概要
軍用ドローンは敵なのか味方なのか、それを決めるのは戦場の兵士である。
中東某所、過激派組織勢力圏に随伴ドローンと共に侵入した兵士四人。
戦場におけるドローンはただの虐殺者か、兵士を守る盾か。
改元記念公開作品。
戦場におけるドローンはただの虐殺者か、兵士を守る盾か。
改元記念公開作品。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!次世代「戦闘」の展望を描き出す一作。
先進国の戦闘技術は飛躍的に向上している。世に出る技術は、一般的に5年前に開発された軍事技術とも言われる程に。
安全保障の概念が目まぐるしく変化する今の世界で、このように「高度な戦闘支援技術を持つ部隊」と「後進国の武装兵」の衝突は実に「現実的」と評してもいいだろう。
これは「戦争」ではなく「戦闘」だ。戦闘を展開する部隊。その狭間にパワーバランスの均衡性は無く、あるのは秩序と法。
そしてドローンが飛び交う戦場、そこに人の優越性は存在しない。
「ドローン反対」のデモを行う人々の描写は、非常に皮肉が効いていた。「人を殺す技術」に反対する事が正義だと考える人々。即ちそれは、世界に人間の兵士を送り出す事…続きを読む