おまけ 頭を使えるデブであれ
飲み会が終わり、飲み屋のビルのエレベーターを待っていた。
「太谷。お前が乗ったらエレベーター、1人で重量オーバーだろ?」
「うるせー!」
太谷は仲間内でも、デブキャラとしていじられることがある。しかし、本人はそれを嫌ってはおらず、むしろ楽しんでいた。
エレベーターに乗り込むと、太谷はすぐに重量制限を確認した。これは、太谷のクセである。
「このエレベーター、9人乗りになってるけど、重量制限が600kgだから、6人目でアウトだぞ?」
エレベーター内に笑いが起きる。
「お前が100kg超えてるからだろ!普通の人はそんなに重くないの。」
エレベーターに乗るときは、自分が何人まで乗れるのかを常に計算することも、デブ道の教えなのかもしれない。
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