ここ1、2年、ごぶさたちゅう。 コレクション、初めて知りました。
ファストフード店のカウンターで「七十五点」の業務をこなす従業員のおおぬきさんと、なぜか彼女に惹かれてふらりとコーヒーを飲みに訪れる「私」の、ふれあいとも言えないほどの、小さな日常を描いています。どん…続きを読む
店員とわたし。それ以上でもそれ以下でもない関係。なんのことはない日常から感じることがリアルです。このリアリティは、文章の上手さからくるのでしょうか。見習いたいところです。
日常のテンポやリズムは、誰にでも無意識の内にある物だと思う。主人公にとって、コーヒーを飲みたくなることが、それだった。ある日、レジに並んでいると、レジの係りの女性アルバイトに、怒鳴る男性がいた。し…続きを読む
おおぬきさんと私には、特別な会話は無いけれど、私の中には名前のない感情が湧き、名前のない関係性が確かに存在している。コーヒーの香りがするお洒落な作品。
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