本好きなら気になる本の作り方。それが学べて読後感スッキリなエンタメ小説

カクヨムの方なら、本が好きなはず。
その本がどういうルートを通って書店まで来ているのか、そもそもどうやって『本』ができるのか気になりませんか?

物語の前半はそんな知識が学べる、祖父の書店『ミュゲ書房』を引き継ぐとともに、ミュゲ書房からの出版に挑戦する主人公・章の物語となっています。

しかし後半は一転として、章の大手出版社に勤めていたけれど辞めてしまった――という経歴に関わる困難な出来事に、章は関わっていくことになります。この後半の展開がとても面白いです……!

作者さまの丹念な調査により、作品内の出来事が本当に起こっているかのようなリアル感があり、物語に引き込まれます。

すでに多くのレビューがあることが、この作品の良さを物語っているでしょう。
文章も読みやすいので、ぜひページをめくってみてはどうでしょうか?
紙の本は良いものですよ。

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