思想戦線異状なし

第三次世界大戦、通称「思想大戦」から五十年後の世界。少年の生まれ育った、テクノロジーに頼らない伝統的な生活を続ける中東の小さな村はゲリラによって壊滅した。たった一人生き残った少年、シャヒンを保護したのは思想組織【万人の万人に対する闘争】に属する傭兵レナードだった。
大戦以降の世界を支配する『キャピタル』より少年の国へと降り立った特使、【最大多数の最大幸福】アリシアと【目的の国】のライナとともに、少年は硝煙燻る戦場へと飛び込んでゆく。
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昔に書いた小説をサルベージ。描写ふんわりルビ多めのなんちゃってSF異能小説です。予告なしに大幅な訂正・改稿を行うかもしれません。よろしくお願いします。
※この作品は実在するいかなる団体・個人とも無関係です。