一冊の雑誌から始まる武張った日常、読むだけで武術稽古になる作品――!

警察官志望の主人公『南郷尚志』は、大学を卒業後。
一冊の雑誌から蒼天会を知り、入門することを決めます――ここから、南郷尚志の武張った日常ともいえる稽古の日々が始まります。

大東流合気柔術編では、格好いい才川さん、黒田さん、堀内さん、佐嶋さん……など武術に関わる魅力的な人物が登場し、南郷尚志が自分の弱さと向き合いながら、稽古を重ねて行きますが、三年間の月日のあと――葛西という人物との出会いによって、『南郷尚志』は、山形さんと知り合い意拳への稽古を始めることになります。

この作品の何より、凄いところは登場する技の表現の巧みさと、人物の人間性と思いました(*^-^*)どの登場人物も、それぞれの想いがあり、武術をやっている、そんな信念を感じました。
そして、読むだけで武術稽古になる武術の表現は、圧巻です!
気になった方は、ぜひ一度、お読みください。

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