雰囲気小説

導入から最後まで安定した文章で描かれていて、やはりしっかりとした文章力を持っている人の話を読むのは安定安心して読めます。ただ、今回の作風は全体の「雰囲気」の主張が大きく、これを書いて、これを通して、読み手たちに何を伝えたいのかが少し分かりませんでした。テーマといえばいいでしょうか?例えば昔話のようにオチに戒めや度を越した故の顛末などで幼児たちに伝えるものがあります。この作品を通して、何を伝えたかったのかが不明瞭では?と思いました。(癪に障りましたらいつでも消して下さい)