オタク文化へのリスペクトが凄い! 作者様の言葉選びのセンスも光る!

最新話読了時のレビューです。
この作品を読んでいて一番に思ったのが、
作者様は過去・現在問わず、作品についての概要や魅力を語る際、
作品対して凄く敬意を持っているなと思いました。

昔は漫画や小説を書くなどの創作に携わる人は「先生」と呼ばれ、尊敬の対象になっていましたが、
現在はネット上で作品を発表する場が増え、創作に対するハードルが下がり、
「つまらない」と簡単に批判したり、自己顕示欲のためだけに作品を書く人が増え、創作に対する敬意が薄れてきているなと感じました。
それは私自身も言えることであり、大事なことに気づかされたと思いました。

本題に戻りますが、ストーリーとしてはオタク文化の歴史を学ぶものですが、扱う題材としては「広く・浅く」万人向けという印象で、
オタク文化に明るくない私でも知っている作品が多くてとても親しみやすく、まさに入門編といった感じでした。

作風もラブコメ要素があり読みやすく、ところどころ主人公宅郎の言い回しというか作者様の言葉選びのセンスがキラリと光る部分があり、
一読の価値ある良い作品だなと思いました。
いよいよ終盤! お嬢様は無事宅検に合格できるのか?
そして主人公宅郎の未来は如何に?
続きを楽しみにしています!

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