でぶ道をススメ!

UMA310

序 入門!デブ道

細谷ほそし(ホソヤホソシ)は悩んでいた。自分なりに頑張っているのだが、どうしても体が大きくならないことに対してだ。

細谷は、自分の細い体にコンプレックスを感じていて、もっと太りたいと思っていた。


そんな細谷には親友と呼べる友がいた。太谷ふとし(フトヤフトシ)である。太谷は、名前に違わず大きな体をしていて、細谷の憧れでもあった。

細谷は、自分の悩みを親友に打ち明けることにしたのだった。


「なぁ、ふとし。俺、体が大きくならないのを悩んでてさ・・・。どうしたら良いかなぁ?」

太谷は、少し空を見つめてから、穏やかな声で言った。

「ほそし、そんな悩みを持ってたんだなぁ。知らなかったよ。」


太谷は、真剣な顔をして考え始めた。太谷は、人の事でも真剣に悩める、優しいやつなのだ。

細谷は、そんな真剣な太谷を見て、嬉しくなった。やっぱり、親友に話して良かったと、思ったようだ。

しばらくして、太谷は手を合わせてこう言った。


「よし、俺のデブ道を教えてあげるよ。きっと、ヒントになるはずだ!」


こうして、細谷は『デブ道』へと入門することが決まった。

はたして、太谷の言う『デブ道』とは、どんなものなのだろうか。

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