悪影響を与えている可能性も否めないぞ、変態センセ)

きっと篠宮センセが、読んだあなたも明るく楽しくしてくれますよ

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