肉体を失ったとしても――魂は残したい。未来に。

壮大なSFの序章のような短編で、一気に引き込まれました。
この世界がどのような終わりを迎えるのかも知りたいですが、この世界がどのようにして終末の引き金を引いてしまったのかも気になります。

そして人間の根源的な欲求、なにかを残したいという気持ちは、どのような状態になって湧き続けるのだろうと改めて思いました。小説を書いている僕たちのような人種ならなおさらに。良い短編でした。

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