毎日積み重ねられる小さな美味しさ。読むと「美味しいもの」が食べたくなる

日記とあるので、本当の日記かなと思う方もいるかもしれませんが、タグにあるようにこれは嘘日記。
「私」が、体験した出来事と食べたものが綴られています。

どこか共感できる「私」の心情と、クドすぎずそれでいて美味しそうと感じさせる「食べたもの」の描写が、短い文章の中にぎゅっと詰まっています。
疲れた一日の終わりに、この作品を少しずつ読むのが最近の私の楽しみです。

このレビューを書いている私自身、美味しいりんごをさくさく食べながら書いていました。やっぱり、一日に一度くらい美味しいものを食べたいですから。