まさにこれぞハイファンタジー!と思わせる内容です。特に地の文の語りがとても印象強く幻想的で立派な描写でした。人と竜の関係性から翻弄される主人公達。彼らの行き着く先は何が待っているのでしょう?
小説は「人間」を表現してなんぼだと思います。
人と竜のいる世界。少女と竜の出会いから伝説は語られる。出会いと愛情から始まった物語は、世界と関わる壮大な伝説へとなっていく。流れるような語りは、詩人が歴史物語を歌うようでこの世界に夢中になります…続きを読む
硝子のような視点で送られる、綺麗で美しくて、表現できそうでできない文章の書き方、全てが綺麗という言葉で表現できる作品です。差別や寿命、キャラを用いてテーマを作者様なりに解いて答えを出して作品にし…続きを読む
様々な登場人物に視点が合わせられた、群像劇のようなこの物語。とにかく、誰もが優しく、そこには愛がありました。上手いこと言えないので、他の方の素晴らしいレビューも読んで欲しい。そして私から言えるこ…続きを読む
竜の村で、人間であることで虐げられていたティリーア。彼女が「光の司竜」ハルと出会うことからこの物語は始まります。運命は一度残酷な方向へ傾きますが、ひとつの約束が大きな奇跡へと物語を導いていきます…続きを読む
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