明日をも知れぬ世界で、朝を迎えることの幸せ。まだまだ幼く愚かな私たちですけれど、気付くことができるのですね。人間を信じたくなる作品。ありがとうございました。
ここ1、2年、ごぶさたちゅう。 コレクション、初めて知りました。
と、素直に思える傑作でした。テーマ性はもちろん、構成が見事。そしてこれらを生かす描写の上手さ。短いので、先入観なしでぜひ読んで頂きたい。
連作短編的に視点人物がかわりそれぞれの終わりの迎え方が展開します。どこかやさしい、すこし寂しい、調子をもった物語。そして静かにそのときを待ちます。ある種の宗教体験ですよね。宇宙から地球を…続きを読む
丁寧な描写で書かれているので、状況がわかりやすいです。そして、題名にあるように『世界の終わりに』という。重いテーマですが、誰にでも起こる可能性がある。普通の人が死を前にするときの行動。…続きを読む
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