概要
私は濁り色の蒼だから、どこまでも濁っていける。
南風蒼は気まぐれに、クラスメイトの穂坂小路をいじめてみようと思った。
小路はパシリで、鈍くて、阿呆だからちょうど良い。
しかし、二人の関係は別の方向へ着地する。
かわいげのない濁り色の蒼と、愛嬌と金だけは大盤振る舞いの小路。二人の青春は曖昧な境界線に色を落とす。
*「青春病のきみたちへ」にリンクした作品です。
ご興味ありましたらどうぞ。▶https://kakuyomu.jp/works/1177354054887082567
小路はパシリで、鈍くて、阿呆だからちょうど良い。
しかし、二人の関係は別の方向へ着地する。
かわいげのない濁り色の蒼と、愛嬌と金だけは大盤振る舞いの小路。二人の青春は曖昧な境界線に色を落とす。
*「青春病のきみたちへ」にリンクした作品です。
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おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!ぬるい。だから苛々する。ただそれだけのはずだった――。
主人公は無味乾燥気味な日々を送る女子高生。彼女は教師たちから、優等生で知られていた。しかし、イジメを目撃し、突飛な行動に出たことから、苛められっこの少女に付きまとわれることとなる。主人公は、苛められっこを助けたのではなく、頭からペットボトル飲料をかけたのだ。そして、イジメグループに言う。
――ぬるく苛めていないで、これくらい分かりやすくやればいいのに。
このことで、イジメグループから目を付けられた主人公は、学校の帰りにカツアゲに遭う。しかし、何故かそこに苛められっこの少女が押しかけて来て、お金を払ってしまう。どうやら、少女は主人公をヒーローと勘違いしたらしい。自分を助けるために、派…続きを読む