綺麗な綴りが魅力的な幻想物語です

とても趣のある作品で、連載当初からゆっくり追いかけています。
秦の時代もしくは平安の時代を彷彿とさせる世界観で、それに合わせて文体も整えられているのは本当に素敵だと感じました。
主軸の恋愛要素に加え、魔を滅するサブストーリーも同時進行しているので、
いつ読んでも飽きずに楽しめるのも素晴らしいです。

余談ですが最近、誰のどんな作品を読んでもメガネっ子の登場回数が少ないんです。たしかにメガネキャラを出せばメガネを本体として描かなければいけないので通常の設定よりも難しくなりますが、それでも怯まずチャレンジして欲しいと思うわけです。あまりにもメガネっ子作品が少ないので、もう巨乳派に鞍替えしようかとも考えていますが、よくよく考えたら巨乳も貧乳も満遍なく尊いので、メガネのように、有るか無いかでの差が乏しく、盛り上がりに欠けるため、やはりここは耐えがたきを耐え、忍び難きを忍び、メガネ推しを貫こうと再確認しました。
それとこれも関係ない話なのですが、昨日髪を切りに行きましたらパンチのおばちゃんが『パンチ当てて』と言っていました。いや、アンタもうパンチ当たってるやんと思いましたが、美容師の方は何事もなく『長さはどうされますか』と聞き返されていました。おばちゃんは『短めに』と答えてそのまま椅子で目を瞑られました。いやいや!パンチに長いも短いもないだろ!長めのパンチって何やねん、それもうアフロだろ!そもそもパンチって美容室でできるのか?理髪店じゃないのか?と心の中で独り突っ込みをしましたが、パンチ業界には数ミリの差で違いが発生するのかもという推測に行き当り、『パンチ、奥深いな』と、認識を改めた次第です。

そんなわけで、この物語は老若男女問わず、どなたにもお勧めできる作品だと保証いたします。

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