最初からああなる結末も多少なりとわかっていただろうに、とにかくやった。後悔はないのだろうか。あるいは、より満足する結果へ邁進するのだろうか。次は、味の良し悪しが分かるといいなと思う。
皆様今日は。昭和世代のおっさんです。 ファンとして(※以下、敬称略) 小説・エッセイなら京極夏彦、司馬遼太郎、田中芳樹、澁澤龍彦。 漫画なら荒木…
ラストはカズオ・イシグロのようなムード。読みながら、ふと、癌で亡くなった職場の後輩を思い出していましたよ。コンビを組んだこともある。葬儀に参列した別の後輩が婚約者だったと、上司が言っていた。後輩…続きを読む
一話完結なので手軽に読めるなと開いたところ、琴線に触れる言葉がたくさんあって吃驚しました。そして最後まで読み進めると、そういうことか!とまたも驚かされることが。このままのショートでも勿論い…続きを読む
誰にとっても、時間は有限である。しかし主人公と彼にとっては、その時間の期限は短すぎた。短編であるが、四季折々の二人の様子が丁寧に織り込まれている。 例えば桜の散り始めに、その一枚を本の栞にしたこ…続きを読む
季節の描写、エピソードがとても綺麗です。回想シーンで、彼等の歩みが思い起こされ、悲しくなりました。1話なのに、中編を読みきった読後感がありました。タイトルが、彼がくれた「ありがとう」、ですが…続きを読む
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