まさにこれぞハイファンタジー!と思わせる内容です。特に地の文の語りがとても印象強く幻想的で立派な描写でした。人と竜の関係性から翻弄される主人公達。彼らの行き着く先は何が待っているのでしょう?
小説は「人間」を表現してなんぼだと思います。
読んでいて、温もりを感じる作品です。虐げられた少女が出てくるにも拘わらず、この描き方ができるのは素晴らしい。まだ第5話までしか読んでいませんが、これは最後まで追いたいと思える作品でした。
まるでステンドグラスに描かれているような描写──これは何度かご本人様へワタシが投げ掛けた告白文です。すべてを通すと、長い絵巻物をずっとずっと静かに眺めているような心地でした。種族が異種であろうと…続きを読む
始まりは、ひとりの悲しい少女と、彼女を救った心優しき「光の竜」との恋物語。けれど寛大な目で壮大な時を見つめる竜族と、刹那に生きる人間たちが、共に生きた時代は変化のときを迎え――。神話の世界の壮…続きを読む
皆さまはこれまでに言葉を通して、其処に描かれた色や熱、あるいは光といったものを感じたことはおありでしょうか?それはいわば五感を濾して得た感覚、そのものたちです。この作品では自身がその場に立…続きを読む
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